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2003年3月12日
公務災害確定させた!大阪・堺市のもと給食調理員3氏
 大阪・堺市の学校給食調理員だった北谷喜美子、丹南敏子、辻岡よし子(いずれもすでに退職)の3氏が、仕事によって指が曲がる「変形性手指関節症」になったとして裁判で争っていましたが、3月12日公務災害と確定しました。被告の地方公務員災害補償基金(府支部長・太田房江知事)が同日、二審判決を認め上告を断念したため確定したもの。 「変形性手指関節症」は、長年にわたる給食調理員の労働によって生じたもので、指が曲がって痛む傷害。3氏は、1996年3月に基金府支部に訴えましたが、公務外の認定で、不服審査でも同様の結果でした。 このため、同年8月に大阪地裁に提訴、2001年5月に、公務災害と認定する判決が出されました。これを不服とした基金側が控訴したため大阪高裁で争い、さる2月27日に高裁も再び公務上の災害だとする判決を出していました。 2月28日には、日本共産党の宮本たけし参院議員も同行し霞ヶ関の同基金本部で上告しないよう要請しました。 3氏は「これ以上自分たちのような手指障害を発生させてはいけないという思いで頑張ってきました」と、判決に勝利した喜びを話しています。 宮本参院議員は「今回の高裁判決確定は当然のことと思う。基金には今後、給食調理員をはじめ公務員の権利や保障をきちんとするよう求めたい」と話しています。 (2003年3月19日 しんぶん赤旗日刊紙掲載)
2003年2月28日  
「公務災害を認めて」地方公務員災害補償基金本部と交渉
 堺市の学校給食調理員が「変形性手指関節症」(通称「指曲がり症」)の公務災害認定を求めている問題で、2月28日、調理員の北谷喜美子さん、丹南敏子さん、辻岡よし子さん(いずれも現在は退職)と堺市職員労働組合、大阪自治労連の代表が、東京・霞ヶ関の地方公務員災害補償基金本部を訪れ交渉をおこないました。宮本たけし参院議員が同席しました。
 この問題では、同基金の大阪府支部が傷害を公務外と判断したのは不当であるとして、3氏が基金を相手に提訴。大阪地裁でも、大阪高裁でも公務災害を認め、調理員側勝訴の判決が下っています。
 要請で3人は、痛む曲がった指を見せながら「今度こそ上告せず、早く公務上認定をしてほしい」と訴えました。また、同組合の代表は「校長先生も公務上である認めている。現場を見れば実態はわかるはず」と指摘し、現場調査を反映させた的確な判断を求めました。
 宮本議員は「司法は二度にわたり基金の判断を否定したのであり、基金はその判断に従うのが当然。職員の救済機関である本来の役割を発揮すべきだ」と述べました。
応対した濱崎孝事務局長は「二度の裁判結果は十分重く受け止めている。要請の主旨を十分に踏まえ判断したい」と答えました。

リンク<「地方公務員災害補償法」に対する宮本たけしの質疑>
http://www.miyamoto-net.net/sanin/021128a.html
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