「今日のタックル」

  2002年11月のバックナンバー

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宮本岳志HP

 


 

 

■□■ 11月1日(金) 岸和田市制80周年の式典に出席 ■□■

 朝から「岸和田市市制80周年記念式典」に来賓として参加しました。
私の住む岸和田市は1922年、大正11年11月1日に、岸和田町が町
制を廃し、全国で87番目に市制を施行して以来、本年で80周年を迎え
ました。当時、市の人口は3万人あまり、世帯数六千八百戸あまり。翌年
には、岸和田市庁舎が完成。さっそく、第1回市議会議員選挙がおこなわ
れたと記録に残っています。
 以来80年、今日では7万5千世帯、人口20万人をこえるまちへと発
展し、今年4月からは16法律20項目もの権限が委譲される「特例市」
にも指定されました。
 同時に岸和田だんじりまつり3百年の歴史と伝統を持つまちとして、今
では全国的に有名になりました。私も「国会のだんじりファイター」とし
て可愛がっていただいているものとして、ふるさと岸和田の発展のために
微力をつくしたいと思います。

 

▽▼▽ 11月2日(土)御堂筋で有事法制反対の行進に声援 ▽▼

 朝から大阪の党の会議に参加。私も先の大阪10区補欠選挙の結果もふ
まえて、来るべきいっせい地方選挙での必勝めざして奮闘する決意をこめ
て発言しました。
 午後から「ストップ!有事法制、全大阪医療関係者決起集会」に参加。
国会議員団を代表して連帯あいさつ。去る10月29日政府与党プロジェ
クトチームが合意した有事法制の「修正案」なるものは、法案の本質をな
んら変えるものではないこと、むしろ「国民保護法制の概要」なるものに
よっていっそう国民総動員態勢がはっきりさせられてきたことなどを学び、
御堂筋をナンバまでデモ行進しました。
 お医者さんや歯医者さん、看護婦さんたちが白衣で歩くデモに、沿道か
らも声援が飛び、私に握手を求めて下さる人もたくさんおられました

 

★◇☆ 11月3日(日) たくさんの人に会えた赤旗まつり ☆◇★

 昨日から東京・夢の島で「赤旗まつり」が始まっています。昨夜、大阪
をバスで出発した大阪府後援会の方々を迎えに9時過ぎに会場入り、9時
30分から近畿ブロック選出の衆議院議員のみなさんや市田忠義書記局長
とともに集会。
 その後「青年のひろば」でおこなわれた「青年議員、候補者大集合」の
司会。全国各地から集まった20代・30代の青年議員や候補者のみなさ
んと来年のいっせい地方選挙へ必勝を誓い合いました。
 午後3時には大阪府後援会のバスに同乗して会場を後にし、一路山梨県
の湯村温泉へ。夜は後援会のみなさんとゆっくり交流しました。「ギター
演奏」のリクエストもあり、調子に乗って3曲も・・・。今後、二度とリ
クエストはないかもしれません。

 

◇◎◆ 11月4日(月) 行く先々で歌って盛り上がった一日 ◆◎◇

 朝、旅館で後援会のバスを見送り、すぐに駅に向かい電車で「赤旗まつ
り」会場にとんぼ返り。午前11時30分には「入党相談コーナー」に入
る。先着されていた吉川春子議員と二人で「入党相談コーナー」入り口で、
私がギターを弾き、二人で歌って客寄せ。しかしよく考えてみたら「入党
相談コーナー」に客寄せは必要ありませんでした。

 その後、NTT労働者後援会のテントや、物産展に大阪からいつも出店
されている堺の刃物と貝塚のツゲの櫛、和歌山の梅干しのテントを訪問。
うたごえ喫茶に立ち寄り、みなさんといっしょに歌いました。「地底の歌」
まで飛び出して、大変な盛り上がりでした。

 最後は、青年のステージの「ファイナルコンサート」。すでにどっぷり
と日が暮れた中、若者たちと、ステージの上で、「島歌」、「翼を下さい」、
「ヒロシマのある国で」の3曲でノリノリ。アンコールまで飛び出して、
「ケ・サラ」でしめくくり。しかし若者たちのノリはすごい。「タテノリ」
というのを初めて体験しました。

 とにかく3日間、ご苦労様でした。

 

◇★□ 11月5日(火) 木枯らしの中の座りこみを激励 □★◇

 「赤旗まつり」は3日間で20万人の参加で大成功!日本共産党の躍進
めざし、勇気と確信がわく「まつり」となりました。参加者のみなさん、
そしてスタッフのみなさんご苦労様でした。私もちょっと「ノリ過ぎ」で
朝起きると声がガラガラ・・・、午前中は宿舎でお休みをもらいました。

 午後から議員会館で仕事。今日から全日本視覚障害者協議会(全視協)
のみなさんが「あはき法(「あん摩はりきゅう法」)19条を改正して、
はり・きゅう師の仕事を視覚障害者に保障せよ」と国会前に座り込んでお
られます。
 私にとっては先の通常国会「郵政関連4法案」での「盲人用無料郵便の
規定を守れ」の運動以来のお付き合い。さっそく激励に。先の国会では、
炎天下の7月に座り込み、今度は木枯らしが吹く11月の座り込み・・・。
一日も早く視力障害者の要求が実るよう、ともにがんばります。

 

■◇◆ 11月6日(水) 放送事業者の国際組織の総会に参加 ◇◆□

 朝から渋谷でABU(アジア・太平洋放送連合)の第39回総会が開催
され、八田ひろ子議員と一緒に参加しました。ABUはNHKの海老沢会
長が会長を務めていることもあって、東京に、50カ国100放送局を集
めての総会です。
 私はNHKの公式行事にはできるだけ参加するようにしていますが、他
党の参加はいつもよくありません。紹介された来賓は5人、小泉首相、片
山総務大臣、宮本、八田さん、それに民主党議員一人と、この分野で日本
共産党が果たしている重要な役割を示すような光景でした。

 午後は党内の会議などに追われつつ、今日も国会前に座り込んでおわれ
る視力障害者のみなさんの激励にかけつけました。

 

○●○ 11月7日(木) 憲法調査会での質問が決まりました ●○●

 今日も、党内の部会が中心の一日でした。国会が始まると、政府提出議
案はもちろん、他党が提出した修正案や、国会同意人事案件に至るまで、
党の部会で、賛否の態度とその理由を、わが党ではきちんと民主的に議論
して決めます。政府案はともかく、わが党以外の野党が提出する修正案な
どは、少なくとも「一歩前進」ということも多いので、態度の決定には議
論を尽くし慎重を期しています。
 
 憲法調査会の部会では、今後の憲法調査会のすすめ方についてのわが党
の立場と今後の質問者などを決めました。憲法調査会での次回の私の質問
は、11月27日「市民的自由−表現の自由を中心にして」のテーマで、
東京大学大学院の濱田純一教授と上智大学文学部の田島泰彦教授に質問し
ます。お二人とも「メディア規制と表現の自由」の専門家で、私の専門と
も重なります。乞うご期待。

 

□●△ 11月8日(金) JR西日本本社を事故調査で訪問 ■○▲

 昼、国会を出て大阪へ。

 去る11月6日淀川区のJR東海道線で救助活動中に市消防局の救急隊
員が特急にはねられ死傷した事件で、事情の説明を受けるためJR西日本
本社を訪ね、調査しました。

 JR側から三浦英夫鉄道本部安全対策室担当室長が対応。救急隊員がは
ねられた「スーパーはくと」走行時には、警察やはねられた救急隊員だけ
でなく、線路内に入って事故にあった以外の中学生2人もまだ現場に残っ
ていたこともあきらかになりました。
 そんな状況でなぜ列車を走らせたのか。安全よりダイヤを優先するよう
な空気がJRにあるのではないか。徹底した調査と改善が必要です。調査
終了後、亡くなられた中澤消防士長のお通夜に参列。29歳という若さで
命を落とされた中澤さんのご遺族のやり場のない悲しみに、胸が痛みまし
た。
 
 その後、生野区の演説会。調査の内容も紹介しながら、「人の命が何よりも大
切にされる政治を!」と訴えました。

 

▽★△ 11月9日(土) 不景気の深刻さを実感 ▼☆▲

 自宅の近くに「岸和田住宅展示場」というのがあり、実は一度も行った
ことがなかったのですが、そこに「建設コープ大阪」が河内長野の森林組
合のみなさんと協力して販売している国産材住宅のモデルハウスがあると
聞き、訪ねました。

 そもそも「住宅展示場」全体も客はまばら・・・。大阪の不景気の深刻
さを実感しました。建設コープのかたから、見事な「木の家」を案内して
いただき、あらためて国産木材家屋の「ホッとするような安らぎ」を実感。
なんだか懐かしい気持ちでした。
 最近では40代〜50代のお客さんが減ったそうで、これもリストラへ
の不安のあらわれでしょうか。もっぱら20代〜30代前半のかたが「家
賃の範囲でローンを組みたい」という話が多く、低価格のものしか売れな
いとのことでした。

 その後、淀川区の演説会。大阪五区から山下よしき前参議院議員を再び
国会へと訴えました。

 

☆◆☆ 11月10日(日) 悪政からくらしを守るために全力 ☆◆☆ 

 今日は府下各地で「健康まつり」や「福祉まつり」などが開催され、城
東・鶴見、住吉区、大東・四条畷、岸和田と大阪府下を駆け回りました。
しかし今日ほど「健康」や「福祉」が悪政によって脅かされているときは
ありません。

 自民・公明などの小泉政治は先の国会での医療制度の大改悪をはじめ、
雇用保険料の引き上げ、介護保険の見直し、年金の物価スライド凍結解除
などで3兆2千億円をこえる負担を国民に押しつけようとしています。去
る11月8日には衆議院で母子家庭の児童扶養手当の大幅削減も強行しま
した。
 日本共産党は国でも地方でも、「くらしと福祉、医療を守れ」の声を地
域のみなさんとともに、政治に届けるため全力でがんばります。

 

□◎◆ 11月11日(月) 住基ネット中止をめざし決意表明 ◆◎□

 月曜の朝恒例の上京前国会報告は、淀屋橋駅頭。瀬戸一正大阪市会議員
とご一緒に訴えました。目の前の大阪市役所に出勤する職員の方がたも多
く、先日発生した大阪市消防局救急隊員の列車接触事故とJRの対応につ
いて訴えると、聞いてくださるかたが多かったように思います。

 宣伝のあとただちに上京。正午に東京駅に着き、午後1時から総務委員
会の理事懇談会。公務員の基本給を初めて引き下げ、しかも今年4月にさ
かのぼって引き下げるという「給与法改正案」の審議のすすめ方が議題に。
民主党は「本会議での質疑を求めない」という立場をとり、それを求める
のはわが党だけに。折衝の後、「徹底審議をつくす」ことを条件に、明日
11月12日に法案の主旨説明をおこなうことになりました。

 午後4時から、「住基ネット中止と自己情報コントロール権の確立を求
める国会集会」に参加。先日の総務大臣への質問の内容も紹介しながら、
「住基ネット」そのものの重大性を明らかにし、これをきっぱり中止させ
るためにたたかう決意を表明しました。この集会には民主党や社民党から
も参加。大阪からは自治労大阪市職労のみなさんも参加されていました。
(まさに今朝、宣伝したところです)

 

○◎○ 11月12日(火) 住基ネットの業務をふやす3法案 ○◎○

 朝8時から国会内で先日の大会で選ばれた全国建設労働組合(全建総連)
の役員のみなさんとの懇談会に参加しました。

 その後、総務委員会で「給与法」について総務大臣から主旨説明。終了
後の理事懇で今後の委員会審議のすすめ方について協議しました。与党側
はなんと14日に給与法の質疑採決をおこなった後、先国会から継続審議
になっている「オンライン3法」の主旨説明をしたいと提案。
 この「オンライン3法」こそ、住基台帳ネットワークの対象事務を現在
の93事務から264事務へと大幅に増やしていくというとんでもないも
のです。8月に運用が強行された住基ネットそのものに、横浜でも中野区
でも、大きく市民の不安と怒りがひろがっているというのに、その運用を
なし崩し的にひろげようなどというのは絶対に許されません。断固廃案め
ざして全力をつくします。

 

▲△▲ 11月13日(水)あまりに冷たい母子寡婦福祉法改悪 ▲△▲

 午前中は本会議が開かれ、母子家庭の児童扶養手当を大幅に削減する
「母子寡婦福祉法」改悪案が審議入り。

 わが党からは井上美代議員が代表質問にたちました。法案の内容は、
「母子家庭の自立を促進するため」などと言って、児童扶養手当を削るも
ので、あまりの冷たい仕打ちに、怒りがこみあげました。
 はっきりさせなければならないことは、母子家庭は決して児童扶養手当
があるから自立できないのではありません。自立が妨げられているからこ
そ児童扶養手当が必要なのです。

 午後から憲法調査会。
 「経済的自由と社会権」について、早稲田大学の戸波教授、大阪市立大
の西谷教授を参考人に招き質疑。両氏とも「憲法の改正など基本的に必要
なし」と明確です。それでもなんとか憲法の不備な点を突こうとする与党
議員などにたいしても「憲法が問題なのではない。むしろ憲法に保障され
た社会権が現実の政策に生きていないことこそ問題だ」とバッサリ。
 戸波先生は「憲法25条の生存権はプログラム的性格を持つもので、直
接的に個々の権利侵害を救済するものではないが、しかし国民の生活が成
り立たないような社会保障の貧困を国が放置するなら、違憲とされて然る
べきだ」との意見を述べられ、午前中審議された児童扶養手当の削減など
は、まさに「違憲政治だ」との感を強くしました。

○◆○ 11月14日(木) 740万人の所得ダウンを強行 ●◇●

 朝から総務委員会が開かれ、国家公務員の給与法が審議され、わが党か
ら八田議員が質問にたちました。

 今回の給与法は初めて公務員の基本給2%あまり引き下げるというもの
で、この影響は地方公務員や特殊法人、恩給にも波及し、740万人の人
の所得がダウンするというものです。
 政府・与党は「民間が下がっているのだからあたりまえ」といいますが、
今度は民間での来春闘でおそらく経営側は「公務員でさえ引き下げたのだ
から…」と言うでしょう。そうして民間が引き下げられれば、また来年の
人勧も「民間との均衡をはかる」となりかねません。この悪循環をたちき
らなければなりません。
 日本共産党は一般職の給与法には反対。特別職については全体として高
給を批判してきた立場から賛成しました。

 引き続いて「オンライン3法案」の主旨説明。委員会終了後の理事懇で
は19日に質疑を行うことも決まり、ついにこの悪法が動き出します。

 

□●△ 11月15日(金) 日本を「監視社会」にしない決意 ■○▲

 朝から本会議。「知的財産基本法案」の主旨説明、質疑などが行われた
あと、昨日委員会で採決された「給与法」が本会議を通過。民主党は昨日
の委員会に引き続き、賛成票を投じました。

 正午からは国会内で、ヨーロッパ12カ国にネットワークを持つ非営利
ボランティアグループ「ステートウオッチ」の Ben Hayes氏から「イ
ギリス監視社会の実態」について報告を聞き、質疑。日本を監視社会にし
かねない住基ネットの即時中止と「オンライン3法」の廃案への決意を固
めました。

 

○○○ 11月16日(土) 質問づくりも街頭宣伝も全力投球 ○○○

 予定を変えて昼過ぎまで国会にとどまり、「オンライン3法案」の質問
準備。

 午後の新幹線で帰阪。新大阪駅から車に飛び乗り、北区と福島区の演説
会にかけつけました。
 北区の市会予定候補、よしかわ正治さん、府会予定候補の山崎すみおさ
ん、福島区府会予定候補の清水ただしさんは、もともと大阪北地区でとも
に共産党の活動や青年運動にとりくんだ仲間です。福島区市会予定候補の
きぬがわ正夫さんともども、「必ず議会へ」と訴えました。

 

◎●◎ 11月17日(日) 相変わらずのハードスケジュール ●◎●

 梅田の「ハービス大阪」で開かれた、大阪商工協議会の定期総会に出席
し、ごあいさつ。大阪経済の窮状と小泉・竹中経済政策の冷たさをお話し
し、小泉政権とのたたかいは、もはや大阪の中小企業経営者と業者の命の
かかったたたかいだと訴えました。

 あいさつを終え、会場を後にし一路泉南市に、午後3時過ぎ泉南市の演
説会。ついで、田尻町会議員団と街頭宣伝。「りんくうアウトレット」の
前で訴えました。それからとって返して、阪南市の演説会へ。夜9時に終
了し、関空へ。

 明日朝一番からの質問準備のため、最終便で上京。宿舎に着いたのは日
付が替わっていました。

 

○●○ 11月18日 (月) 明日、住基ネット問題で質問 ○●○

 議員会館で、終日質問準備。質問づくりは一番の大仕事。秘書の調査と
過去の議事録、参考文献などをもとに、最後は自分でつくります。ワード
とにらめっこしながら、途中、総務省自治行政局に来ていただいてレクを
受けたりしながら、質問内容を仕上げます。
 質問前日には、役所に翌日の質問内容を通告します。質問内容が全部で
きあがって通告を終えたのは午後7時30分をまわっていました。

 明日はたくさんの市民団体のみなさんが傍聴にお見えになるとのこと。
乞うご期待です。

 

●◎○ 11月19日 (火) オンライン化法案の採決を決定 ○◎●

 総務委員会で、住基ネットの運用拡大を内容とする「行政手続きオンラ
イン化3法案」の質疑に立ちました。
 個人情報の漏洩への国民が広がっていることについて、総務省は、「専
用回線を使っている」から何の心配もない、という答弁を繰り返していま
す。しかし、先月の私の質問で明らかにしたように、実際に使われている
のは「仮想専用線」にすぎません。そして、これがNTTという民間の事
業者が、自社で保有している回線を使って提供しているサービスであり、
総務省自身がセキュリティに責任を負うシステムになっていないことが、
今日の審議の中で明白になりました。
 片山総務大臣は、横浜市の84万人を初めとするネットへの参加拒否の
世論に全く背を向けた態度に終始しました。また、「4情報は公開」だと
いう居直りに、「万一4情報がネットから流出した場合は、住基コードや
変更情報(4情報の履歴)も一緒に漏れることになるではないか」と指摘
しても、「(その場合は)住基コードを変えればいい」と、居直りを重ね
る始末です。
 委員会終了後の理事懇では、自民党から「19日に、オンライン3法案
の質疑の続きを5時間のコースで行い、討論、採決まで」という提案があ
りました。私は「採決は問題外。住基法のときに長時間の審議をしたこと
を覆す内容の法案を簡単に採決すべきではない。日弁連や自治体首長から
も参考人として意見を聞く必要がある」と主張しましたし、社民党も「参
考人を呼んで頂きたい。採決には同意できない」と発言しました。ところ
が、委員長は、「以上の各会派の意見を聞いた上で、どのようにいたしま
しょうか」と自民と民主の理事に判断を求めるのです。
 これでは、委員会運営について小会派がいくら異論を唱えても「聞き置
く」だけで、正規の理事を出している大会派(総務委の場合は自民と民主
だけ)の意向ですべてが決められてしまうと言うことになります。
 
 やむを得ず最小限の要求として、「どうしても21日に採決をするのな
ら、委員会の場で質疑打ち切りの可否についての採決をとる」ことを求め
ました。ところが自民党の理事は「必要ない」、民主の理事は「そのため
に理事懇をやって決めているのだから」として、これすらも拒否されてし
まいました。
 「共産党が何を言おうと、この法案を21日に可決する」ということで
しょうが、それに反対する態度表明の機会まで奪うというのは、民主主義
そのものを踏みにじるものと言わなければなりません。

 

◆□◆ 11月20日(水) 期待に逆行する特殊法人「改革」 ◆□◆

 午前中、本会議がひらかれ特殊法人等改革関連46法案が質疑され、西
山登紀子議員が質問にたちました。本来「特殊法人改革」というなら@無
駄な部門を思い切って削減する、A国民生活にとって必要な事業は公的部
門としていっそう拡充改善をおこなうこと、Bただちに天下りを禁止して、
癒着構造にメスを入れること、この3点こそ国民の期待する改革です。
 ところが今回の法案は、こういったことには何らメスは入れず、無駄な
公共事業は続ける、国民に必要な「中小企業金融公庫」や「日本育英会」
などは廃止する、そして「天下り」は野放し、つまり看板の掛け替えだけ
で、まったく「改革」の名に値しないものです。

 本会議後、日本武道館で行われた「全国町村議会議長大会」に参加。午
後3時から内閣官房、警察庁、外務省、厚生労働省を呼んで、「北朝鮮拉
致問題についての政府の取り組み状況」を聞くレクチャー。4時から厚生
労働省で医労連のみなさんとともに、大阪・国立循環器病センターで25
歳の若さで過労死した看護婦、村上優子さんの問題で交渉。参加されたお
母さんの訴えに涙が流れました。

 午後6時からの憲法調査会の懇親会に参加した後、渋谷にあるニュージー
ランド大使館へ。ニュージーランド大使館、開館50周年のレセプション
に森山法相や石原大臣とともに参加しました。

 

■◇■ 11月21日(木)「オンライン3法案」審議打ち切り ■◇■

 午前11時から「全国生活と健康を守る会連合会」のみなさんと総務省
に出向き、若松総務副大臣と会い、要望書を手渡し、懇談。国保料の滞納
による国保証の取り上げ問題や生活保護の問題など切実な実態が出されま
した。

 午後から総務委員会。
 委員会開会前の理事会では、質疑続行を要求する私の主張も、「どうし
ても質疑を終局するというなら委員会採決を求める」という要求もすべて
押し切って、「オンライン3法案」の質疑を打ち切り、採決することを正
規理事で決めました。
 そもそも99年の改正住基法は、対総理質疑を含む衆議院だけでも二ヶ
月間の委員会質疑と参議院本会議での2日間に渡る厳しい与野党対決を経
て強行されたものです。その際の議論を根本から覆す重大な政府答弁が続
出しているような審議を、わずか2回の質疑で終わらせることができない
のは当然です。
 このようなやり方は、民主的な審議を尽くすという民主主義のルールを
大きく歪めるものだということを指摘しないわけにはいきません。

 

■◇■ 11月22日(金) 堂々の反対討論に異議とは!! ■◇■

 朝から参議院本会議。
 小泉総理出席のもと、「不良債権処理の加速」と「ペイオフの延期」
などを内容とする「預金保険法改正案」と「構造改革特区法案」が主旨
説明され、代表質問がおこなわれました。
 その後、昨日委員会で採決が強行された「オンライン3法案」の採決
がおこなわれ、ついに参議院を通過させられました。

 驚いたことに昨日の委員会終了後の理事懇で、ある会派から私の反対
討論に対して異議が出された、との知らせが。
 「まるで一部のもので決めたかのような言い方はおかしい」との意見
だったそうです。
 しかし私の反対討論を会議録で精査すれば事実は明白です。私は「正
規の理事を占める一部会派だけの意見で(審議を)打ち切」ったと言っ
たのです。
 参議院総務委員会には、自民・保守、民主、公明、共産、国連、社民
の6会派がありますが「正規の理事を占め」ているのは2会派なのです
から「一部」に間違いはなく、何ら問題にされる筋合いはありません。

 午後の「のぞみ」で帰阪。なんば駅頭で国会報告の演説。すぐ寝屋川
へ駆けつけ、中山徹奈良女子大助教授らと「都市再生問題」のシンポジ
ウム。

 

■◇■ 11月23日(祝) 久しぶりに沓脱タケ子さんと歓談 ■◇■

 朝から建設交運一般労働組合の執行委員会におじゃまして、わが党の
「経済危機を突破する4つの緊急提案」について説明。共同のお願いを
して懇談。大阪の建設・運輸業界の不況の深刻さや、労働者の状態の悪
化が率直に語られました。

 午後12時から、「新日本婦人の会大阪府本部、40周年記念レセプ
ション」に石井いく子衆議院議員・党副委員長や吉井英勝衆議院議員と
ともに参加。久しぶりに、お元気そうな沓脱タケ子元参議院議員にお会
いしました。

 その後、事務所で質問準備のための専門家からの聞き取りなどをおこ
ない、野田阪神駅頭で30分間、国会報告の街頭演説。夕刻の「のぞみ」
で上京し、午後9時に参議院議員会館着。ただちに質問の準備作業に入
りました。

 

■◇■ 11月24日(日) 岸和田中学・高校同窓会に出席 □◆□

 正午から霞ヶ関「三井クラブ」で岸和田中学・高校同窓会の関東支部の
総会。

 卒業生である原良也氏(大和証券グループ本社代表取締役社長兼CEO)
から日本経済の現状と今後の展望などについての話をお聞きしました。私
とはもちろん立場は違うものの、色々な意味で参考になるお話でした。
 原氏は日本取締役協会の副会長も務められ、最近オリックスの宮内氏や
商船三井の生田氏(郵政公社総裁予定者)などといっしょに『取締役の条
件』という本を出版されたと聞き、さっそく買い求めました。
 私も同窓会で一言ごあいさつを申し上げたあと空路帰阪。

 5時過ぎに関空に到着し、6時から地元岸和田だんじりまつりの若頭の
会合「天神34会」に参加。
 「34」というのは「昭和34年生まれ」の会ということです。
 今私が所属している「藤井町」はもちろん、私が育った「春木」の小・
中学校時代の同級生たちも集まり、久しぶりに懐かしい話に花が咲きまし
た。

 

◇□◇ 11月25日(月) 大門質問をちょっと手助け・・・ ◇□◇

 今日は午後から、小泉総理出席のもと、参議院予算委員会で経済問題の
集中審議。わが党からは大門議員が質問に立ち、小泉総理の言う「不良債
権処理の加速」というものが、米投資ファンドなどの意を受けたアメリカ
からの圧力で始まった議論であることを明らかにしました。
 この予算委員会はNHKのテレビ中継もあり、パネルも使ってわかりや
すく説明する努力もされていました。みなさん、いかがでしたか?ちなみ
に大門さんの横で、パネルを支える手助けをしていたのが私です

 

■◇■ 11月26日(火) 最近の二つの判決を示して質問 □◆□

 総務委員会が開催され、「郵便法」改正案の質疑に立ちました。
 今回の改正は去る9月11日最高裁が下した違憲判決を受け、郵便法の
関係法文を改正するというもので、これは当然のことです。

 今回最高裁判決によって「違憲」とされているのは、郵便法が、書留や
特別送達郵便物についてまで、たとえ故意や重大な過失で遅配や誤配があっ
ても、「免責」を定め、いっさい責任を認めてこなかったことです。この
裁判での国側主張は「膨大な郵便物を扱うので、間違いは避けられない」
というものでした。
 ところが、顧客に対して「膨大な郵便物を扱うので、間違いは避けられ
ない」などと言って、最高裁から違憲判決を突きつけられるまで、「故意
や重過失」さえ責任を認めてこなかった総務省は、職員には膨大な現金取
り扱いをさせておきながら、間違いを一切認めず、たとえそれが「軽過失」
であっても会計法の「善管注意義務違反」を口実に、個人責任を問う弁償
命令を出すという、本当にひどい対応をしてきたのです。

 最高裁違憲判決と同じ9月11日、東京高裁では「不足金裁判」の高裁
判決も下されました。そこでは国は一審に比べていっそう追いつめられる
結果になりました。判決は膨大な現金処理を行う個々の職員にとって、過
不足事故の発生は避けられないこと、それを個人の責任で解決するという
やりかたは長続きしないということ、他の公務員に比べても不公平である
ことは否定できないこと、そして今後これを「故意や重過失」に限定する
ことも「立法政策上の問題としては」考慮に値する、と述べています。
 このことを指摘し、来年春の公社化を機に抜本的改善をおこなうよう、
総務大臣に迫りました。

 

▲◇▲ 11月27日(水) 専門家もメディア規制は「違憲」 △◆△

 午前の本会議後、「消費税廃止各界連絡会」の署名提出式に参加。先日、
日本経団連の奥田会長などは「今後毎年消費税を1%ずつ引き上げ、16
%まで引き上げるべきだ」などと発言しています。消費税増税のたくらみ
を許さず、消費税はただちに3%に引き下げよ、そして廃止せよ、の声を
今こそひろげましょう。

 午後から憲法調査会。東京大学大学院の濱田純一教授と上智大学文学部
の田島泰彦教授を参考人に招いて「市民的自由、表現の自由を中心にして」
をテーマに質疑。私が質問にたちました。お二人とも「表現の自由とメデ
ィア規制」がご専門で、私の専門分野と重なるということで大変興味ある
質疑でした。
 田島教授は現在国会にかかっている、個人情報保護法案や人権擁護法案
などのメディア規制法案が、「憲法21条を事実上改憲するに等しいもの」
と明言されましたし、濱田教授も「メディア規制は自主規制が基本」との
立場でした。また「住民基本台帳ネットワーク」についても田島教授は
「違憲の疑いが強い」、濱田教授は「必要ではあるが、現在のセキュリテ
ィーには問題がある」とのご意見でした。

 

■◇× 11月28日(木) 司法判断に逆行する公務災害基金 ×◇■

 午後から委員会が開かれ「特殊法人改革」関連の3法案の質疑、採決が
行われました。
 私が質問に立ち、主に「地方公務員災害補償法」について質問。橋本市
役所で過労自殺した辻田さんの件で、上司や市長まで「公務上の過労によ
る自殺である」という意見書をあげているにもかかわらず、本部協議のあ
げく「公務外」とした件を取り上げ、本部の姿勢を質しました。

 さらには堺市立金岡小学校の鈴木先生の過労死のケースをとりあげ、基
金の運用は民間の労災に比べても大きくたちおくれていることを明らかに
しました。また、横浜市の鈴木保育士事件での最高裁判決を紹介しながら、
この8月、神奈川支部が下した保育士岡野三重子さんに「公務外」の認定
を下したことを批判。
 この最高裁判決は、「保育業務が一般論として上肢に負担のかかる業務
であることは明らかだ」と判示したもので、保育業務と頸肩腕症候群の因
果関係をはっきり認めるべきだ、と迫りました。

 大臣からも「基金にいろんな注文や要請があれば受けとめて検討しても
らう」との答弁がありました。

 

■◇◎ 11月29日(金) 基準だけ変えても改善にならない ◎◇■

 午前中、法務省から「検察官適格審査会」の運営の改善について説明を
受けました。国会には検察官の適格・不適格を審査する審査会を置いてお
り、私はその予備委員を務めているのです。

 前の審査会で、既に逮捕された大阪高等検察庁の三井環前公安部長のこ
とが問題になり、「なぜ事前に適格審査会の議題に上らなかったのか」と
いう議論がなされ運営の改善について法務省で検討したとのこと。法務省
の結論は「基準を厳しくした」ということでした。
 私が、「この新たな基準だったら、三井氏は適格審査の対象になったの
か?」と訊くと絶句。「実は、なりません」「今までの基準だった
ら、仮
に三井氏がやっていたように暴力団とつきあったりしていても許されたの
か?」「実は、そのことが解っていれば、いままでの基準でももちろん不
適格ということになります」との回答。「それじゃ、基準の問題ではない
だろう、つまり、あなたがたが適切に検察官の現状をつかんでいるかどう
かの問題ではないのか。」と指摘しておきました。

 午後から本会議。終了後「のぞみ」で帰阪。その足で日本共産党柏原女
性後援会主催の「秋の夜長のダンスパーティー」に。今回で4回目を数え
るパーティーは100人を超えるかたがたで大盛況でした。ダンスを踊っ
たのかって?残念ながら私が踊れるのは「岸和田音頭」と「オクラホマミ
キサ」だけでなのです。

 

●◆○ 11月30日 (土) 拉致問題を使った攻撃に反論 ○◆●

 堺の泉北ニュータウン内3カ所で、街頭演説会。

 来年のいっせい地方選挙で府会に立候補予定の奥村健二堺市会議員、市
会予定候補の奈良谷けい子市会議員、源中みお子さんと3人で訴えました。
 どこでも寒い中を、たくさんの人たちが、わざわざ集まって私の話を待
っていてくれて、訴えに力が入ります。とくに公明党が北朝鮮拉致問題を
利用した党利党略の反共ビラをまいた地域だけに、この党のひどさを訴え
ました。

 公明党・創価学会のビラはなんと一面に、拉致被害者のご家族が「8人
死亡」との知らせを受けて泣き崩れておられる写真をデカデカと使ってい
るのです。こんな写真を他党攻撃のために使える政党や団体が、公明党・
創価学会以外にいるでしょうか。許せないこの集団の非人間的な本性がし
めされたものです。
 そのご家族から「創価学会・公明党も何一つしてくれなかった」と告発
された公明党・創価学会はこの前の「サンデープロジェクト」でしきりに
詫びていましたが、いったいこんなビラを信者や運動員にばらまかせた責
任をどうとるつもりなんでしょうか。 

 

 

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