「今日のタックル」
2002年10月のバックナンバー
▼◎△ 10月1日(火) 地元から市議の訃報を受け急遽帰阪 ▽◎▲
昨日、小泉改造内閣が発表されました。期待していた総務大臣の入れ替
えはなし、竹中大臣が金融相も兼任するなど、銀行への公的資金注入のあ
からさまな体制づくりと、防衛庁長官に「ネオ防衛族」といわれる石破氏
を起用するなど、有事法制を正面突破しようという意図が透けて見える陣
容です。このような内閣に決して日本の未来はひらけません。
今日は先の通常国会で強行された医療大改悪にもとづいて、高齢者医療
費の負担増と雇用保険の保険料引き上げが実施される日です。国会内で全
労連や保団連など労働組合や医療団体などが集まって、抗議の集会がもた
れました。この問題が18日から始まる臨時国会の熱いテーマの一つにな
ることは必至です。
集会から宮本室に戻ると悲しい知らせが。なんと吹田市議会議員の岩本
なお子さんが今朝亡くなったとの訃報を受け取りました。あんなに元気い
っぱいの方だったのに・・・。台風で飛ぶかどうか不安の中、慌てて大阪
行きの便を予約しました。
□■◇ 10月2日(水) 「最後の一便」で弔問に駆けつけ ◇■□
昨日は、台風で次々欠航になる中、最後に飛んだ伊丹便に飛び乗って、
岩本なお子市議のご自宅に弔問に駆けつけました。
岩本さんは最後の最後まで、吹田市の男女共同参画推進条例の成立に心
血を注いでおられたとのこと。その条例は、9月議会に提案され、病床で
岩本さんが書いた賛成演説を同僚議員が議場で読みあげ、ほとんどそのま
ま可決成立しました。
今日は午後から、男女共同参画社会の推進をテーマに、党国会議員と女
性団体との懇談が予定されており、岩本市議の遺言ともいうべき条例を握
りしめて上京しました。
参加者から「大阪府議会では男女共同参画社会推進条例が自民党などか
らの攻撃で大きく後退させられた」などの発言がされる中、私から岩本な
お子さんの病床でのたたかいと吹田の条例について紹介。吹田の条例には
基本理念として「リプロダクティブ・ヘルス・ライツ」(妊娠・出産その
他の生涯にわたる性と生殖に関する健康と権利の尊重)ということまで明
記され、市や市民の責務はもちろん、市内の事業者の責務まで定めていま
す。また、市としての「男女共同参画計画」の策定、積極的格差是正措置、
苦情処理委員の設置、吹田市男女共同参画審議会の設置など、きわめて全
面的で先進的なものです。
参加者のみなさんと、岩本さんのたたかいをうけつぎともに奮闘するこ
とを決意しあいました。
●◎□ 10月3日(木) 子育て環境破壊の自民党政治 □◎●
午前中は、党の「少子化対策プロジェクトチーム」として、厚生労働省
と文部科学省より来年度少子化対策予算についてレクチャーを受けました。
いくら声高に「少子化対策」を叫んでも、母子家庭の児童扶養手当の削減
など社会保障給付を切り下げ、リストラを野放しにしていたのでは、子育
て環境が前進するはずがありません。
午後、テレビ東京の「クイズ!赤恥、青恥」の収録。国会議員に常識問
題を出して答えさせるというのですが、どこが常識問題なものですか。
「『G8』と言う時の『G』とは何という英語の頭文字か?」とか「日本
の国の国蝶は?(鳥ではなく蝶です)」とか、「誰が答えられんねん」と
言いたくなるような質問ばかり。間違いの連発でした。さてさて、どんな
絵になって流れることやら・・・。
放送予定日は10月18日か25日です。どうぞご期待?を!
□■□ 10月4日(金) 懐かしい「おばちゃん」を訪問 □■□
久しぶりにスケジュールが空いたので、地元岸和田の喫茶店「春」を訪
ねました。新港町の港湾労働福祉センター内にある喫茶「春」のおばちゃ
んは、以前、岸和田城二の丸公園で売店をやっておられました。
実はこの二の丸売店こそ、私が高校時代ふらふらと遊び歩いていた頃に、
大変お世話になった売店です。当時おっちゃんとおばちゃん、そして息子
の春男君という、まだ小さな子どもがいました
卒業後も岸和田城に行くと必ず立ち寄るようにしていましたが、3年ほ
ど前二の丸公園の前を通ると、その売店がなくなっていたのです。「どう
したんだろう」、「病気にでもなったんだろうか?」と心配していたので
すが、つい最近、岸和田高校の同窓会のホームページの掲示板を読んでい
ると、私よりも10年も若い卒業生が、その売店の閉店前夜、「常連が集
まって飲み会をした」という記事を書いていたのです。
あわててその卒業生(毎日放送にお勤めの方です)にメールすると、お
返事を下さり、今は息子の春男君が新港町に喫茶「春」をオープンさせた
ことを教えてくれました。
初めて訪ね、おばちゃんに「なんで俺にも『飲み会』教えてくれへんかっ
たんや」「そんなもん、国会にまで連絡できるかいな」「なんでやねん、
言うてくれたら来るやん」てなことで、久しぶりに盛り上がりました。
それ以来、時々訪ねています。
△◆▽ 10月5日(土) 選挙の公正を守るため奮闘する決意 △◆▽
朝から大阪の党の会議があり、国会情勢報告をかねた発言を行いました。
その後、日本国民救援会大阪府本部の定期大会のごあいさつに、池田市
にある「不死王閣」へ。
日本国民救援会は「人権と民主主義の金字塔」といわれる松川事件救援
運動をはじめ、人権と民主主義を守り、権力による弾圧事件などから国民
と労働者を守りぬくために不屈に奮闘してきた団体です。
そしてこの間は、創価学会・公明党による謀略ビラの配布などが繰り返
される中、選挙の自由と公正を守るたたかいでも大きな力を発揮して下さっ
ています。まさに、目前の大阪10区補欠選挙、そして来春のいっせい地
方選挙で、そのような動きを断じて許さないために、ともに奮闘を誓いあ
いました。
♯♭♪ 10月6日(日) 食べる前に釣らなあかんのやで ♪♭♯
朝から、「しんぶん赤旗囲碁将棋大会」大阪大会の開会にあたって、
ご挨拶にかけつけました。
今年で40回を迎える「囲碁将棋大会」は今年も大盛況で、開会時刻の
ずいぶん前から会場前に並んでお待ちいただいた方がたもおられたようで
す。
子どもたちの間でも「ヒカルの碁」というアニメが人気で囲碁がいっそ
う身近なものになりつつあることや、親しくお付き合いさせていただいて
いるプロ棋士の島朗(元竜王)さんが、「赤旗新人王戦」について、若手
棋士や女流棋士の育成に大きな貢献をしてきたことを評価して、日本共産
党が文化に大変理解ある党だと言って下さっていることなどを紹介させて
たただきました。
その後、毎年恒例の「淀川ハゼつり大会」に今年は二人の子どもたちも
連れて参加。
「よっしゃあ、ハゼの天ぷらやあっ!」てなことを言いながらついてき
た子どもたち。「あのなあ、天ぷらの前に、釣らなアカンのやで」という
私の言葉に、さっそく竿を川に・・・。
しかし、食欲の皮が突っ張った小学生に簡単に釣られるほどハゼもバカ
じゃありません。大人の人に教えてもらい、ついに一匹釣り上げて、念願
のハゼの天ぷらを口にして「ウマイ!」。参加者のみなさん、親子揃って
お世話になりました。
その後子どもたちは帰し、私は「郵政労働者学習会」の講師に。先の国
会での郵政関連四法案での論戦について報告するとともに、参加者のみな
さんとゆっくり懇談しました。
◎×◆ 10月7日(月) 住生本社の不誠実な対応にあきれる ◆×◎
月曜朝恒例の上京前国会報告駅頭宣伝。
今日は天王寺駅頭から訴えました。
日朝会談の経過と日本共産党の立場、北朝鮮による拉致犯罪の重大性と
真相の徹底解明、責任者の厳重な処罰、遺族へ真摯な謝罪と補償、今後の
日朝間の関係発展のために何が重要か、などを語るとともに、小泉改造内
閣がすすめようとしている経済政策の破綻ぶりを訴えました。
正午から「住友生命ミセス差別争議支援、大阪本社前昼休み集会」に駆
けつけ連帯のあいさつ。
昨年、大阪地裁が判決で「人事考課において、既婚女性であることをも
って一律に低査定を行うことは・・・個々の労働者に対する違法行為」と
断じたにもかかわらず、住友生命はそれを受け入れず控訴しました。こん
な時代錯誤なやり方を絶対に許すわけにはいきません。終了後、原告のみ
なさんや支援団体とともに本社申し入れに同行しましたが、実に不誠実な
対応。この会社の体質にあきれはてました。
その後、「代々木資本論ゼミナール」参加のため上京。
▼◎△ 10月8日(火) 富田林市の「梅の里ホーム」が竣工 ▽◎▲
早朝便で帰阪。富田林にオープンした身体障害者療護施設「梅の里ホー
ム」の竣工の式典にかけつけました。
1999年6月に「障害者の生活の場を広げる会」が結成されて以来、
この3年間に、「大阪南部に生活の場を!」との切実な願いは、障害者、
家族、関係者の間に深く力強く広がってきました。
様々な困難を乗り越え、「広げる会」と法人が一丸となってとりくみ、
ついに完成した「梅の里ホーム」。すばらしい生活の場ができました。し
かしここを「終の住処」(ついのすみか)にしないためには、労働と発達
の場を保障しなければなりません。次は「つじやま作業所」の完成をめざ
し、さっそく取り組みがはじまっています。
午後からは、大阪自治労連のみなさんと懇談。18日からの臨時国会を
前にして、地方財政問題、市町村合併、民営化問題、住基ネットワーク問
題など、全分野にわたる意見交換をおこないました。
その後吹田に駆けつけ、吹田市医師会の先生方と懇談。先の国会での健
保法改悪案をめぐるたたかいを報告し、10月から実施がはじまった医療
費負担増の医療現場でのあらわれなど、率直なご意見をお伺いしました。
□☆◇ 10月9日(水) 対等・平等の日中関係が大切 ◇☆□
東京渋谷のNHKホールで日中国交正常化30周年を記念して「日中友
好芸能フェスティバル」が開催され、招待を受けて私も行ってきました。
扇国土交通大臣、中谷前防衛庁長官も参加され、中谷前長官とは久しぶり
に「また、ラグビーやりましょう」という会話を交わしました。
フェスティバルの内容は素晴らしいもので、日本側も浜崎あゆみさんや
「タンポポ」「DA PUMP」、谷村新司さん、五輪真弓さん、五木ひ
ろしさんなど錚々たるメンバーで、二時間半たっぷりと楽しませていただ
きました。
日中両方の歌手の歌を聴き比べて思ったことは、中国の層の厚さと奥深
さでした。いまや踊りやパフォーマンス、演出にかけては、日中に何の違
いもない水準。残る歌唱力はやっぱり中国の十数億人の人口と五千年の歴
史の奥深さは凄いですね。いずれにせよ、中国はこれから21世紀の日本
の発展を考えるとき、絶対に軽視できないパトナーであり、「利用する・
される」というのではなく、対等・平等でお互いに発展しあう関係こそ大
切だと考えられました。
●◎○ 10月10日(木) 同世代の偉業に心から拍手 ○◎●
妻と京都へ行く約束があり、朝6時起きで京都へ、京都で妻と待ち合わ
せ、久しぶりに夫婦2人で四条界隈を歩きました。それからお目当ての、
JR京都駅前伊勢丹の美術館で開かれている「皇妃エリザベート展」へ。
「もっとゆっくり」との思いが残るまま、家へ電話を入れてみると。学
校から帰った子どもたちが「腹へったあ、俺らの晩ご飯は?」などとブー
イング。百貨店で夕食を買って晩ご飯の時間までには帰りました。まあ、
こんなもんでしょう。
昨日の小柴東大名誉教授のノーベル物理学賞受賞に続き、43歳の田中
耕一さんがノーベル化学賞を受賞したという知らせが。43歳といえば私
と同じ年、同世代の素晴らしいがんばりに、心から拍手を贈りたいと思い
ます。
□■◇ 10月11日(金) 経済危機打開で地元経済団体と懇談◇■□
9月27日に発表した「深刻な経済危機から国民の暮らしをまもるため
の4つの緊急要求」を持って大阪の経済団体を訪問し、懇談しました。ど
こでも専務理事さんや総務部長さんなどが対応してくださり、対話が弾み
ました。
これまで中小企業団体中央会とは中小企業大会などで親しくお付き合い
いただいてきましたが、今回は大阪商工会議所や関西経済連合会(関経連)
ともおおいに対話が弾んだことです。
大阪商工会議所には「中小企業がつぶれると日本がつぶれます」「外形
標準課税反対」のポスターが・・・。「この課題では意見がまったく一致
できる」とお互いに確認。関経連でも、「これだけ株価も暴落し景気もど
ん底の時に不良債権の早期処理で、倒産と失業を増やすというはいかがな
ものか」「日本と中国の経済の関係をお互いの利益に結びつくように発展
させるためにも、アジアの平和が大切」などの点で、意見を交換しました。
日本共産党の提案が、財界団体とも対話可能な道理と説得力を持ってい
ることに確信を深めました。
△●▽ 10月12日(土) 会議で大阪での活動について発言 △●▽
中央本部で、この間の日本共産党の野党外交についての報告会議があり、
私も参加しました。
不破議長から日中・日朝関係などのアジア外交、アラブ情勢とアメリカ
の戦略など3時間におよぶ報告。上田耕一郎副委員長からは、日本共産党
代表団のキューバ訪問について報告がありました。
報告の後、参加者の発言の機会があり、私も「大阪赤旗まつり」でのシ
ンポジウム、「大阪からアジアと世界の平和と友好を考える」の成功や、
昨日の経済団体との対話をふまえた発言をおこないました。
◆◎□ 10月13日(日) すがのさん勝利のために終日宣伝 □◎◆
いよいよ15日告示の衆議院大阪10区補欠選挙、すがの悦子元衆議院
議員の支援に高槻へ。終日、高槻市内ですがのさんと一緒に訴えました。
今度の選挙は日本経済の舵取りでも、外交でも、ゆきづまった小泉政権
に審判を下す重要な選挙です。「大企業や大銀行の応援から国民のくらし
を応援する政治に」「有事法制を許さず、アジアと世界に憲法9条にもと
づく平和外交を」と訴えました。
●×◆ 10月14日(月) 保険医協会から現場の実態を聞く ◆×●
大阪府保険医協会と党国会議員団の懇談会に参加。10月1日から実施
された医療改悪の影響について、生々しい医療現場の実態をお聞きしまし
た。
「9月30日に、『10月より負担が増えると聞いてあわててきました。
これからどうなるのでしょうか?』と不安を訴える患者さんがいた」とか、
「アミサリンやテオナ等といった特定薬剤の入った処方では、すぐ千円を
こえてしまい、今まで850円だった患者さんは『千なんぼ』と言っただ
けでびっくりしてしまい、『高なったんや』ということしか頭に入らず、
二度と受診しそうにない雰囲気の患者さんが多くいる」等々の重大な事態
が出されました。
「ここまで患者を痛めつけるような政治はもはや政治ではない、ただの
『弱いものイジメ』だ」という開業医のみなさんの声に、胸が痛みました。
懇談の場所からとって返して高槻へ。宣伝カーから「医療改悪を強行し
た自民・公明などの政治に厳しい審判を」と訴えました。
◇◎△ 10月15日(火) 阪和線で駅待合室の設置が決定 ▽◎◇
朝6時起きで高槻へ。大阪10区補欠選挙、すがの悦子さんの出陣式で
す。日本共産党国会議員団を代表して吉井英勝衆議院議員が連帯のあいさ
つをおこないました。出陣のマイクを握ったすがの悦子さんは元気いっぱ
い。「行き詰まる大阪の景気・経済を建て直し、壊されようとしている日
本の平和を守るためにも、私を国会へ」と気迫の訴えでした。
出陣式を終えて『のぞみ』で上京。途中で連絡があり、以前から地元泉
南市会議員団とともにとりくんできたJR阪和線の改善問題で。求めてい
た日根野駅ホームの待合室設置が決まったとのこと。利用者、住民のみな
さんととりくんできた運動と交渉の成果です。
ひきつづき、ダイヤの改善、乗り継ぎの不便の解消に全力でとりくみた
いと思います。
●○● 10月16日(水) 阪南地域の対政府交渉一日目 ●○
阪南地域6市4町のわが党市町会議員団が上京し、今日、明日と対政府
交渉に取り組みます。今日は厚生労働省と文部科学省に要望書を提出し、
交渉。
厚生労働省では介護保険の利用料の減免の拡充。乳幼児医療費公費負担
制度の創設。障害者への支援費制度について障害者や施設の不安の声にこ
たえた改善。無年金者に対する救済措置。学童保育の保育内容の充実など
9項目の要望書を提出しました。
懇談の中では、無年金者の実態について、厚生労働省は数すらつかんで
いないことが明らかになり、実態調査の必要性については認め、すすめる
考えであることが表明されました。
<●> 10月17日(木) 関空の軍事利用は認められない! <●>
昨日に引き続き、阪南地域の対政府交渉。今日は国土交通、環境、総務
の各省をまわりました。
国土交通省では、関西国際空港二期工事や騒音、振動など公害・環境対
策が大きな議論になりました。とくに航空局飛行場部が関空の軍事利用に
ついて「有事に第一義的には米軍や自衛隊の施設を使うのが原則だが、事
態の推移によっては関空の使用も排除されない」と答えたことをめぐって
大論議に。
これは、「公害のない空港、関空の軍事利用はしない」という地元住民
との建設時からの約束をほごにしたものであり、ましてや「有事には・・
・」などと、前国会で国民の広範な批判で政府が成立を断念せざるをえな
かった「有事法制」が、あたかも成立したかのような口振りは言語道断で
す。
私も地元の議員団も厳しく抗議し、答弁を撤回させましたが、政府が明
日からの臨時国会で、引き続き成立をねらっている「有事法制」というも
のがどういうものか、成立したらどんなことがおこるのか、がうきぼりに
なる答弁でした。
□■◇ 10月18日(金) 暮らしと平和を守る論戦に全力 ◇■□
本日、第155臨時国会が開会し、本日午後3時より参議院本会議で小
泉首相の所信表明演説がおこなわれました。しかしわずか15分で終わっ
た首相演説は冒頭で日朝会談と日朝国交正常化交渉への決断に触れた以外
には、ほとんど中身もない空疎なものでした。
とくに深刻な日本経済の再建と再生については、「改革なくして成長な
し」などというお決まりの繰り言が繰り返されるだけで、何の抜本的な対
策もなく、あるのは、今までどおり大銀行の支援と中小企業つぶし、国民
負担増だけです。
一方で、私が所属する総務委員会に関わる問題では、「(郵政)民営化
の具体案は既に国民に提示しており、これを基に議論をすすめてまいりま
す」とか、「国庫補助負担金、交付税、税源移譲を含む税源配分の在り方
を三位一体で検討」とか、「市町村合併については、現在、約二千五百の
市町村が検討しており、より一層強力に推進」とか、重大な内容が次々な
らんでいます。
くらしと経済の問題でも、日朝問題やイラク問題でも道理と建設的提案
で現実政治を動かす日本共産党の真価を発揮し、論戦に全力をあげたいと
思います。
◎○◎ 10月19日(土) 世界に働きかけ、世界を動かす党 ◎○◎
激戦の大阪10区補欠選挙、すがのさんの応援に高槻へ。経済のかじと
りでも平和や外交でも行き詰まる小泉政治に審判を下し、すがのさんの勝
利で政治の流れを変えようと訴えました。
今度の補選は、継続審議とされ今国会に持ち出されようとしている有事
法制をきっぱり廃案に追い込むたたかいでもあります。アメリカの戦争に
自衛隊が武力をもって協力するというような法律を絶対に許すわけにはい
きません。そして、今まさにアメリカは対イラク先制戦争をはじめようと
しています。
日本共産党はそれに断固として反対するだけでなく、実際に中東に緒方
靖夫参議院議員・国際局長を団長とする訪問団を送り、イラク政府や国会
議長とも会談。イラクの大量破壊兵器開発疑惑について、無条件で国連査
察を受け入れるべきだと迫り、「8カ所の大統領宮殿を含む、すべての場
所への査察を無条件に受け入れる」との言明を引き出しました。
この約束が守られるならば、アメリカによるイラク攻撃の口実は完全に
なくなります。日本共産党は「国連憲章のルールを守った平和の外交を」
と主張するだけでなく、野党であっても自ら世界にはたらきかけ世界を動
かす政党です。
●!! 10月20日(日) あきれた公明党の党略的反共攻撃 !!●
引き続き、激戦の高槻へ。今日は志位和夫委員長とともにJR高槻駅頭
に立ちました。40分間におよぶ委員長の演説では、経済でも平和外交で
もいよいよ光る日本共産党の真価が語られました。
この選挙で公明党は、北朝鮮拉致問題で事実をねじ曲げた党略的な反共
攻撃にあけくれています。
1988年、北朝鮮による拉致疑惑を国会で初めてまとまった形で提起
し、政府に認めさせたのはまさに日本共産党国会議員団でしたし、この拉
致問題を解決する道理ある方法を国会に提案したのも1999年の不破質
問にほかなりません。
ところが公明党はまともな解決策を持たないばかりか、与党入り前の9
8年11月には「北朝鮮のわが国に対する挑発的な外交姿勢が改められな
い限り、日朝国交正常化交渉は当面凍結すべき」と主張していたのを、わ
ずか8ヶ月後、与党入り後の党大会で「拉致事件などの解決をあえて『入
口』に位置づけないで、国交回復交渉をすすめる機会を粘り強く探る」と
ガラリと変える始末でした。
それどころか公明党は、北朝鮮が金日成崇拝を顕著に強めた70年代以
降、北朝鮮との関係を深めてきました。1972年には訪朝団を送り北朝
鮮の「朝鮮対外文化連絡協会」との「共同声明」に調印。その声明には
「公明党代表団は朝鮮人民が敬愛する金日成首相のチュチェ思想を指針と
して、千里馬(チョンリマ)の勢いで駆け社会主義建設で大きな進歩をと
げたことに対し祝福した」などとはっきり書かれています。
北朝鮮の無法行為を厳しく批判し、この20年来関係を断絶してたたかっ
てきた日本共産党に対して、こともあろうに拉致問題という人命に関わる
深刻で重大な問題を悪用し、党略的な反共攻撃にあけくれる、公明党に政
治をになう資格はありません。
□×◆ 10月21日(月) 魂がこもらない政府代表の言葉 ◆×□
今日から大阪で「アジア・太平洋障害者の10年」最終年記念大阪フォ
ーラムが開会し、その開会式典に招待されて出席しました。1993年に
始まった「アジア・太平洋障害者の10年は今年2002年で最終年を迎
えました。この10年間のとりくみの到達を総括し、今後の取り組みの方
向を定めることを目的としています。
日本政府代表や太田大阪府知事、磯村大阪市長も参加、あいさつをして
いましたが、「障害者の完全参加と平等」「すべての人の権利の保障」な
どという言葉がちりばめられたもので、「その言葉のたとえ10分の1で
も実際の政治に活かしてくれれば・・・」と思わざるを得ませんでした。
残念ながら魂がこもっていない。その証拠に、あいさつの締めくくりは
「がんばりましょう」ではなく、揃って「がんばってください」というも
のでした。
夕刻、「米軍によるイラク攻撃許すな!」安保破棄10・21大阪集会
に参加し、連帯あいさつ。参加者のみなさんとデモをしたあと、新大阪か
ら上京。宿舎についたときには日付が変わっていました。
○●○10月22日(火) あまりの節操のなさに唖然 ○●○
参議院本会議で代表質問が始まりました。今日は自民、民主の2党のみ、
わが党は明日の本会議です。
驚いたのは、自民党青木参議院幹事長の質問。小泉「改革」路線につい
て「トップダウンにしても一方的にすぎる手法に批判が出ている」と指摘、
竹中金融・経済財政相に対しても「閣僚も自分の発言について影響を考え
十分配慮すべきだ」と半ば名指しの批判を行いました。
しかし最後は「われわれ参議院自民党は、公明党、保守党の皆さんとと
もに総理を全力をあげて力強く支持する」というのですから、族議員の立
場からの注文にすぎず、別にどうということもないのですが、このときの
議場の雰囲気は異常でした。
青木質問に民主党の若手から拍手喝采。「いいぞ、青木さん、あんたが
総理やれ!」などという声援まで飛んでいました。しかし、これは笑い話
ではすまない話です。なぜなら彼らこそ一年半前、小泉政権誕生直後は、
族議員をこき下ろすような小泉総理の答弁にやんやの喝采を送っていたの
ですから・・・。「彼らには別に一貫した政策や主張はないのだな」と考
えさせられた光景でした。
午後から国家公務員労働組合の決起集会で連帯あいさつとデモ激励。夜
は10・22集会後の請願デモを激励しました。
●○● 10月23日(水) 「勝負あり!」だった代表質問 ●○●
昨日に引き続き参議院本会議。今日はわが党から市田書記局長が代表質
問に立ちました。
昨日の衆議院での志位委員長の質問に続いて、経済でも外交でも、国民
の利益第一で現実政治に働きかける、日本共産党の真価が光る質問でした。
最初の日朝問題についてのくだりではさかんにヤジを飛ばしていた与党
席も、経済問題で中小企業のリアルな実態に触れた部分にさしかかると、
議場はしんと静まりかえり、市田質問に聞き入っていました。
首相が所信表明演説で、東大阪や大田区の中小企業を例に、「国民のた
ゆまぬ努力で培われた潜在力」は健在、などと述べたことに対して、いま
問題なのは、小泉内閣の誤った経済政策のために、その潜在力が失われよ
うとしていることだと指摘。
「不良債権の処理」の名による、中小企業、信金・信組つぶしの実態を
大田区の実例をあげて鋭く告発。「大田区の中小企業を云々するなら、政
府がいかにひどいことをしたか」を反省し、誤った金融政策を改め、こう
した中小企業の置かれている苦境を打開する方策をこそ述べるべきではな
いか、と迫りました。
小泉総理の答弁は、全く精彩を欠く棒読みで、まさに「勝負あり」でし
た。
□■◇ 10月24日(木) 総力戦の大阪10区へ駆けつける ◇■□
昨日、最終便で帰阪、今日は朝から大阪10区へ。阪神高速の道路改修
工事の影響で道路は大渋滞。途中で高速を降り、電車で駆けつけました。
JR高槻駅前で松浪健四郎衆議院議員とバッタリ。「おう、松浪さん」
「みやもっちゃん、応援か?」「そうやで」「俺ら今日一日、立ちんぼや」
見ると、駅に立って、道行く人全員と握手しています。「向こうも並々
ならぬ構えだな」と実感し、私も宣伝カー到着まで、「すがの事務所」の
前で「立ちんぼ」しました。
正午に高槻を出て、新幹線で上京。午後4時50分から参議院総務委員
会理事会、5時委員会。いっせい国政補選終了後の29日には総務大臣の
所信表明を受け、その後一般質問へと、いよいよ委員会も動き出します。
△■◇ 10月25日(金) たたかう労働者の行動に熱く連帯 ◇■▽
朝から全労連の争議支援統一行動に参加。住友生命東京本社前集会で住
友ミセス裁判原告団のみなさんとともに集会。昨日の芝信金の昇任昇格差
別裁判の最高裁での勝利和解を受けて、意気高い集会となりました。
その後、東京本社要請行動に同行。なんとこの前の大阪本社に続いて、
東京本社でも立入り拒否。大阪本社のように大声を出すというようなこと
はありませんでしたが、「これが天下の大企業か?」と驚くばかりの対応
でした。
雪印でも、日本ハムでも、いま国民の深刻な怒りをかっているのは「大
企業の不正」そのものだけでなく、「その不正を認めざるを得なくなるま
でのその企業の対応」にいっそう批判が集中しているのです。
芝信金同様、いずれ司法の場でも決着がつくと確信しますが、その時、
今回のような対応そのものが厳しく問われることは間違いありません。
その後、NTT本社前集会での連帯あいさつをし、東京駅から「のぞみ」
で帰阪。午後5時高槻入りし、午後8時まで10区選挙支援。高槻泊。
△×◎ 10月26日(土) 昨夜の放送に家族から抗議の電話 ◎×△
昨日、夜8時まで高槻で街頭演説をし、車でホテルに向かう途中、妻や
子どもたちから携帯に電話。
「お父さん!俺、月曜から学校行かれへん!」
「なんでやねん?」
「お父さん、『赤恥・青恥』見た?」
「いや、見てないよ」
「むちゃくちゃ恥ずかしいやん。俺クラスの友達みんなに見てくれって言
うたんやで」
「あほかお前、ちょっとぐらい間違うたほうがおもろいやないか?」
「そやけど2問とも間違いやったで・・・」
「えっ・・・。ちょっと待て、ええか。あの日は他にも正解した問題もあ
ったんや。そやけど、番組にするときにテレビ局が、きっとお父さんが間
違うたところだけ切り取ってつくったんやろ。気にするな。友だちにもそ
う言うといてくれよ。」
「わかった」というようなやりとりが・・・。
気分を切り替えて、今日も朝からすがのさんの支援に、高槻を回りまし
た。なんと、「昨日のテレビ見たで!」という人も。でもやっぱり目は笑
っています。
午後高槻を離れ、泉大津へ。泉大津の染色業や繊維業(毛布)などの会
社経営者の方々に「不況打開の4つの緊急提案」をお持ちして懇談。地元
泉州の繊維業界の苦しみを肌身に感じました。
懇談を受けて、夜には地元市会議員団とともに演説会。小泉大不況への
怒りを込めて訴えました。
●◇☆ 10月27日(日) 投票の当日も東奔西走しました ☆◇●
昨日家に帰って、「おそるおそる」『赤恥・青恥』のビデオを見ました。
妻は私の横で大笑い。
「まあまあ、面白いやんけ。飯島愛ちゃんも二回も俺に賭けてくれたし・
・・。」
「10点だけな!」
キツい妻の言葉・・・。
まあ、評価は見てくださったみなさんにおまかせします。
今日はいっせい国政補選の投票日。朝から家を飛び出し「あさひ福祉ま
つり」に駆けつけあいさつ。終わった後、参加者のみなさんと交流。昼に
は会場を出て大阪城野外音楽堂に。「全労連近畿ブロックの総決起集会」
であいさつし、真田山公園までデモ。
夜は堺市内の演説会で国政報告。力が入って40分間の大演説になって
しまいました。
その後高槻へ。すがのさんの事務所へ。結果は残念でしたが、今後に生
きる大きなたたかいだったと思います。
すがのさんが、明日さっそく高槻駅に立つというので、「私もいっしょ
に立ちます」と急遽ホテルを取り、高槻市内に宿泊。
□×◆ 10月28日(月) 連休は「夢の島」で会いましょう ◆×□
朝7時30分から、すがの悦子さん、宮原たけし府会議員、高槻市会議
員団のみなさんとともに、JR高槻駅で選挙結果を受けたごあいさつ。
「今後ともみなさんとご一緒に、政治の流れを変えるために全力でがんば
ります」すがのさんの決意をこめた訴えでした。
終了後、JRで京都に出て、「のぞみ」で上京。昼には国会に入り、さ
っそく今週から動きはじめる総務委員会の質問準備に取りかかりました。
秘書のみなさんは11月2〜4日に「夢の島」で開催される「赤旗まつり」
の準備もあって大忙しです。私も参加します。ぜひ『赤旗まつり』会場で
お会いしましょう。
◇◎□ 10月29日(火) 論戦に向け準備に追われた一日 □◎◇
参議院総務委員会が開催され、片山虎之助総務大臣から今国会開会にあ
たっての所信表明があり、その後、中島人事院総裁から8月の人事院勧告
の中身について報告がありました。
これらについての質疑は31日におこなわれます。総務委員会理事懇談
会では「十分時間をとっての質疑を」との私の主張にもかかわらず、わが
党の持ち時間はわずか25分。それでも一人会派である社民党の15分を、
私が主張して20分に増やさせました。
31日の質問には私が立ちます。今国会の初質問、片山大臣とのやりと
りが楽しみです。
党内の部会や議員団会議の他は、今日は一日質問準備に追われました。
△○● 10月30日(水) 憲法調査会でディスカッション ●○▽
今日は、明日の総務大臣質問の準備の総仕上げをおこないながら、午後
開催された、憲法調査会にも出席しました。
今日の憲法調査会のテーマは議員派遣報告を受けてのディスカッション。
今回の憲法調査会の海外派遣はイタリア・ベルギー・フランスで、わが党
からは吉川春子議員が参加しました。
吉川議員からは諸外国が上下二院制を「二重のチェック機能」として大
切にしていること、憲法裁判所が必要な憲法判断を日本のように避けずに
きちんと行っていること、外国の改憲は手続き条文が主であり基本理念な
どは変えていない、単純に改憲の回数をとりあげて論じるのは不適当、と
の報告がありました。
外国では上院は「賢者の院」「熟慮の院」などと呼ばれているそうです。
自民党から「わが国の参議院を『賢者の院』『熟慮の院』とするためには
定数削減が不可欠」などと言う意見も飛び出しましたが、とんでもありま
せん。
自分たちの党に「賢者」が少ないのを嘆くのは勝手ですが、ノーベル化
学賞を受賞した田中さんをあげるまでもなく、日本国民の中に「賢者」は
たくさんいます。真の「賢者」が選出されず、選挙で利権代表のような人
物を、金と組織で通してきたのは自民党であり、とうてい「熟慮」などで
きないような国会運営をゴリ押ししているのも自民・公明をはじめとする
与党ではありませんか。
●○● 10月31日(木) 危機意識も責任感もない総務大臣 ●○●
朝から総務委員会で大臣に対する一般質問がおこなわれ、かつての首相
答弁も裏切り、国民の批判を押し切って8月5日から稼働を開始した「住
民基本台帳ネットワークシステム」の問題点について、私が質問にたちま
した。
総務省は「住民の利便のため」などというが、住民票の移動や遠隔地で
の交付なら、市町村同士の接続で足りること。それを「地方自治情報セン
ター」という中央集権的なセンターに全国民の4情報を集める必要はない
こと。現に横浜市では84万人の人が「私にとっての最大のサービスは、
そんなネットワークからはずしてもらうことだ」と言っているのに、それ
を認めないのは結局「住民サービスのため」などではなく、中央省庁の都
合にすぎないことを指摘しました。
また、住基ネットに使用されている「専用回線」とは「IP−VPN」
と言われるもので、文字通りの専用線ではなく多重化技術を使って、専用
回線のようにふるまうように制御された回線であり。同じ回線の上を別の
情報もたくさん飛び交っているものであることも明らかになりました。
片山大臣の答弁は例によってひどいもので、たとえ情報が漏れても使い
道がないんだから、大した問題ではないといわんばかりのものでした。