「今日のタックル」

  2003年2月のバックナンバー

 

バックナンバー集の目次

宮本岳志HP

 


☆☆☆ 2月1日(土) NHKアーカイブスがオープン ☆☆☆

 今日はテレビジョン放送50周年の日。NHKでも朝から特別番組が流されています。この記念すべき日に埼玉県川口市に「NHKアーカイブス」がオープンするとのことで、その記念式典に来賓として出席しました。
 
 「アーカイブス」というのは「保管所」のことで、NHKが放送した番組を国民視聴者が誰でも無料で見られる、NHK番組の「図書館」のような場所です。
 式典に先立ってさっそく私も試させていただきました。昨年の紅白で中島みゆきさんが歌った「地上の星」が主題歌の「プロジェクトX」。中島さんが黒部ダムを中継地に選ぶ理由となった番組もちゃんと見ることができました。
 番組の検索も全部コンピューターの画面上で、しかもワンタッチパネル方式でできるようになっています。これから多くのみなさんに親しまれ、利用される場所となることを祈っています。
 
 式典には、NHK海老沢会長、片山総務大臣をはじめ、土屋埼玉県知事や岡村川口市長もお見えになり、ごあいさつさせていただきました。

 

○◆○ 2月2日(日) 小松ひさし府会予定候補と街頭演説 ●◇●

 朝から八尾市の府会議員予定候補、小松ひさしさんの事務所びらきがあり、私もかけつけました。小雪がちらつく寒さの中、たくさんのかたがたが集まって下さってました。
 
 小松さんは元公立高校の先生。大田府政が冷たく廃校にした八尾南高校で教鞭をとっておられました。「関空二期事業など、無駄と破たんの公共事業はそのままに、高校つぶしで子どもたちを泣かせる府政は許せない」と4年前に教職を辞して府議に立候補。今回が二度目の挑戦です。
 私は、先日の総理の施政方針演説や代表質問の内容なども紹介しながら、自民党などが関空二期を中止できない最大の理由は二期事業受注企業からの莫大な献金にあること。それは自民党だけでなく2名の公明党衆議院議員にも渡っていることを「公明新聞」も認めざるをえなくなったことも紹介しておきました。
 
 その後、八尾市内で小松府会予定候補や田中ゆうこ市会議員とともに街頭演説。沿道からたくさんのご声援をいただきました。

 

●▼◆ 2月3日(月) 「医療改悪許すな!」の声とともに ○△◇

 「のぞみ」で上京。
 午後3時から「許すな!3割負担、医療・年金・介護の改悪ストップ!2.3国民集会」参加のみなさんの国会請願デモを受けました。大阪からも自治労連や民医連、年金者組合のみなさんなどたくさんの方々が来て下さいました。
 
 午後4時から厚生労働省で、国立循環器病センター看護師・村上優子さんの過労死公務災害認定問題の二度目の交渉。今回も優子さんのお母様が上京され、大阪からの要請署名を積み上げて交渉に望みました。
 厚生労働省の回答は昨年11月20日時点と何の変わりもない冷たいもので、現場で働く看護師さんやお母さんから厳しい怒りの声が上がりました。厚生労働省がナショナルセンターと位置づける本省直轄の基幹病院での過労死事例にどういう態度を取るか、厚生労働省の立場が問われています。

 

○×○ 2月4日(火) 高校生たちの真剣さを学ぶべき ○×○ 

 今日から政府4演説に対する各党代表質問が始まりました。参議院では午前中本会議がひらかれ、民主40分、自民30分の質問がおこなわれました。総理の答弁は徹底した棒読み。まったく精彩を欠くもので、当初の予定時間を30分も縮めて本会議が終了。いよいよ「語るべき中身さえなくなった」ということでしょうか。
 
 その後、今後の質問の準備などの会議を重ねているところへ、滋賀県立大津清陵高校の生徒たちから戦争と平和についてのアンケートが届きました。
 「アメリカの対イラク報復攻撃とか北朝鮮の核疑惑ということばを報道等で最近数多く見聞きしているせいか、戦争と平和の問題についてぜひ国会議員に質問してみたい」とのこと。こういう問題に真剣に取り組もうという高校生の意気に感心しつつ、回答しました。
 「高校生にもわかるように」という努力を尽くしたつもりですが、果たしてどうだったでしょうか?(たけしExpressのバックナンバーに回答の全文を紹介しています)
 
 それにしても午前中の小泉総理、せめてこの高校生たちぐらいの真剣さが欲しいものだと思わざるを得ませんでした。

 

◎◎◎ 2月5日(水) 一刻も早い小泉政権「退場」へ全力 ◎◎◎

 昨日に引き続き参議院本会議で政府4演説に対する代表質問。
 今日はわが党から市田忠義書記局長が質問に立ちました。市田さんの質問は社会保障の負担増問題に始まり、庶民増税の問題、不良債権処理の名による中小企業つぶし、雇用・失業対策、市町村合併の押しつけ、政治と金の問題、アメリカによるイラク攻撃の動きをはじめとする戦争と平和の問題に至るまで、30分間にわたって小泉政治を全面的に批判するものでした。
 
 今日も小泉首相の答弁は覇気のない棒読みで、まったく説得力に欠けたもの。
国民に背を向け、破たん済みの間違った小泉「改革」なるものをしゃにむに突き進もうというあまりにもひどい態度です。
 国民のみなさんと力を合わせ、このような政権には一刻も早く「退場」してもらわねばなりません。いっせい地方選挙勝利に全力です。

 

●●● 2月6日(木) 歓迎された「健保改悪凍結法案」 ●●●

 朝からキャピトル東急ホテルで「野党4党主催による健康保険法改正に対する関係団体ヒアリング」に参加。
 わが党と民主、自由、社民の4党でまとめ2月12日に国会に提出する予定の「健保本人3割負担凍結法案」について、日本医師会、連合、全国肝臓患者連合会、全労連、全国保険医団体連合会、労働者住民医療機関連絡会議の代表からそれぞれご意見をお伺いしました。
 各団体から、医療費の負担増が受診抑制を引き起こしいっそう医療保険財政が悪化する危険が大きいこと、政府管掌健保については国庫補助率を本来の16.4%に戻せば、負担増をおこなう必要はまったくないこと、今日の不況のもとでの3割負担への引き上げは景気をいっそう悪化させること、などが出され「凍結法案」への賛意がしめされました。
 
 午後は公務労組連絡会と日本共産党国会議員団「公務員制度改革」プロジェクトチームとの懇談会。
 小泉内閣がすすめようとしている「公務員制度改革」なるもののねらいと問題点、昨年末ILOが日本政府に対しておこなった公務員の労働基本権保障についての勧告を守らせるたたかいなどについて、つっこんだ意見交換をおこないました。

 

●△◆ 2月7日(金) 脱法献金暴露で絶体絶命の小泉政権 ○▲◇

 朝から自治労連のみなさんと懇談。総務省が今年が正念場と位置づける「市町村合併」の問題などについて、率直に意見交換。
 我々は住民が自主的に合併を望み、住民合意ができるなら合併に機械的に反対するものではないこと。しかし、今すすめられている市町村合併は事実上の強制であり、憲法に定められた「地方自治の本旨」を踏みにじるものとして全国町村長会や町村議長会などとともに、国会内外を結んで断固たたかいぬこうと議論しました。
 
 午後から衆議院予算委員会総括質問。志位委員長が質問に立ちました。私も衆議院第一委員会室に傍聴にかけつけましたが、TVに映ってたでしょうか?
 志位委員長は4兆円負担増が(1)人の命を奪い、(2)日本経済をいっそうの消費不況にたたき込み、(3)社会保障制度そのものの基盤を崩すことを、事実をしめして追及。
 
 しかし、小泉首相の答弁は質問にまともに答えず、最後まで「逃げ」に終始しました。圧巻だったのは委員長が最後に突きつけた、「『選挙に関する寄附』を禁じられている企業からの献金の調査結果」です。2000年衆議院選、2001年参議院選時に、5人の大臣、副大臣を含む14人の与党国会議員が公共事業受注企業から選挙直前に献金を受け取ってきたことが明らかになりました。
 「選挙資金ではなく政治資金だ」とか「政治資金規正法にもとづいて適切に処理している」などとくり返していましたが、そんなことが通るなら、自民党長崎県連の前幹事長も逮捕されなかったはず。さあ、いよいよ小泉政権も絶体絶命です。

 

●○● 2月8日(土) 事故根絶の努力を踏みにじった与党 ●○●

 午後から、和泉市と堺市で国会報告をかねた街頭演説。
 和泉市では池田くに子、堺市では奥村健二の両府会予定候補とご一緒しました。とくに2月6日自民党の衆議院議員が予算委員会でおこなった、民医連の病院とわが党に対する不当な攻撃について、昨日の志位委員長の論戦も紹介しながら、きっぱり反撃しておきました。
 
 その後、耳原病院の激励と関係者との懇談に駆けつけました。医師でもある小池晃参議院議員や石井いく子衆議院議員・党副委員長とともに、詳しくお話を伺いました。
 
 耳原総合病院のセラチア菌院内感染事故は、当時セラチア菌は「環境に常在する弱毒菌」との理解のもとに院内感染は一般医療機関でほとんど問題にされていない状況でした。セラチア菌自体は結核やMRSAなどと違って公的機関への報告義務のないものでした。
 耳原病院では、同一病棟の患者さんが数日のうちに同一症状を呈し、血液培養によってセラチア菌が検出され院内感染を疑った段階で、ただちに保健所と国立感染症研究所に届け出、相談、指導を受けつつ対応するとともに、対策本部を設置し、感染された患者さんの治療に全力をあげるとともに、内外への情報公開をおこなってきました。
 調査も内部だけでなく、堺市の調査団を外部から受け入れ、徹底した原因の究明と再発防止の対策をこうじるとともに、その報告者を府下はもとより、全国の医療機関に配布して、セラチア菌院内感染事故の根絶ために努力しています。
 
 この耳原病院の姿勢について堺市調査班の班長をつとめた本田武司大阪大学微生物研究所教授は「真面目に自主公表し、教訓を広げようとする病院を犯人扱いする報道では、今後こうした院内感染問題や医療事故を自主公表しようとする医療機関は出てこなくなる」とコメントし、「犯人扱い」を戒めておられます。
 ところが自民党や公明党は、院内感染や医療事故という医療従事者が力を合わせて根絶しようと努力している人の命にかかわる大問題を党利党略でもてあそび、権威ある国会の場を使って政争の具にしようというのです。4野党が一致して議事録からの削除を要求しているのは当然です。

 

○▲◇ 2月9日(日) 許せない!公務災害の切り捨て ○▲◇

 昨年の「地方公務員災害補償法」の質疑で追及した和歌山県橋本市職員の故辻田豊さんのお宅を訪問し、ご仏壇にご報告申し上げるとともに、奥様やお母様からお話をお伺いしました。市長や助役まで「公務災害であると認める」と言っているのに、地方公務員災害補償基金の本部に協議を上げさせ、現地調査ひとつせず冷たく切り捨てる、基金の態度は絶対に許せません。

 お宅をおいとまし、一路和歌山県吉備町へ。和歌山大学で同期だった、松阪ひでき県会議員予定候補の寺務所開きにかけつけました。
 松阪さんは「子どもたちのいのちと未来を守るためには政治を変えなければ」と10年前に教職を辞して県会議員選挙に立候補。今回が3回目の挑戦です。「今度こそ必ず県会へ」と訴えました。

 

▲▽▲ 2月10日(月) 地方政治の流れを変えよう ▲▽▼

 朝7時に自宅発。
 8時から大正区役所前で、大正区の小谷みすず府会議員、矢達幸市会議員とともに朝のごあいさつ。始まった通常国会での論戦も紹介しつつ、地方政治の流れを変えようと訴えました。

 その後西成区へ。
 蒲生けん府会議員や小林みえ子衆議院予定候補といっしょに西成区で街頭宣伝にたちました。西成は私にとっても、とても「水の合う」地域。「弱いものはつぶして、強いものだけが生き残ればいい。弱いものをつぶさないから日本全体が強くならないんだ」などという議論にたつ小泉・竹中政治の冷たさを訴え、「それを応援する公明党に『庶民の党』などと語る資格があるでしょうか?」と訴えると大きなご声援をいただきました。

 

◎◎◎ 2月11日(火) 16年目の記念日に親戚の結婚式 ◎◎◎

 和歌山市内で親類の結婚式。夫婦で参加しました。

 2月11日といえば、私たち夫婦の結婚記念日でもあります。人生の新しい出発を誓いあう二人を前に、16年前の私たちの結婚祝賀会を思い出しました。
 岸和田市立産業会館という公的施設を借り、一人3900円、夫婦で7000円、高校生2000円という会費制の手作り結婚式でしたが、民青同盟の仲間たちがたくさん集まってくれたものです。もうあれから16年もたったなんて信じられない思いです。

 午後1時半に和歌山市内を出て、4時から大東市の演説会で演説。すぐに大阪市内にとって返して日本共産党大阪府後援会の会議で決意表明。そして今度は四条畷市の演説会へ、自宅に帰ったのは午後10時を回っていました。

 

●△■ 2月12日(水) 地方政治で役立つ論戦をめざして ○▲□

 朝の便で上京。午後1時から憲法調査会に出席。今日は日本経団連、連合、アムネスティインターナショナル日本支部の代表を招いて意見をお聞きしました。

 終了後党本部へ、自治体局で市町村合併や地方財政問題について専門的なレクチャーをいただき、通常国会の論戦準備。今国会では地方政治の場でがんばって下さっている地方議員さんや、いまにわかに増え始めているわが党与党の自治体首長さんにおおいに力にしてもらえる論戦を心がけたいと思います。

 6時からの国会議員団会議を終え、夜の便で帰阪。

☆●◇ 2月13日(木) 子どもの中学で授業を参観し懇談 ◇●☆

 朝6時半自宅発、8時から寝屋川市駅前で長野くに子府会予定候補や寝屋川の市議団、西森洋一12区衆議院予定候補とともに朝のごあいさつ。
 その後、寝屋川市内の団地などで街頭演説。

 午前中で寝屋川を離れ帰宅。午後1時45分から子どもたちの授業参観に。明日が上の息子の中学の入学説明会。二日続けて仕事を休むのはむずかしいとの妻の事情で、今日は私が行くことに。息子にとっては小学校最後の参観と懇談会です。

 終わった後の懇談会では父親の参加は私一人ということもあって、いろいろ聞かれました。うちの子どものクラスはみんな仲が良く、団結してるのはいいが、ときどき悪いこともみんなでやってしまう、とのこと。
 「本当に悪いことは別として、いたずらなどは、みんながやるなら、誘ってもらえないより、誘ってもらえるぐらいのほうがいいと思ってます」と答えておきました。

 最終便で上京。議員宿舎にたどり着いた時は、もう日付がかわっていました。

 

◇★○ 2月14日(金) 戦争に反対もできない小泉政権 ○★◇

 午後0時10分から参議院本会議。
 主要議題は「コメ臨特」と呼ばれる水田農業経営にかかわる補助金についての臨時特例法でしたが、同時に国会承認人事案件があり、私が引き続き検察官適格審査会予備委員に選出されました。

 終了後、2時20分の「のぞみ」で帰阪。5時20分から淀屋橋駅頭で国会情勢報告の演説。
 その後、扇町公園へ。6時30分から扇町公園で開かれた「米によるイラク攻撃反対!平和を守れ2.14大阪集会」で情勢報告。3000人の参加者のみなさんの前で訴えました。

 日本時間15日未明に開催される国連安保理事会の行方を世界がかたずをのんで見守っています。ドイツやフランス、ベルギーなどNATO諸国でさえアメリカの戦争に反対し、査察の強化継続を求めているとき、日本政府は世界にむかって何の平和のメッセージも送れないありさまです。
 それどころか川口外相は今日午前の閣議後の記者会見で「アメリカが武力行使を容認する新たな国連決議を提案すれば、日本もその成立のために他国に働きかけたい」などと発言。なんと公明党は「アメリカが新たな国連決議がないままでイラク攻撃に踏み切った場合でも日本政府の『攻撃支持』表明を容認する」方針を固めたなどと報じられています。
 これ以上自民や公明に外交を任せておくわけにいきません。

 集会後、泉大津市の演説会に駆けつけ、演説した後帰宅。


◇○◇ 2月15日(土) 「平和」「くらし」「教育」守るため ◇○◇

 大阪府教職員組合の臨時大会で連帯のあいさつ。教育基本法改悪への危険な動きが強まるもとで子どもと教育を守るためともにがんばりましょうと呼びかけました。あいさつの内容は近く「たけしExpress」でお知らせします。乞うご期待。

 その後熊取町の演説会へ。府会予定候補の小玉ふじおさんと3人の町会議員予定候補の必勝を訴えました。

 夜は吹田市の演説会と鶴見区の演説会、2カ所の演説会を駆け回り、「アメリカによるイラク攻撃に反対し、平和を守るためにも日本共産党の躍進を」と訴えました。

 

○×△ 2月16日(日) あきれはてた公明党の非常識 △×○

 朝から茨木市の府会予定候補、せんとくいづみさんの事務所開きに参加。せんとくさんは私と同年代、元気いっぱいの素敵な女性候補です。事務所びらきには桂睦子市会議員ら無所属の市会議員さんも参加してくださり、議会運営の民主化などを訴えられました。
 
 その後、生野区の演説会に。演説会会場の小学校体育館に向かおうとしたら、小学校の校門前に宣伝カーが止まり、何やら大声で叫んでいます。「右翼か?」と思ったらなんと公明党の宣伝カーでした。あまりの非常識さに開いた口がふさがりませんでした。
 
 演説会終了後、天王寺駅頭で国会報告の街頭演説。
 朝のテレビ番組で公明党冬柴幹事長が「戦争反対は利敵行為」などと述べたことにも触れ、フランスやドイツ、ベルギー、ロシア、中国など、世界中から「戦争は避けるべきだ、査察の継続による平和的解決を」の声が捲き起こり、自民党内からでさえ「戦争には反対すべきだ」との声が出されるもとで、ついに公明党は「平和の党」どころか、自民党以上に平和に逆行する党になり果てたことを訴えました。たくさんの方が、30分以上も立ち止まり、私の話に耳を傾けてくださって、終わったときには大きな拍手を贈って下さいました。

 

◇■◇ 2月17日(月) 患者団体の切実な声を受け止めよ ◇■◇

 朝から上京。午後から国会内でひらかれた「2/17難病・慢性疾患対策を考える集い」に参加。この集いは全難連(全国難病団体連絡協議会)、JPC(日本患者・家族団体協議会)などが主催して開催されたもので、各患者団体から生々しい現状の報告が出されました。
 厚生労働省からも説明に来ていましたが、患者団体の切実な声に対して、あまりにも冷淡な答弁で、やりきれない気持ちが残りました。
 
 イラク問題では、「イラク攻撃ノー」の行動はついに世界の反戦運動史上空前の規模に達したとの報道。ロンドン200万、マドリード200万、バルセロナ150万、ローマ300万、ニューヨーク50万、ベルリン50万など1000万人の規模に。
 ニューヨークのデモには歌手の久保田利伸さんの姿も・・・。公明党はこれらの人々の行動も「利敵行為」だと言うのでしょうか?

 

●△◆ 2月18日(水) 国会関係者の法事で急遽の帰阪 ○▲◇

 日本共産党国会議員団の「労働法制改悪阻止闘争本部」の初会合があり、私も参加。政府が今国会に提出予定の労働基準法改悪案の内容を議論するとともに、国会議員団の総力をあげ、他の野党とも共同してともにたたかいぬくことを確認しました。
 
 筆坂議員の秘書さんのお父さんが亡くなり、お通夜が岸和田でおこなわれることになり急きょ帰阪。私の部屋の石井政策秘書と2人で午後7時からのお通夜に参列しました。
 その後私の自宅で石井さんもいっしょに夕食。突然の帰宅に子どもたちは大喜びでした。

 

∧∨∧ 2月19日(水) 東京に戻って憲法調査会で質問 ∨∧∨

 午後から参議院憲法調査会が開催されるため朝7時20分の便で上京。石井さんは葬儀参列のために岸和田に残りました。
 
 今日の憲法調査会は関西学院大学法学部の平松毅教授、青山学院大学法学部のシン・ヘボン助教授を参考人にお招きし、私が質問しました。
 平松教授は「規制緩和が資本力による競争を放任する結果を招くおそれのある分野、或いは雇用に直接影響を与える分野における規制緩和は、個人のモラルや国民の連帯感に直接のインパクトを与えるので、特に慎重な考慮が必要」と述べられ、シン助教授は「男女共同参画社会の実現と個人の自己決定権」の問題について、きわめて積極的な意見を述べられました。
 
 終了後、党の総務部会。政府が提出した「地方税改正案」「地方交付税法改正案」の内容について議論し、党としての態度を決めました。
 
 さあ、いよいよ明日から福島県の調査に出かけます。

 

%%% 2月20日(木) 市町村合併問題などで自治体調査 %%%

 党の総務部会として、「市町村合併」「地方財政問題」「住基ネットワーク」の問題で、福島県に調査に入りました。

 東京駅午前7時半発の東北新幹線で福島へ。
 まず県庁に行き、佐藤栄佐久福島県知事と会見。知事は元参議院議員でもあり、快く会ってくださいました。知事とは地方分権のあり方、農業問題、原発や核燃料サイクル施設の問題など、幅広く懇談しました。

 県庁を出て直ちに大玉村に、福島県町村議会議長会会長でもある菅野大玉村議会議長とお会いし。お話をお伺いしました。「いまや地方政治は党派などにこだわっているときではない、村民のことを考えて村民のためになることは党派を超えて団結してことにあたるのは当然」とのお言葉が印象的でした。

 その後福島市に引き返し、助役さんから福島市の現状の説明を受けました。福島市は先の市長選挙で、元自民党県議だった瀬戸さんが自民党を離れて立候補、わが党と政策協定を結んでたたかい、自民や民主が推す相手候補を打ち破って当選したわが党与党の自治体です。

 その後「東北初の共産党員町長」と騒がれた大橋芳啓町長を霊山町に訪ねました。
 
 調査を終えて帰京。明日は朝から参議院本会議が開かれます。

 

&&& 2月21日(金) 本会議に出席した後、調査二日目 &&&

 午前10から参議院本会議。
 小泉総理以下前閣僚出席のもと、NHKの中継も入れて2001年度決算審議。参議院改革のいっかんで「決算重視」ということで、初の試みでした。わが党から八田ひろ子議員が質問に立ちました。
 開会直前、本会議場で入ってきた小泉首相にむかって自民党の大仁田厚議員が突然立ち上がり、健保本人3割負担導入を見直すよう訴え。自民党内からもそういう声が出されるほどひどい悪政であることはまちがいありませんが、大仁田議員といえば、私も詰めかけたあの参議院厚生労働委員会での強行採決で、一番「腕力」を発揮した人物。「それならなぜあのとき・・・」との思いが拭いきれませんでした。
 
 本会議終了後、国会を出て東北新幹線に飛び乗り、福島県矢祭町へ。先に福島入りしていた春名なおあき衆議院議員とともに矢祭町長と懇談。「市町村合併しない宣言」をおこなった経緯や議論、国の合併強制についての町長のお考えなどを詳しくお聞きしました。2日間にわたる福島県調査、多くの収穫がありました。

 午後6時半、新白河発の東北新幹線で東京へ。
 すぐに「のぞみ」に乗り換え京都に向かい午後11時に京都駅前のホテルに到着。京都泊。

 

○○○ 2月22日(土) 「住友ミセス裁判」の勝利集会 ○○○

 朝10時、インターネット専門放送「(株)シーブイミックス」の録画撮りのために四条烏丸のスタジオ入り。落語家の桂小米朝さんや社会医学環境衛生研究所の谷康平先生たちと健保サラリーマン本人3割負問題や小泉政権の支持率の急落、アメリカによるイラク攻撃の問題について語り合いました。
 終了後、11時半すぎの「はるか」で天王寺へ。「住友ミセス裁判勝利解決報告と祝う会」に駆けつけました。林紀子、八田ひろ子両参議院議員ともそろってごあいさつ。住友生命のひどさを語るとき、みなさん「宮本議員を3回も門前払いした会社」と言っておられましたが、これは事実です。
 私はあいさつで「正義は必ず勝つ、住生が3度にわたって私を門前払いしたとき、このような会社が勝つことは絶対あり得ないと確信したが、そのとおりになった」と言いましたがこの裁判の勝利は巨大な成果です。しかし同時にこれは第一歩であって根本的には日本がまだ批准していないILO111号条約の一刻も早い批准と国内法整備が求められています。
 ILO111号条約、「雇用及び職業についての差別待遇に関する条約」では性別による差別だけでなく、未婚既婚の別、家族状況、子どもの有無、妊娠・出産を理由にした差別などすべてを包括的に禁じています。その批准と国内法整備のために今後も全力を尽くします。

 夜は、中央区と浪速区の演説会。今日も一日フル回転でした。

 

∋◆≡ 2月23日(日) 必勝を訴えて東奔西走の一日 ≡◆∈

 朝から貝塚市の尾崎義彦、明石輝久両市議の選挙事務所開き。
 ますます重大な争点となるアメリカによるイラク攻撃への態度や医療費サラリーマン本人3割負担導入への態度などについて訴え、日本共産党の必勝をと訴えました。

 すぐに堺市の奥村健二府会予定候補の寺務所開きへ。
 吉井英勝衆議院議員や藤田スミ前衆議院議員も駆けつけてこられ、大勢の方々の参加で意気高く成功しました。

 午後は、住之江区の女性後援会の「つどい」に参加して30分間の講演。
 女性たちの元気いっぱいのエネルギーにこちらが励まされました。午後5時から京橋駅前で青年たちと「イラク戦争やめよ!平和を守ろう!」と訴える宣伝。短時間でしたが、通りすがりのかたが次々と署名に応じてくださり170人分も集まりました。

 夜は田尻町の演説会。
 府会予定候補の小玉ふじおさんと町議選3人の必勝を訴えました。
 今日も一日中東奔西走でした。

 

●△● 2月24日(月) こともあろうに「イラク復興」とは ○▲○

 城東区に入り、佐藤倫理府会予定候補とともに街頭演説。事前に知らせておいて下さったこともあり演説場所にはたくさんの方が集まって下さっていました。

 ニュースでは今日、衆議院予算委員会で小泉首相が、「新たな国連決議がないままで米軍がイラク攻撃に踏み切った場合にも日本政府はアメリカを支持する」「求められればイラクの復興のための財政負担を引き受ける」などという答弁をしたと報じられています。
 「イラク復興」などとはなんたることでしょう。いま世界はアメリカによるイラクへの戦争をやめさせるために必死でがんばっているというのに、こともあろうに戦争と破壊を前提とした「復興」を語ること自身が平和的解決を願う世界の声を踏みにじるものにほかなりません。

 一方、昨日公明党の浜四津代表代行(参議院議員)が大阪入りし共産党攻撃の演説をおこなったそうです。与党の代表代行がわざわざ大阪まで来て、反共しか語るものをもたない、ここにも政策も路線も持たず、ただただ「反共」だけが存在意義という公明党の本質が示されています。
 いわれのない攻撃に、街頭から厳しく反撃し、夜は大阪狭山市の演説会へ。

 

●▲◇ 2月25日(火) 多くの方々の切実な想いを受けて ○▽◆

 午前7時20分関空発の便で上京。
 以前はあった8時台の便がなくなり、伊丹空港に移ったとのこと。今も発着便が減り続けているのに、二本目の滑走路をつくっているんですからあきれ果てるばかりです。

 羽田で飛行機を降りたところで偶然、弁護士をしている岸和田高校の後輩と出会いました。月に一回程度日弁連の会議で上京しているとのこと。二人で朝食をとりながら、米のイラク攻撃のことや「司法制度改革」などについて語り合いました。

 国会に到着してすぐ、衆議院議員面会所で全教の教育要求署名の提出式。私も参加しました。大阪から大教組や府高教、大私教の先生方が上京してくださいました。

 その後「小児慢性特定疾患治療研究事業の法制化を願う親たちの集い」に参加。「難病のこども親の会連絡会」のみなさんから実情をお聞きしました。

 正午からはいよいよ日本武道館で、全国町村長会と町村会議長会共済の「町村自治確立総決起大会」です。全国から集まった町村長さんや議長さんとともに、「市町村合併の押しつけ反対!」「町村自治を守れ!」の声を上げました。大会には先日お会いした福島県矢祭町長や、私の地元、大阪・太子町の町長も来ておられ、ごあいさつしました。

 

V:V:V 2月26日(水) そんなことでは困るのです V:V:V

 憲法調査会に出席。今日は北海道大学大学院法学研究科の常本照樹教授と神戸大学大学院法学研究科の三井誠教授を参考人に「人権保障の適正手続き」についてお話をお伺いし、わが党からは吉川春子議員が質問しました。
 両氏とも「適正手続き」(デュープロセス)の意義と重要性、憲法の刑事人権条項と刑事訴訟法の関係、司法制度改革におけるいっそうの刑事手続きの適正化等々についてご意見を述べられましたが、ここでも結論は「日本国憲法の刑事人権条項に問題はない、むしろ運用や実態が憲法の理念どおりにおこなわれていない」との主張でした。

 傑作だったのは自民党の世耕議員の質問です。質問の内容自体は別に悪いものではなかったのですが、刑事裁判における人権問題を語る導入として「我々も国会におりますと『逮捕される』というのも身近に見聞することも多いのですが・・・」と発言。
 思わず私は「それはアンタとこだけやろ!」とやじってしまいました。ヤクザの世界じゃあるまいし、国会が「逮捕される人が身近に多い」ような世界でどうするんですか。

 

□■□ 2月27日(木) 伝産品まつりでうれしい出会い ■□■

 東京ドームシティ・プリズムホールでひらかれた、2003年「全国伝統的工芸品まつり」に参加。大阪からも「浪速錫器」「堺刃物」「大阪仏壇」「泉州桐箪笥」「大阪唐木指物」「大阪金剛簾」などが出店。

 「泉州桐箪笥」は私の育った春木の田中家具の田中稔社長が来ておられ、「大阪仏壇」も岸和田で有名な「仏壇のシメノ」さんが来ておられました。仏壇については東南アジアからの安い輸入仏壇に押されてわが国の伝統工芸の技術が脅かされている問題で、私は「仏壇の産地表示」問題に取り組んできたこともあり、両氏からも感謝していただきました。
 何か一つ・・・と思ったものの「伝統工芸、大阪仏壇」は1300万円、「泉州桐箪笥」100万円・・・。「浪速錫器」で錫の茶壺と、習字を習っている子どもたち用に「大阪金剛簾」の筆巻き一本1300円を二本買って帰りました。

 午前11時30分、大阪府保険医協会の先生方が上京され、請願署名を受け取り懇談。今日は医療費3割負担凍結を求めて、全国のお医者さんや歯医者さんたちが国会前に座り込んで下さっています。
 保険医協会によると、大阪府下の過半数の開業医さんが「3割負担凍結」に賛同して下さっているとのこと。その名簿(本人公表許諾分)の「岸和田市」というところを見せてもらいましたが、私の子どものかかりつけのお医者さんや、私が子どもの頃にかかった先生、岸和田高校の校医さんなど、みなさんお名前を連ねて下さっていました。

 

◎★○ 2月28日(金) 勝利判決を受け地公災基金に要請 ○★◎

 堺市の給食調理員の「変形性手指関節症(指まがり症)」公務外認定の取り消しを求める裁判で大阪高裁は昨日、原告勝利の判決を下しました。この勝利判決は、高等裁判所における初めての判断であり画期的なものです。

 今日さっそく、7年間にわたるたたかいの先頭にたってこられた原告の3人が私の部屋に見えられ、勝利を喜びあうとともに、堺市職労や大阪自治労連の代表とともに地方公務員災害補償基金本部に「上告するな、ただちに公務災害認定をおこなえ」と要請に行きました。
 対応した基金事務局長はさすがに「高裁判決を重く受けとめる」と神妙な対応でした。

 その後国会に戻って、党議員団が開催した「大学法人化阻止、教育基本法を活かす対策本部」の発足会・交流集会に参加。全国から集まられた大学関係者、教育関係諸団体の代表のみなさんとの学習と交流の場を持ちました。私からは大阪ですすめられようとしている府立3大学(府大、女子大、看護大)統廃合の動きと、総務省が今国会提出を予定している「地方独立行政法人法案」について、報告しておきました。

 

 

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