「今日のタックル」
2003年10月のバックナンバー
○×○ 10月1日(水) 「アメリカ言いなり」の首相答弁 ○×○
今日から衆議院予算委員会が始まり、わが党から志位和夫委員長が質問に立ちました。私も衆議院予算委員会室に応援傍聴に行ってましたが、NHKの中継で志位委員長の後ろで傍聴する私の姿、見ていただきましたか?
志位委員長は、世界の流れに逆らい、アメリカの言いなりにイラクへの自衛隊派兵を強引にすすめようとする小泉首相と正面対決。国連総会でアナン事務総長が名指しは避けつつもアメリカの先制攻撃戦略や一国主義を批判した発言を示し、この批判がアメリカに向けられていることは明瞭だがそれを認めるか、と質問。
なんと首相は、何度訪ねられても、これほど明瞭なことにも言を左右してまともに答えないありさま。アメリカのアーミテージ氏に「お茶会じゃない」「ぐずぐずするな」と一喝されたら、たちまち自衛隊のイラク派兵を急ごうとする、逆にアメリカに都合の悪いことは国連事務総長の言葉であってもまともに受けとめない、まさに「アメリカ言いなり」の姿が明らかになりました。
予算委員会終了後、参議院議長公邸でおこなわれたニュージーランド国会、ハント議長一行の歓迎晩餐会に出席。私はニュージーランドとはラグビーでのおつきあい(ニュージーランドのナショナルチーム「オールブラックス」は強い!)もあり、招待されたものです。
同時に私の高校時代の恩師である小川芳男先生がニュージーランドに語学留学して「50歳!語学留学奮闘記」という本(文芸社、1200円)を出版されたこともあり、身近な国の一つです。ニュージーランド大使館のかたに先生から押し売りされた本を1冊、私からさし上げました。
○△◆ 10月2日(木) 民主党も将来の消費税増税を公言 ○△◆
今日は参議院に舞台を移して予算委員会の総括質問。わが党からは年金問題で、小池晃参議院議員が質問に立ちました。小池議員は年金財政の悪化には(1)基礎年金国庫負担2分の1への引き上げ先送り、(2)積立金運用での多額の損失や株式運用、グリーンピアの売却損など、(3)リストラの推進で支え手が減少、の3つの原因があり、ここを根本的に解決してこそ年金制度の真の改革になることを指摘。
ところが政府から次々出される検討案は、そのすべてが、はじめから「国民負担増」と「給付の削減」しか頭にないものばかりです。民主党もついに「経済成長率が2%になれば、年金財政のための消費税増税」を公言しました。
政府が国民に約束してきた基礎年金への国庫負担引き上げを先送りし、年金積立金の運用で多額の損失を出しながら誰も責任をとろうともせず、その一方で国民にだけ負担増と給付減という「痛み」だけを押しつける議論は絶対に容認できないと批判しました。
私の所属する総務委員会は、今国会も公務員給与を削減する給与法改悪案の質疑が行われます。論戦に備えて、人事院、総務省人事・恩給局からそれぞれ来てもらってレクチャーを受けました。
午後からは若手国会議員メールマガジン「未来総理」の原稿を執筆。
夕刻は党国会議員団としての定例の国会情勢報告宣伝で新宿駅で演説に立ちました。弁士は小林みえ子参議院議員と私の「大阪コンビ」でした。
◆□◆ 10月3日(金) 委員会運営では与党追従の民主党 ◆□◆
参議院総務委員会理事懇談会が開催され、今日衆議院通過が予定されている給与法の参議院質疑の日程などが協議されました。与党は10月7日に総務委員会を開催し給与法の質疑・採決を提案。
私は「内閣改造がおこなわれ大臣も変わった。当然麻生総務大臣の所信表明を聞き、それについての質問をおこなってから法案審議にはいるべき」と主張しましたが、与党は「衆議院の10日解散を既定方針として、それから逆算した日程に固執、残念ながら民主もそれに了承を与えるかのような態度で、結局は大臣の所信的あいさつを受け、その後、その質疑も合わせて法案審議に入り、採決までと決められました。
本来二日に分けて行うべきものを一日でやるのですから、質疑時間を十分にとるのは当然のことです。ところが与党は3時間コースを提案、民主党もそれを言下に了承。しかも衆議院ではその3時間を民主80分、共産、社民40分と割り振ったにもかかわらず、参議院では自民35分、民主50分、公明、共産それぞれ25分、社民、無所属それぞれ20分、という割り振りを提案。
「『3時間コースは衆議院を参考にした』などといいながら割り振りはなぜ衆議院を参考にしないのか」との私の意見に誰も答えられないまま、委員長が「理事の合意によって与党提案どおり」などと仕切って強引に決められました。参議院総務委員会で正規の理事を出しているのは自民と民主の二会派のみです。
テレビや街頭では総選挙を前にして「小泉政権と対決する」などと威勢のいい民主党ですが、今国会の委員会運営、冒頭からこの調子では、先が思いやられます。
午後三時半国会発。羽田から関空へ。関空から堺市へ。先のいっせい地方選挙で引退された奥野かつみ前府会議員の「励ます会」に出席。奥野さんの長年のご奮闘に感謝するとともに、国会議員を代表してごあいさつを申し上げました。
あいさつを終えて、すぐに飛び出し大阪狭山市へ。大阪狭山市でひらかれた衆議院大阪15区予定候補の中野好博さんの演説会に駆けつけ、最後の弁士をつとめました。
○○○ 10月4日(土) 安全・確実・納得のいく方式が大事 ○○○
大阪司法書士政治連盟のみなさんが開催した、「不動産登記オンライン化」の法改正についてのシンポジウムにパネラーとして参加。自民・谷川参議院議員、公明・佐藤衆議院議員、民主・山本参議院議員の各氏とともに2時間半にわたって討論しました。
不動産登記のオンライン化は政府がすすめる「電子政府(e-japan)」計画にもとづくもので、これまでの書類による申請に加えて、オンラインによる申請を認め電子化しようというもの。わが党は「電子化、IT化」の流れはもちろん否定せず、国民サービスの充実のために活用すべきとの考えですが、あくまで国民の納得と合意が前提であり、くれぐれも拙速は慎むべきだと考えます。
今回の法案(骨子)をめぐっては(1)出頭主義の廃止とオンライン申請だけでなく郵便申請も認めること、(2)登記済証(いわゆる権利書)をなくして「登記識別情報」という記号と数字を組み合わせたものにすること、(3)登記官の権限を強め、申請人の確認にあたって、出頭を求め質問し、調査する権限を付与すること、などをめぐって、司法書士のみなさんからもたくさんの批判と懸念が出されています。
そもそも「不動産登記」などというものは業者はともかく、一般の国民にとっては一生に何回もすることでもなく、しかも一度不正が行われれば、場合によっては億単位の損失を被るもの。あくまで、そういった方々の不安にこたえ、安全・確実・納得のいく方式でオンライン申請を導入するのがスジです。
私はとくに国会で「IT基本法」をはじめIT政策に専門に取り組んできた議員として、ITのセキュリティ技術は依然として発展途上であること。しかもその途上の技術さえ使いこなせるのはごく少数で、まだまだ国民の間に定着しているとは言えないこと。その段階で権利書を「登記識別情報」に切り替えるというのはきわめて問題が多いということを訴えました。
夜は阪南市で衆議院大阪19区予定候補のわけ豊さんの演説会に駆けつけ、訴えました。
◆◆◇ 10月5日(日) 「ツインタワー」の復活を! ◇◆◆
朝から東大阪で開かれた大婦協(大商連婦人部協議会)の総会に出席してあいさつ。大阪の業者運動をリードする女性のみなさんを前に、国会情勢を報告し、小泉政権の業者いじめの政治のひどさを語り、目前に迫った解散・総選挙で審判を下そうと訴えました。
あいさつの後、会場を飛び出して一路淀川河川敷へ。河川敷で開催された「淀川ハゼ釣り大会」へ。大会には衆議院5区予定候補の山下よしきさんや「週刊つりサンデー」の小西和人さんが参加されており、親しく懇談。「河川法改正後、淀川の護岸を石積みにしたことで魚が戻ってきた」と小西さん。同時に「海にはまだそういう法律がない」とも。大阪湾の環境を守るためにも、大阪市長選、府知事選で流れを変えようと話し合いました。
その後ハゼ釣り大会の表彰式。今日は大潮ということで釣果は今ひとつ。それでも優勝者は21・を超えるサイズを釣り上げたのをはじめ、「その他」の部では「ちぬ」を上げた人もいてなかなかたいしたものでした。私もあいさつさせていただきましたが、自然環境と平和を守ってこそ、釣りも楽しめる。来る選挙でのご支援を訴えました。
午後3時から衆議院大阪5区予定候補で比例近畿ブロック名簿登載予定者でもある山下よしき前参議院議員の事務所びらきに参加。事務所は十三商店街の一等地で抜群のロケーションです。200人以上の方々がつめかけ山下さんの必勝を誓い合いました。私もあいさつで「山下よしきさんとは国会で日本共産党のツインタワーと呼ばれてきました。どうか国会に戻していただいて、『ツインタワー』復活を」と訴えました。
その後、新大阪から上京。夜7時に議員会館に到着し、石井政策秘書と協力して、7日におこなわれる給与法の質問を準備。
○▲○ 10月6日(月) 戦争でテロはなくならない ○▲○
朝11時から参議院本会議。いよいよ「テロ特措法改正案」が参議院で審議入り。本会議での代表質問には小泉親司議院がたちました。小泉議員は「戦争でテロはなくならない」と指摘。「戦争でテロを根絶できるという考えを根本的に改めるべきだ」と首相に迫りました。
首相は「テロとの闘いに国際社会とともに取り組むことは、わが国の国益に沿うもの」などと強弁。「世界の中の日米同盟を一層強化してまいります」と開き直りました。一方、民主党を代表して質問にたった小川勝也議員は、テロ特措法にもとづく自衛隊などへの後方支援について「国際社会から高い評価を受けたことは、誠に喜ばしい」などと述べるなど、この問題でも民主党は自民党との対決軸を示せなくなっています。
昼休み民青同盟大阪府委員会で専従をしていた小玉直也君が来訪。聞くともうすぐイラクのバグダッドへ行くとのこと。久しぶりに昼食をともにしながら、いろいろ懇談しました。イラク現地はいまだに全土が戦闘地域、たとえ私が止めても、やめるような人ではないと知りつつ、くれぐれも無事に返ってくるように言いました。
午後3時までに質問を作成。3時50分の新幹線「のぞみ」で帰阪。
新大阪から地下鉄御堂筋線で難波へ。午後7時に難波府立体育館に入り、市田書記局長を迎えた大演説会で、来年の参議院選挙の候補者として紹介されました。それを終え、市田さんの演説も聞かずに関西空港へ。午後9時25分発のANAで羽田へ。午後11時半、宿舎に帰り着いて就寝。
◆◆○ 10月7日(火) 郵政・公務員給与で麻生大臣と論戦 ◆◆○
朝、9時50分から参議院総務委員会理事会。この前の理事懇談会で質疑時間3時間コースで押し切り、私の異議にもかかわらず、わが党25分などという時間配分をおこなったにもかかわらず、今日の朝になって自民35分、公明25分の質問は行わないなどと言い出しました。これでは質疑時間2時間です。
私はあらためて理事会の場で、このような運営の不当性を批判。それでも委員長は「承っておく」と言うのみで話になりません。午前10時から総務大臣の所信的あいさつを受け、中島人事院総裁から人事院勧告についての報告を受け、麻生大臣から「給与法」についての趣旨説明を受けた後、質疑に。
私は質問で、「昨年わが党は『郵政公社法案』に反対し、政府のすすめる郵政公社化は『郵政民営化の一里塚』にほかならないと指摘した。今回小泉内閣が2007年郵政民営化を内閣の方針にしたことで、まさにわが党の指摘の正しさが証明された。それを認めるか」と迫りました。
麻生大臣の答弁は、片山前大臣以上ののらりくらりで、まったく歯切れが悪く、まともな答弁ができないありさま。そりゃそうでしょう。昨年、国会で大臣が答弁したことを、ことごとくくつがえすようなことを内閣の方針にしたのですから。ここにも小泉政治の破たんと行き詰まりの深さがあらわれています。
また給与法では、民間の給与が引き下がっているので公務員給与も引き下げる、というがその根本には泥沼化している景気の低迷があること。この大不況をつくった責任は、一般の公務員や国民にあるのではなく、まさに小泉政権の経済失政にこそ、その主な責任があることを指摘し、「経済運営の失敗を認めるか」と迫りました。
麻生大臣はかねてより、小泉政権の経済運営には繰り返し不満を表明してきた人物。どういう答弁をするのかと思ったら、結局「政府に責任が一切ないとは言わないが、政府の責任ばかりでもない」などというつまらぬものでした。おまけに「幸い、この10年でGDPもわずかながら上昇し、そこそこの経済は維持してきた」などと答弁。私は「民間も公務員も労働者の賃金は『そこそこ』などという状況はまったくない。下がりっぱなしではないか」と指摘しておきました。
わが党は、「公務員の給与を民間より高く維持せよ」などと言っているわけではありません。政府の経済失政によって民間労働者の賃金がさがり、それにともなって公務員の給与を引き下げれば、その影響は恩給や年金にも波及し、また民間の賃金が引き下げられます。こうして賃金の「デフレスパイラル」が生じて、景気はいっそう悪くなって行くのです。民間も公務員も、これ以上のリストラや賃下げの悪循環を断ち切ることこそ、このスパイラルから抜け出す道だと指摘しているのです。
委員会終了後、「週刊新潮」の取材。郵政事業の問題点について1時間ほど意見交換をしました。
◆◎◆ 10月8日(水) サービス残業是正へ労基署を激励 ◆◎◆
昨日の総務委員会では、私の異議を押しきり、あんなに急いで一日で「給与法」の質疑・採決まで行ったにもかかわらず、何と今日は本会議はなし。総務委員会以外に法案が提出されている他の委員会の動きを見ても、法務委員会では昨日は趣旨説明だけ、外交・防衛委員会は質疑はしたが採決はせず、それぞれ木曜日に委員会を開いて質疑や採決をするということになっています。このこと一つ見ても、わが総務委員会理事会の運営、正規理事を占める自民・民主の両党と、景山俊太郎委員長の運営の異常さがうきぼりとなりました。
今日は、「ダイハツ」でのサービス残業是正の問題で淀川労働基準監督署へ申し入れに行くことになり、急きょ帰阪。山下よしき前参議院議員(党中央「リストラ反対・雇用を守る闘争本部」事務局長、衆議院大阪5区予定候補)、藤木くにあき弁護士(衆議院大阪15区予定候補)とともに午後4時、淀川労働基準監督署へ。
去る9月2日、ダイハツの労働者からの告発を受け、淀川労働基準監督署の5人の監督官がダイハツにサービス残業問題で、実態調査に入りました。その場で問題点が指摘され、後日、是正勧告を発出。それを受けて会社は労働者に対し「終業時刻は正確につけること。サービス残業は『しない。、させない』」などの報告をおこないました。
今回の申し入れは、淀川労基署の調査と是正勧告が、ダイハツに、サービス残業の実態調査と割増賃金の遡及支払い、長時間労働に対する対策をおこなわせることになったことを評価し、激励するとともに、その後も、なおある職場では「あまりにも遅い時間にメール等の履歴を残さない」とのサービス残業隠しの指示が行われるなど、なお不誠実な対応が見られるダイハツに対し、いっそう徹底した指導を要求するものです。
申し入れを受けての監督官との懇談では、淀川労働基準監督署(担当エリア:淀川区、東淀川区、豊中市、池田市、箕面市、豊能町、能勢町)に3万1千事業所があり、それを8人の監督官で監督しているとのこと。とても、全部に目を光らせるには無理があるということを実感しました。国会でも、与党はもちろん野党・民主党も「とにかく公務員の数を減らす」ことが「行政改革」であるかのように言う論調が支配的です。
でも与党も民主党も、自衛隊員や警察官の数は聖域にして、むしろ大幅に増やそうというのです。しかし、自衛隊など増強の必要はありませんし、警察は「ビール券をもらって『武富士』のために仕事する」というようなことを止めるのが先決でしょう。むしろ今、求められているのは、ここまで貧弱な労働基準監督官の体制の増員だと実感しました。
申し入れを終え、ただちに再度上京。
☆◆☆ 10月9日(木) 真の改革を力の限り訴える決意 ☆◆☆
今日は総選挙の前哨戦となる参議院埼玉選挙区補欠選挙の告示日、日本共産党からあべ幸代さんが立候補しました。阿部さんとは私も当選以来3年間にわたって参議院での活動にともに携わったものとして、ぜひとも参議院に戻ってほしいと思います。
国会では、解散を前にして「党首討論」がおこなわれました。
わが党の志位委員長は、総選挙の熱い争点の一つとなっている、年金問題をとりあげ、(1)基礎年金の国庫負担率をただちに二分の一に引き上げる。(2)その財源は無駄な歳出削減でまかない、庶民増税に求めない、という2点で小泉首相の姿勢を正しました。
小泉首相は「税金は国民全体で負担するものだ」などと述べ、増税の立場を否定しませんでした。同時にこの党首討論で民主党の菅代表は、自民党が「消費税の将来の姿を示そうとしない」のは無責任だなどと言い、民主党が年金財源のための消費税増税をマニフェストに示したことを自画自賛しました。
今日の党首討論の中身をみても、今回の総選挙が、国民に隠れて消費税増税をたくらむ自民・公明勢力か、公然と消費税増税を叫ぶ民主か、それとも国の予算の流れをおおもとから変え、消費税増税に断固反対する日本共産党か、三つの流れの選択になっていることを実感します。
日本共産党が躍進してこそ、真の日本改革がすすむことを力のかぎりに訴えます。
▽★◎ 10月10日(金) 衆議院が解散されて総選挙へ ◎★▽
朝10時から参議院本会議。ついに衆議院の解散が予想される日を迎えました。
午前中の参議院本会議では、インド洋への自衛隊のイージス艦の派遣と、米軍などへの給油の活動を2年間延長する「テロ特措法改悪案」が採決されました。
投票結果は自民・公明など賛成137票、反対100票で可決成立させられました。民主党は法案の採決では反対票を投じましたが、昨日の「テロ特別委員会」での質疑終局、採決には粛々と賛成。わが党などの反対にもかかわらず、結局は日程には協力するありさまです。
本会議終了後、ただちに総務省に。国民救援会や自由法曹団、全労連のみなさんとともに、公職選挙法を所管する総務省選挙部に申し入れ。選挙の自由を守り、警察などの選挙への介入や選挙弾圧をやめよとの内容です。また「企業ぐるみ選挙」や謀略的な選挙妨害についても毅然とした対応を求めました。申し入れには内藤功弁護士もご一緒されましたが、内藤さんは東京選挙区選出の元参議院議員、私の大先輩です。
それを終えて、ただちに国会へ。12時30分から、国会議員団会議。まもなく始まる衆議院本会議での解散で、議席を失い、今回限りで引退を予定している6人の衆議院議員からあいさつを受けました。その6人は、不破哲三、松本善明、小沢和秋、矢島恒夫、藤木洋子、大幡基夫の各氏です。
午後1時から衆議院本会議。参議院議員傍聴席から傍聴。開会してすぐ、福田内閣官房長官が紫のふくさの上に「解散詔書」を乗せたお盆を持ち議場に入って来ました。議長がそれを取り上げ「日本国憲法に基づき衆議院を解散する」。わが党以外の議員は立ち上がって「バンザイ!バンザイ!」・・・どういう意味の万歳なんでしょうか?
もう一度国会議員団が集まり、不破議長、志位委員長からの訴えを受けた後、ただちに選挙区へ。
私もただちに帰阪し、大阪駅ナビオ阪急前で、長谷川良雄大阪4区予定候補、山下よしき前参議院議員、吉井英勝前衆議院議員らと解散後第一声。
それを終えて、ただちに堺へ。大阪17区予定候補のまなべゆたかさんの決起集会で30分間にわたって報告を訴えをおこないました。
●△◆ 10月11日(土) 農家が農業で生活できる農政を ■▼●
今日からいよいよ街頭宣伝。今朝は大阪14区、野沢みちあきさんとご一緒に、八尾市内を演説してまわりました。民主党はとうとうマニフェストで年金財源のための消費税の増税や、憲法についても「創憲」などといって「新しい憲法をつくる」という立場を鮮明にしています。
本当の日本改革への立場と政策、力を持っている政党、候補者は誰かを訴えました。たくさんの方が立ち止まり、耳を傾けて下さいました。
途中、稲刈りをしている農作業中とのかたと対話。「今年は冷夏で不作」とのことですが、「不作より何より一番の大問題は自民党の農政だ」とのこと、「つくったお米は売っても30万円にしかならず、1ヶ月も暮らしていけない」とのこと。3兆円を超える農林水産予算の主役を、農道空港など無駄な公共事業から、価格補償や農家の所得保障に切り換え、農業で生活できるまともな農政を、と訴えました。
実は、今日・明日の2日間、岸和田は「岸和田祭」。9月14日、15日に続いて、今度は山の手地域のだんじり祭が行われています。中一の息子は祭をやってる地域の友だちの家へ泊まりがけで行くと言うのです。「おいおい」と思いながらも、自分のことを振り返れば、「あかん」とも言えず、結局今夜は、妻と娘と私の3人でした。
□◇□ 10月12日(日) 国民に冷水をかけるのをやめよ □◇□
私の家の30メートル先の道路を渡れば、そこは「西之内町」で、山の手地域の祭をやっています。朝からだんじりの音が聞こえると、娘も家を飛び出して行ってしまいました。本当にどうしようもない「だんじり一家」です。まあ、私も人のことは言えませんがね。
「しょうがないやつらやなあ」と思いつつ、私は朝から堺市に。
午前中は城かつゆき堺市会議員と17区まなべゆたかさんの地域を街頭宣伝。昨日に引き続き、たくさんの農作業中のかたがたが私の訴えに耳を傾けて下さいました。
午後は、大阪16区予定候補のすがの泰介さん、そして岡井つとむ堺市会議員と16区内を街頭演説。JR堺市駅前のすがの事務所に行ってみると、なんと駅前にもうすぐ公明党の坂口厚生労働大臣が来るというのです。大きな音で公明党の宣伝カーがコマーシャルを流していました。
内容は、あれもこれも「全部公明党がやった」というもの。私は国会に身を置くものとして、とても黙っていられない思いで聞きました。
だいたい、いま公明党は「公明党はやる!」というポスターをはっています。しかし「やる!」とは言うものの、何をやるのかは一切書いてありません。そして駅前のコマーシャルでは児童手当の拡充をやったとか、奨学金の充実をやったとか、乳幼児医療の助成の実現をやったとか言うのです。
しかし公明党がやったのは、そんなことばかりではありません。戦争法、テロ特措法、有事3法、イラク特措法、憲法を踏みにじる悪政を自民党と一緒にやってきたのが公明党です。また医療費の負担増や年金の切り下げをやったのも公明党の坂口大臣です。
乳幼児医療費の助成制度は、日本共産党と住民のみなさんの粘り強い運動で、堺でも実現をしてきたのをはじめ、今では全国すべての自治体にひろがりました。ただし国の制度は一切ないのです。私も名前を連ねて、「乳幼児医療費助成制度を国の制度にする法案」を参議院に提出してきましたが、それを一切取り上げようともしないのが公明党、坂口大臣ではありませんか。
公明党のやっていることは自民党と一緒になって国民に冷水をぶっかけておきながら、国民が風邪をひきそうになったら、風邪薬やマスクを配って、「これをやったのは公明党だ」と恩を売るようなものです。そんなものを配る前に、「自民党と手を組んで国民に冷水をかけるのをやめなさい」私はそれが先決だと思います。
∨◎∧ 10月13日(祝) 泉州人の汚名返上をと訴える ∨◎∧
大阪は、朝から土砂降りの大雨。その大雨の中を、衆議院大阪19区予定候補わけ豊さんの事務所びらきに駆けつけました。雨の中、どれだけの人が集まって下さるかと心配しましたが、阪南市の岸本助役をはじめ、急きょ屋内に変更した会場には入りきれないほどの方々がつめかけ、わけさんへの期待の高さを実感しました。
この選挙区は、ご存じ現職の保守新党議員が、暴力団関係者から当選祝いを受け取ったり、秘書給与を払ってもらったり、「ちょんまげ」を切ったものの居座り続けているという人物。最近では葬式に線香をばらまいていたことも発覚しました。
私なども同じ泉州人ということもあり、国会で「泉州の人はみんな暴力団とおつきあいがあるのですか?」などと聞かれる始末。冗談じゃありません。泉州の人間は言葉は荒いが、弱いものイジメは大嫌い。弱いものを食いものにする暴力団などは許さないのが本当の泉州人です。わけ豊さんで、「泉州人の汚名を挽回しよう!」と訴えました。
終了後、上京のため関西空港へ。午前11時半ごろ空港へ着いたら、午後2時30分発のJAL便まで便がないというありさま。しかたなく、特急「はるか」で新大阪へ。新大阪から午後1時の「のぞみ」で上京。議員会館に午後4時過ぎに到着し、結局、飛行機より早く着きました。この調子では、「関西空港二期事業」の見通しはますます暗そうです。
☆◆△ 10月14日(火) 政府の干渉にこそメスを ▽◆☆
衆議院が解散され、国会議員団としての対応は参議院議員がしなければならず、今週は国会に足止めされています。今日は「虹と緑の500人リスト」という運動をされているみなさんが、地方公務員制度改革と地方公務員のあり方についての政策研究会を開催され、日本共産党にも出席して考えを述べるよう要請がありました。
私が出席して10分程度、わが党の「自治体労働者論」と「公務員制度改革」についての考えを説明。この「虹と緑の500人リスト」のみなさんは主に地方議員の方が多く、そういう点では地方行政のプロ。
政党とは別に総務省自治行政局公務員部公務員課「地方公務員制度改革推進プロジェクトチーム」からも担当者が来て説明していましたが、私が参加しているのを見て、慎重に言葉を選んでいるのがわかって傑作でした。
それでも地方議員さんたちから、鋭いツッコミを入れられて、総務省の担当者もタジタジの場面も・・・。だいたい政府や総務省の言う「公務員制度改革」なるものは動機が不純です。「地方公務員が、身分保障に安住せず、その持てる能力を最大限発揮」できるようにするために公務員制度の「改革」を行うと言うのです。
果たして、地方公務員が持てる力を最大限発揮できていないのは「身分保障」のせいでしょうか。そういう場合が絶対ないとはいいませんが、主な原因はそんなことではありません。依然として自治体に国があれこれと口出しし、指図して、国保料滞納者からの保険証取り上げや生活保護の打ち切りをさせています。
一方、多くの自治体ではオール与党体制にかつがれた首長が議会と一体となって、住民の大切な税金を無駄使いの典型のような大規模開発に注ぎ込み、自治体労働者にそういった仕事を押しつけています。一方で幹部職員やエリート職員だけは優遇され、停年退職後も「天下り」、こういうものこそ「職員の能力の発揮」を阻んでいる最大の要因です。「公務員制度の改革」というなら、こういう問題にまっ先にメスを入れるべきだと訴えました。
◎●○ 10月15日(水) 若者と新鮮なディスカッション ○●◎
今日は,国立オリンピック記念青少年総合センターで開催された「ワカモノトークセッション」にゲストとして参加。このイベントは選挙年齢の引き下げを求める若者たちの団体「Lights(ライツ)」が主催したもの。
前回の超党派国会議員との懇談の時、「今ひとつ盛り上がりに欠けるのをどう打開するか」とのライツのみなさんの質問に答えて。
「選挙年齢引き下げを、ただ単なる枠組みの問題として論じている限り限界がある。相手は『そうはいっても若者は政治に無関心じゃないか。そんな無関心な若者に選挙権なんか与えても投票率が下がるだけ』というのを唯一の反論としている。だから枠組みではなく政治のナマの問題を直接論じ合う熱い討論が必要ではないのか」と、私が若者たちを挑発して実現した企画。責任をとって行ってきました。
事前に寄せられた質問は、「ODA」(政府開発援助)の問題点や「FTA」(アジア自由貿易協定)について、環境問題、市民参加とNGOの役割、国家のアイデンティティと自主防衛についての考え方、子どもの権利条約と行政への子どもの意見表明権の問題など、なかなか大したもので、挑発した本人としては「戦々恐々」参加しました。
ゲストできてたのは民主党参議院議員の鈴木寛さんと私だけ、若者たちと真剣なそして実りあるディスカッションができたと思います。中には制服姿の高校生・中学生もいて、彼ら彼女らが堂々と意見をのべ、私たち国会議員にせまってくる姿に、未来への確信をあらためて実感しました。
わが党は、選挙年齢は当然のこととして、ただちに18歳に引き下げるべきだといっかんして主張してきました。いまや185国連加盟国で147カ国が18歳以下選挙権を実施、、サミット参加国中で18歳以下選挙権を実施していないのはわが国だけです。日本にで活動する主要政党は、わが党はもちろんこの問題の最大の抵抗勢力である自民党でさえ、入党要件を「18歳」としています。
私は最後の青年へのメッセージで「青年たちには『若い』というそのこと自身に、かけがえのない価値があるということをつかんで欲しい。人生において残された時間が多いということは絶対的に価値のあることだ。失敗を恐れず、あきらめず、どんなことにもチャレンジして、自分なりの確かな生き方をつかみ取って欲しい。もう一つ、その際、すべてのものには必ず『なぜそうなっているか』という理由がある。すべてのものに『なぜ?』と問いかけ、その背後にある原因をつかみ取り、それを変えていく努力をして欲しい。」と述べておきました。
久しぶりに、若者たちとの新鮮なトークセッション、こちらが元気づけられました。
◎〓≡ 10月16日(木) 誰でも駅をつかう権利がある ≡〓◎
朝から大阪市鶴見区にお住まいの藤原さんがお見えになり、交通バリアフリーの現状についてご意見をうかがいました。
藤原さんはハンドル式の電動車椅子(スクーターのような形のもの)に乗っておられるのですが、何とJR東日本、JR東海はこのハンドル式電動車椅子の乗車を拒否しているというのです。
「これはいかにもおかしい」ということでただちに国土交通省に問い合わせました。国土交通省では、この間藤原さんのような要望が多く、研究会での検討の結果、7月には「研究会報告」が出され、8月に鉄道局長名で各鉄道事業者に「一律拒否をしないように求める」通知を出したとのこと。この通知に基づき、年内には最低どのルートならハンドル式でも可能かをすべて報告させて、ホームページなどで公表する予定のようです。
本来「可能な駅」だけではなく、すべての駅が通行可能でなければならないはず。こういう問題にぶつかるたびに、私が「交通バリアフリー法」審議で指摘し、わが党の修正案に盛り込んだ「交通アクセス権を、憲法で保障された基本的人権として明記する」ということの重要性を痛感します。
午後1時に議員会館を出て、有楽町の東京国際フォーラムで行われた「第51回民間放送全国大会」に参加。日枝民放連会長(フジテレビ会長)のあいさつや麻生総務大臣、海老沢NHK会長の祝辞を聞きました。
今回の民放大会はサブタイトルに「地上デジタル放送元年」と銘打っているように、いよいよ12月から始まる地上波デジタル放送の推進が大きなテーマとなっていました。しかし、あいさつや祝辞では麻生大臣から「かつて私は『本当に大丈夫か?』と指摘した」という言葉が出ただけで、結局現在すすめられている、2011年アナログ放送打ち切り、という破たんしつつあるスケジュールへの根本的な批判は誰からも聞けませんでした。
その後ただちに国会に戻り、「草野護さん過労死労災認定を勝ちとる会」のみなさんとともに、厚生労働省への要請。草野さんは1998年12月4日、三井ホーム傘下の南大阪マイホームサービス株式会社本店事務所で業務従事中、急性心臓死で亡くなりました。すでに会社を相手取った民事裁判でも大阪地裁堺支部は「健康配慮注意義務違反」を認定し、原告の請求を基本的に認める判決が出されています。「一日も早い労災認定を」と申し入れました。
その後、自治労連の全国行動で上京されたみなさんの請願デモを参議院議員面会所で受け、大阪から来られた方々とごあいさつ。妻の勤める岸和田市職労の代表も来て下さっていました。
それを終えて、再び厚生労働省への要請行動。今度は私がいっかんしてとりくんできた「村上優子さん過労死公務災害認定問題」です。「引き続き人事院との協議中」としか答えない厚生労働省に現場の労働者からも怒りが爆発。私は今回も上京してくださった優子さんのお母さんの胸中を思い、「たとえ公務災害認定したとしても、死んだ優子さんは帰らない。お母さんにしてみれば、『補償なんかいらない、優子を生きて返してくれ』というのが偽らざる気持ちだろう。しかし、優子さんを返せるか?返せないだろう。にもかかわらず、厚生労働省が人事院との協議を口実に、その認定すらせずに引きのばすなどということが許されるのか。」と問題提起しておきました。
■◆☆ 10月17日(金) 思いがけずオランダからの電話 ☆◆■
午後1時20分頃、先日私を訪ねてくれた小玉君から私の携帯に電話。今オランダにいて、午前6時20分だということでした。
小玉君はこの前私を訪ねてくれたとき、何とバグダッドへ行くというのです。あわてて外務省のホームページをひらき「海外安全ホームページ」(渡航情報)を見たら、全土で「退避を勧告します」、そのページのイラクの地図を開くと、もちろん全土が真っ赤(最大危険度)。あたりまえです、「イラクに非戦闘地域はない、全土が戦闘地域だ」と何度となく指摘してきたのはわが党なんですから・・・。
「やめろ、死ぬぞ、生きて帰れる保障はないぞ」と止める私に、「宮本さんは国会追及で、これを追及したら命を落とす危険があると思ったらやめますか?」などと、屁理屈をこねるのです。「イラク戦で劣化ウラン弾が使われた事実を自分の目で確かめたい」とのこと。「いよいよ、やめろ。劣化ウラン弾の放射能の半減期は30億年以上だぞ。被曝するじゃないか」という私の言葉には。「精子を冷凍保存してきました。もし子供が産まれなくなっても大丈夫です」などと言ってのける彼。
いくら説得してもやめるような男ではない、と知りつつも止めずにはおれませんでした。
バグダッド入りの前にドイツに立ち寄って劣化ウラン弾反対の国際会議に参加すると言っていましたが、そのドイツ入りがオランダ経由のようです。
彼から届いたオランダの感想は、「オランダには階段や段差が一つもない。バリアフリーが徹底している」ということでした。ちょうど昨日、ハンドル式電動車椅子問題で大阪の藤原さんと議論した直後なので、大変頷ける話で、「大きな荷物を持った我々のような旅行者にも大変助かる」という話に、それこそが「ユニバーサルデザイン」という考え方で、「障害者に優しいということは、当然普通の人にも優しいということでなければならない」という考え方で街全体が設計されているんだよ、などと説明しながら、「ところでイラクは、くれぐれも気をつけろよ」と言いつつ電話を切りました。
小玉君からはドイツ、イラクの現地から、私の携帯に電話が入るようです。また連絡があれば、ホームページで紹介します。
今日は午後の新幹線で、帰阪。「郵政民営化反対、日本共産党躍進、郵政労働者学習決起集会」の講師。いよいよ国会を離れ、これから総選挙投票日まで激戦の大阪を駆けめぐります。
∈★∋ 10月18日(土) 親子で自由研究が「特選」に ∈★∋
夏休みに娘と悪戦苦闘した自由研究、「水のふっ点の実験」が岸和田市の文化祭で「特選」となり展示されるというので、朝から娘といっしょに見に行きました。この実験はそもそも、ある日、娘と水の沸点の話になったとき、娘が「100度」と言ったのに対して、私が意地悪で「それは家や教室で計ったときだけで、山の上ではそうなれへんで」と言ったのがはじまりで、それならそれを実験するから、お父さんも手伝えということになって、手伝わされながらやったものです。
葛城山頂まで実験道具を持って二度も車で上がるなど悪戦苦闘したものです。結果は、見事に「葛城山頂(858M)では自宅で計ったより、水のふっ点は、ちょうど3度低い」という美しい結果になりました。
実は私自身も岸和田市立春木小学校5年の時「風の強さ調べ」で、6年の時は友だちとの共同研究「熱気球の研究」で、同じ「特選」を受賞したことがあります。受付をして下さっていた先生にそのことを言うと、「親子での受賞おめでとうございます」とのお言葉をいただきました。
午後から自宅発、午後3時からの池田市の演説会に駆けつけ、藤木くにあき9区予定候補とともに、池田のみなさんに訴えました。
★◆☆ 10月19日(日) 大阪民医連50年の歴史に学んで ☆◆★
朝から大阪4区長谷川良雄さんの選挙事務所びらきに駆けつけ連帯あいさつ。大阪4区は、私が議員になる前に共産党の活動していた地域で、いわば私にとって「第二の地元」です。朝から集まって下さったたくさんのみなさんとともに長谷川さんの必勝と日本共産党の大躍進を誓いあいました。
その後、池田市へ。池田市で、大阪9区予定候補の藤木くにあきさんの演説会へ。来年の知事選挙に立候補表明されている梅田章二弁護士も弁士にたち、府政の転換を訴えました。
演説会を終えて、中之島のリーガロイヤルホテルへ。「大阪民医連50周年記念レセプション」に参加。参加者のみなさんにごあいさつしました。民医連は、もともと「働くものと市民の診療所をつくろう」と労働者や市民がお金を出しあってつくった医療機関です。
労働者や市民の少ないお金でも、収入度外視で診療所に来て下さる医者は決して多くはありませんでした。そういうときに、やはり沓脱タケ子元参議院議員など、日本共産党員の医者が、その呼びかけにこたえたのです。だから民医連の運動にかかわるみなさんの中に日本共産党員や日本共産党を支持者が多いのは当然です。
「乾杯」もそこそこに、会場発。太子町の演説会へ。太子町は15区予定候補の中野好博さんが8期31年間町会議員をつとめてきた地元中の地元。日曜夜にもかかわらず、たくさんのかたがたが集まって下さいました。夜9時演説会終了。帰宅。
◎●◎ 10月20日(月) 「玉は砕けるとも、瓦は砕けず」 ◎●◎
午前中、昨年和歌山県橋本市の辻田さんに頼まれた色紙を書く時間をとってもらいました。書いたのは「たとい玉は砕けるとも、瓦は砕けず」という言葉。芥川龍之介の言葉ですが私の座右の銘です。
芥川は「玉は砕けず」(選ばれたもの、磨かれた至高の存在は一番強い)という世間の常識に異議を唱えました。「どんな玉も必ず砕けるであろう、しかし瓦は砕けない」と言いました。つまり瓦は玉よりもはるかに弱い存在ですが、この世に無数にある屋根瓦こそ、すべてを砕き尽くすことなど不可能です。
与党政治家や官僚、権力者など「選ばれた玉」がつよいのではない、額に汗して働くもの「無数の瓦」こそ、一番強いだ、という意味を込めて、この言葉を座右の銘としています。そして私は常に「瓦」の一人であり続けたい。
午後から、泉佐野市へ。大阪19区わけ豊さんの支援に入り、伊藤百合子泉佐野市会議員団のみなさんとともに、市内で演説をしました。
今朝、泉佐野駅頭に民主党の岡田幹事長が立ったとのこと。小泉自民党の民営化、菅民主党の高速料金無料化、どちらにしても「無駄な高速道路づくりをキッパリやめる」とは言いません。
「本四架橋を3本もつくったのは間違いだ」というが、自民も民主も賛成してつくったではありませんか、しかも4本目の本四架橋「紀淡海峡連絡道路」の計画がまだ生きており、それに対して、自民も民主もキッパリやめるとは決して言わないのです。「無駄な大型公共事業をキッパリ止めて、暮らしを予算の主役にすえる」本当の改革は企業団体献金と無縁な日本共産党だからこそできる、と訴えました。
∋×∈ 10月21日(火) "道路族"の圧力を追及した質問 ∋×∈
今日は衆議院大阪12区予定候補の西森洋一さんの支援に大東市に駆けつけ、地元市会議員団のみなさんとともに街頭から訴えました。大東は山下よしき前参議院議員の住んでいる町、小選挙区での西森洋一さんとともに、比例代表で「日本共産党」と書いていただけば山下さんも国会に戻ることができると訴えました。
今マスコミでは、藤井道路公団総裁の更迭問題が連日の話題になっています。わが党はもちろん藤井総裁にも無駄な高速道路をつくり公団に40兆円もの借金をつくった放漫行政の責任はあると考えます。藤井氏が責任をとることも当然です。
しかし同時に、高速道路は決して官僚だけでつくれるものではありません。「道路族」など言われる政治家が圧力をかけてつくらせてきたことは明瞭です。
昨年の通常国会の冒頭、参議院予算委員会で私はこの問題を取り上げて追及しました。
詳しい議事録は「論戦データベース」の154通常国会の1月31日予算委員会
http://www.miyamoto-net.net/sanin/020131.html#%90%C2%96%D8%8E%81%82%CC
を見ていただきたいのですが、2001年末、道路公団が高速道路工事の新規着工分13件の発注を見送ると決めたところ、その中に自民党青木参議院幹事長の地元、島根県の「仏経山トンネル」というのがあり、青木参議院議員が激怒したのです。
青木氏は道路公団や国交省に直接電話し「役人が小泉さんの口をまねて勝手にやるな!」とどやしつけ、自民党道路調査会長の古賀衆議院議員は「総裁は首を洗って待っておけ!」とまで言ったと報じられました。当時、扇国土交通大臣も石原行革担当大臣も私に対してしらを切ったものでしたが、今回の騒動で全部噴き出してきました。
いま、藤井氏は「俺の首をとるなら、A氏のこともB氏のこともC氏のことも、洗いざらいぶちまける」と開き直っています。自民党の山崎拓副総裁は、民主党にイニシャルの実名を明かせと詰め寄られて、「藤井総裁が建設省道路局長だったときの建設大臣は民主党の小沢一郎さんだった。名前を明かして困るのは民主党も同じではないか」と切り返されるありさま・・・。ひどいもんです。
日本共産党は衆議院が解散されている現在、参議院で国土交通委員会を開催し、藤井道路公団総裁を証人として喚問して、A氏、B氏、C氏はもちろんのこと、場合によっては小沢さんのことも全部はっきりさせようと申し入れました。このこと一つをとっても、本当の改革派が誰であるかは明瞭ではないでしょうか。
街頭宣伝の後、四条畷の「党と後援会の決起集会」に参加。西森洋一さんとともに選挙情勢と党の政策を訴えました。
≫∀≪ 10月22日(水) 私の追及を裏付けた「文春」記事 ≫∀≪
昨日、道路公団への青木参議院議員の圧力問題を私が昨年の参議院予算委員会で追及したことを書きましたが。最新号の「週刊文春」で藤井道路公団総裁が、イニシャルの実名をついに明かしました。
T氏というのは自民党の故竹下登元首相、A氏というのは青木自民党参議院幹事長、I氏というのは、なんと小泉首相の右腕といわれる飯島総理秘書官だったというのです。しかも「文春」の記事で藤井氏は「青木さんについては、一昨年、公団が13件の工事をストップした際、そこに青木さんの地元、島根県の工事が入っていて、お叱りの電話を直接いただいた件」と語っています。
まさに、私が昨年扇国土交通大臣や石原行革担当大臣に質したことは真実だったということが、今明らかにされました。
そのときの答弁は石原大臣も「事実を現実には承知しておりませんので、そういうことが言われたのか言われないかということについてはコメントできる立場にない」などというものでしたし、扇大臣にいたっては「みんな国会議員は地域の代表として国会に出てきて、自分たちの地域のために、国民の代表として、ここをこうしようということをみんなが私は政治に反映していくというのが我々国会議員の仕事」などと、「利益誘導何が悪い」と言わんばかりの答弁でした。
私はすかさず「そういう政治をやってるから駄目だということになっているんじゃないか」と指摘。国会議員は地域の利益代表ではない、国民全体のために仕事をするものだ、それを地域代表みたいなことばかりやって、結局高速道路は止まらずどんどんつくられてきたんだ、と反撃しておきましたが、まさに私の指摘どおりでした。
しかも、そういう政治にどっぷり浸かってきたのは自民党だけではありません。公明党も民主党も、大阪では社民党も、関西空港二期工事など採算がとれないことを百も承知ですすめてきたのです。このような勢力に「改革」を語る資格はありません。
○▼○ 10月23日(木) アメリカ言いなり政治にNo!を ○▼○
今日は大阪13区、東大阪へ入り、吉井英勝前衆議院議員と日本共産党への支持を訴えました。小林隆義府会議員や先の市会議員選挙でお世話になった、地元の前市会議員さんたちと、街頭から演説。
先日、ブッシュ大統領に対してイラク軍事占領の費用負担として15億ドル、1650億円もの出費を二つ返事で約束した小泉首相。7年間で50億ドルとも伝えられています。1650億円といえば年間の中小企業対策予算に匹敵する額。
中小企業の街東大阪で、不況のどん底にあえぐ中小企業経営者がどんなに苦しんでいても何一つしようとしない小泉政権が、APECの会議に行く途中に日本に立ち寄ったブッシュ大統領と晩飯を食べたら、そのついでにポンと中小企業対策予算に匹敵する15億ドルのプレゼント。とんでもない話です。
もちろん、日本共産党はイラクへの援助を一切するなと言っているのではありません。世界の大多数の国が主張しているように、イラク復興支援の仕事を一日も早く国連に移し、国連を通じての食料援助をはじめとする人道援助については日本も積極的に行うべきです。
ところがアメリカ言いなりに、アメリカへの費用負担に応じるという小泉首相、金だけでなく今回は自衛隊まで派遣するというのです。そして民主党も結局は自民党と同じようにマニフェストで「日米同盟機軸」をうたい、国連決議さえあればPKF(国連平和維持軍)への自衛隊派遣さえ可能とするという立場です。
「日本共産党はアメリカいいなりの政治をおおもとから切り換え、日米軍事同盟をやめて対等・平等・平和の日米関係をきずきます」と訴えました。
☆□☆ 10月24日(金) 若者の声援と励ましに勇気百倍 ☆□☆
今日は大阪の日本共産党労働者後援会のみなさんと大阪市内を訴えてまわりました。
朝はJR天王寺駅前で朝8時に第一声。15分間の訴えを終えた後、ただちに地下鉄で肥後橋へ。肥後橋から車でNTTテレパーク前に駆けつけ、8時45分から15分間、NTT労働者後援会のみなさんや長谷川良雄4区予定候補とともに訴えました。
その後、JR大阪支社へ。すでに民間私鉄5社の調査が完了し、私のホームページで結果を紹介している「バリアフリー調査」を大阪府下のJR西日本の全駅についても行おうということで、大阪本社を訪ね、調査への協力を申し入れ。前向きな対応を約束していただきました。調査結果が分かり次第、JRの駅の状況についてもホームページで紹介したいと思います。
午後、2時から再び労働者後援会のみなさんと大阪市内を街頭宣伝。森ノ宮、OBP(大阪ビジネスパーク)天満橋、天神橋、北浜、淀屋橋、肥後橋、大阪駅ヨドバシカメラ前と街頭演説をしてまわりました。
最後のヨドバシカメラ前では多くのかたがたが立ち止まり、お耳を傾けて下さって、大きなご声援をいただきました。演説後ずっと聞いて下さった若者に駆け寄ってお礼を言うと「日本共産党が政権を取れば、絶対政治が変わると思います」と言ってくれて、こちらも勇気百倍でした。
▼△▼ 10月25日(土) 大規模開発にメス入れてこそ △▼△
いよいよ総選挙公示も目前、今日は大阪15区中野好博さん、19区わけ豊さんの演説会を回りました。
中野さんの演説会は河内長野市内、続いて45分後には泉佐野市内で私の演説が始まるというスケジュール。
大阪外環状線を走っていては、ちょっと厳しいコースです。外環状線で岸和田まで戻り、近畿自動車道から阪和道に入り、泉佐野のジャンクションから関空道に入って、泉佐野出口で高速を降り、会場の「泉の森ホール」に駆けつけましたが、10分ほどタイムオーバー。
首を長くして待っていて下さった地元19区のみなさんに、お詫びを申し上げつつ、総選挙での日本共産党の勝利を訴えました。
それにしても私は、この泉佐野の「泉の森ホール」に行くたびに、いかに国や大阪府が、関空キャンペーンのなかで地元自治体に身の丈に合わない大規模公共事業を押しつけてきたかを実感します。
昨年3月26日、私は参議院総務委員会での「地方税法改正案・地方交付税法改正案」の質疑で「関空の開港にむけた開発で財政破たんした泉佐野市」の問題を取りああげ、「総工費三百億円、世界への情報発信の拠点、世界の玄関口にふさわしい日本一の施設をとこう言って、大ホール千四百席、三百二十一平米のレセプションホール、茶室からハードディスクレコーディング装置まで備えた音楽スタジオまであるという超豪華なホールセンターを造」ってきたことを指摘。
それこそがこの「泉の森ホール」です。せいぜい年間の予算規模400億程度の自治体にとってこのホールがいかに身の丈に合わないものであったか、冷静に考えれば誰の目にも明瞭です。にもかかわらず、いまだに1兆4千億もかけて関空二期事業をすすめ、その経済効果なるものにすべてをかける自民公明、民主などの勢力に、これ以上、19区の未来をまかせるわけにはいきません。
○◎○ 10月26日(日) 先人のたたかいを受け継いで ○◎○
午前10時半から「大阪いしずえ会」の第20回総会に参加させていただき、日本共産党大阪府委員会を代表してごあいさつ。「いしずえ会」は、たたかい半ばで倒れられた方々のご遺族を中心につくっていただいている会で、生駒霊園にある「大阪解放戦士の碑」の管理や、毎年とりおこなわれる「合葬追悼会」の運営などをして下さっています。
私はこの間、毎年のように「合葬追悼会」で党府委員会を代表して「追悼の言葉」を述べる機会を与えていただいてきました。あらためて先人たちのたたかいを受け継ぎ、来る総選挙でも必ず前進をきりひらく決意を申し上げました。
「大阪いしずえ会」総会を後にし、箕面へ。箕面で開催された「建交労(建設交運一般労働組合)関西支部第39回定期大会で連帯のあいさつ。会場に向かう途中、偶然、箕面の日本共産党後援会の方々がハンドマイクで訴えて下さっているところに通りがかり、時間に余裕があったので、飛び入りで10分ほど訴えました。
「建交労」大会は「スパーガーデン」で有名な箕面観光ホテルが会場。私は6年前の参議院選挙で箕面商工会議所をお訪ねした際、箕面観光ホテルの社長様も懇談に出席下さったのを思い出し、社長様にごあいさつをと思いましたが、あいにくご不在とのこと、くれぐれもよろしくとお伝えしておきました。
大会でのあいさつの後、ただちに箕面を離れ、都島へ。都島区の「ベルファ」前で、4区女性後援会のみなさんや、4区予定候補の長谷川良雄さんとともにマイクを握って日本共産党への支持を訴えました。
○○○ 10月27日(月) マニュフェスト選挙の偽り ○○○
総選挙公示日を明日に控えて、テレビで日本記者クラブ主催の「6党首討論会」が行われました。私も明日からの論戦に備えてこの討論会をじっくり見ました。
日本共産党の志位委員長は自民党政治をおおもとから切り替える改革を(1)財界のために働く政治から、国民のために働く政治への転換、(2)アメリカいいなりを断ち切り、独立した日本への転換、という2つの点でしめしました。
討論では年金や消費税増税、教育の問題から憲法にいたるまで党首の間で議論が交わされましたが、自民党小泉首相も民主党菅代表も、国民への公約である基礎年金の国庫負担2分の1への引き上げを先送りする点や、最終的な年金財源を消費税増税に求める点、憲法の改悪をめざす点では何の違いもないことが明らかになりました。
また今回の選挙が「マニフェスト対決」と言われていることに対しても、これが財界の戦略にもとづいたものであることを明らかにし、「財界の手のひらでその偽りの対決をやっても本当の改革にはならない」と厳しく批判しました。
夜は、日本一をかけた日本シリーズ、阪神・ダイエー第7戦。残念ながら阪神タイガースは「日本一」にはなれませんでしたが、ダイエーも素晴らしいプレーでした。5点差を追う9回裏2アウトから、代打にたった最年長選手広沢が見せた意地の一発も最高でした。
両チームのみなさん、本当にごくろうさま。ダイエーホークス日本一おめでとう。
○◎○ 10月28日(火) 天王寺で志位委員長が訴え ○◎○
いよいよ総選挙の公示日です。
朝から吹田市へ。藤井さち子7区候補の出発式に駆けつけました。出発式には小西和人「週刊つりサンデー」会長も駆けつけて下さって、大阪の環境を守るためにも日本共産党の躍進をと訴えて下さいました。
午後からは大阪1区へ。辻ひで子日本共産党前大阪市会議員や後援会のみなさんとともに、谷町合同庁舎前や空堀商店街前、日本橋・黒門市場前など、大阪一区内を街頭演説して回りました。
5時20分から、志位和夫委員長を迎えての街頭演説会。私が司会をつとめました。委員長は陸橋の上まで埋めつくして下さった聴衆のみなさんを前に、30分間に渡って今回の総選挙の争点と日本共産党の主張を訴え、集まって下さったみなさんからは大きな拍手と激励をいただきました。司会をつとめた私から見ても、天王寺駅前としてはこれまでにない人数だったと思います。
行動の途中、阪南市会議員の坂原利満さんのお母様のご不幸の知らせが届き、スケジュールを終えてから阪南市へ。岸和田の自宅には立ち寄らず、ただちに大阪市内にとって返して、明日の朝に備えて今日は大阪駅前のホテルに前泊します。
>>> 10月29日(水) 「不殺生」の立場で党を支持 >>>
朝8時から大阪駅東口にたってご出勤・ご通学のみなさんに朝のごあいさつ。浄土宗呑海寺のご住職様や女性後援会の代表とご一緒に訴えました。呑海寺の鈴木弘純住職は「不殺生」の立場から憲法改悪に反対し自衛隊のイラク派兵やめよと主張する日本共産党への支持を訴えて下さいました。
その後、比例代表選挙での日本共産党への支持を訴える「政党カー」に乗って、午前中は守口市、門真市を回りました。
午後からは東大阪市へ。同じように「政党カー」で東大阪市内を夕刻まで訴えて回りました。
夕刻、近鉄布施駅前の訴えで東大阪を離れ、一路阪南市へ。阪南市の演説会に弁士に立ちました。阪南市は私が議席を受け継いだ沓脱タケ子元参議院議員の出身地でもあります。今日お母様のお葬式を済ませたばかりの坂原市会議員も駆けつけて下さって、演説会は大成功でした。
阪南市での演説を終えて、一路岬町へ。岬町の演説会で歌坂町議とともに訴えに立ちました。
岬町を午後9時に出て岸和田の自宅に帰宅。
○○● 10月30日(木) 「いれもの」ではなく中身を問う ●●○
朝7時に自宅を出発。8時から栂・美木多の駅前からご出勤のみなさんに朝のごあいさつ。堺市選出の奥村健二府会議員とご一緒でした。
その後、城かつゆき堺市会議員とともに堺市内を泉北ニュータウンを中心に、訴えてまわりました。どこでも立ち止まり、私の訴えに耳を傾けて下さる方がおられて、マスコミなどで「自民か、民主かの政権選択」などという宣伝がおこなわれる中でも、多くの有権者が日本共産党の訴えに大きな関心を寄せて下さっていることに確信を深めました。
夜は、浪速区と平野区の演説会。昨日とはうって変わって大阪市内を駆けめぐって日本共産党の政策と主張を訴えました。
○○○ 10月31日(金) 政治を金で買う財界の狙い ○○○
今日は労働者後援会のみなさんと大阪市内で街頭演説、夜は城東区の演説会で訴えました。
「自民・民主の政権選択」「2大政党制」という議論が、財界筋がそのシナリオを書いたものであることがいよいよ明らかになってきましたが、その財界は、いっそう労働者のいのちや健康、労働条件を破壊するたくらみを強めています。
日本経団連は21日、「2003年度経団連規制改革要望」を発表、そこではさらなる雇用・労働分野の規制緩和を求めています。要望の第一にあげているのは、派遣労働のいっそうの解禁。不安定雇用を歯止めなく広げて「使い捨て」にさせろというわけです。
財界の第二の要望は裁量労働制の拡大。つまりホワイトカラーの労働時間をいっさいの法規制から外そうというのです。今でさえ長時間過密労働で過労死などということまで起こっているというのに、それを野放しにするというのです。
しかも、許せないのは、今回新たな要求として、厚生労働省の「過重労働による健康障害防止措置」の事実上の廃止を求めていること。この「措置」は月45時間を超える残業をした場合、産業医による助言や指導、健康診断を義務づけているものです。
日本経団連は、その措置を「企業活動の正常な運営に多大な影響を及ぼすことになる」などと攻撃。この言い草だけは許せません。「過労死」などという事態だけは避けるための最低限の措置を「企業活動の正常な運営」のじゃまになるというのはなんたる言い草か。では財界の言う「正常な企業活動」というのは、労働者を死ぬこともいとわず働かせるということなのか・・・。
今や労働者の命まで犠牲にして利益を上げようという財界。自民党はその財界のもっとも従順な利益代表、そして民主党も、菅代表は29日名古屋市内の演説で、「おかげさまで小沢自由党と合流して、財界の皆さんもね、この民主党なら頼りになりますねと、初めて言っていただけるようになった」などと喜んでいる始末です。
「財界のために働く政治から国民のために働く政治へ」これこそ国民が求める真の改革です。