「今日のタックル」
2002年1月のバックナンバー
□■□■□ 明けましておめでとうございます □■□■□
今年が、21世紀の2年目にふさわしい新たな希望を開く年になるよ
うとの思いを込めて、初春のお喜びを申し上げます。
昨年はまさに激動の年でした。「テロ対策」を口実にした自衛隊の海
外派兵。史上最悪の経済の落ち込みと、銀行や大企業だけを救済する経
済運営。空前の失業率に対して、大企業のリストラ野放しの雇用政策、
そして国民の命綱を切り捨てる医療費負担増など、小泉「改革」なるも
のの激痛が明らかとなりつつあります。
自民・公明などの政治と国民生活との矛盾は、いっそう大きくならざ
るを得ません。
小泉激痛政治と真正面からたたかい、国民の暮らしを守るため、そし
て本当に「国民が主人公」と言える政治を現実のものにする展望を、国
民の皆さんとともに切り開くために、全力を尽くします。
昨年一年間の各方面からのご支援に心から感謝を申し上げ、本年もいっ
そうご鞭撻をいただけますようお願いいたしまして、年頭に当たっての
ごあいさつとします。
☆★☆ 1月7日(月) 師走がすぎても、走っています ☆★☆
朝は天王寺駅に立って初出勤のみなさんに新年のごあいさつ。寒い中を
私の話を立ち止まって最後まで聞いてくださった方もおり、感激。
演説を終えて、聞いてくださった方と固く握手を交わし、すぐに岸和田
にとって返す。
岸和田市の新春互礼会に参加。昨年末激しい選挙をたたかい、党派をこ
えた市民の支持で自民党候補を打ち破って勝利した原のぼる岸和田市長が
元気いっぱい新年のあいさつ。地元の国会議員としてご紹介いただいた。
岸和田の市長選挙では党派をこえた市会議員さんたちとも面識を得るこ
とができ、私にとってはありがたいことでした。深刻な不況、地方財政の
危機、市民本位の岸和田市政をいっそう発展させようという、党派をこえ
た協力が本当に大切になっていると実感。
岸和田市内の労働組合や民主団体に年始のご挨拶。妻の勤める岸和田市
職員労働組合にも行く。組合幹部のみなさんとともに制服姿の妻にもごあ
いさつ。夜は大阪自治労連(自治労ではありません)新春旗びらきに参加しあい
さつ。
府下各地の自治体職員の労働組合幹部のみなさんと交流。その後、翌日
国会日程のため上京。朝6時半に家を出てから、夜12時東京の議員宿舎に
着くまで、長い長い一日でした。
▽▲▽ 1月8日(火) 「IT」が並ぶ総務省予算案 ▽▲▽
新年初めての国会日程。朝から平成14年度総務省所管予算案について
総務省からレクチャーを受けたり、国会議員団の会議などフル回転の一日
でした。
総務省の平成14年度の総務省予算案は一般会計で18兆5503億円
となっています。このうち17兆円は地方交付税交付金関係、恩給費が約
1兆円余りで、残る3千数百億円が国の役所が使う額です。
内容の説明も受けましたが、全体として「IT化」「電子化」という文
字の多いこと。国民が便利になるためのIT化なら結構ですが、どうもそ
うは思えませんでした。
一つは国民との窓口をIT化することによって、徹底して人を減らし、
合理化するというもの。もう一つは「超高速ネットワークインフラの整備」
などといううたい文句で「IT」を看板にした土木工事を引き続き続けよ
うというもの。
中には「過疎地域に光ファイバー網を整備する」というものや「テラビ
ット級スーパーネットワークの開発」などというものまであります。「テ
ラビット」といえば現在のネットワークの1万倍の処理能力です。
ADSL技術の不安定の問題をはじめ、ブロードバンド接続を全国民に
保障することすらできない政府が、テラビットなどというネットワークを
つくって何を流すのでしょう。
IT化をいうなら、こんな事をやる前に、障害者の方々への情報保障や
デジタルデバイドの解消など、もっと力をいれるべきことがあるはずです。
看板は変えても自民党政治の本質は変わらないなと実感したレクチャーで
した。
○◎● 1月9(水) 新婦人の皆さんと平和・憲法を ●◎○
新婦人大阪府本部の新春の集いに行ってきました。
新日本婦人の会は今年で40周年を迎えます。
お米の産直運動や親子リズムの小組運動など、女性の要求を取り上げ
た運動を草の根ですすめてきました。
会員も新聞の読者も増え、今大阪の新婦人は日本で一番大きい県組織に
なっています。
昨年以来のテロを口実にした戦争への動き、憲法改悪をたくらむ動きも強まる中で、憲法を守るために、すべての女性、母親が力を合わせることが呼びかけられていました。
私も参議院憲法調査会の委員をつとめる身、新婦人のみなさんとご一緒にがんばりたいと思います。
≫≪≫≪ 1月10日(木) 暮らし暖め 商売繁盛! ≫≪≫≪
"商売繁盛でささもってこい。今宮えべっさんここだっせ"
このかけ声で知られる「今宮戎」参拝のみなさんに訴え。
小泉大不況のもと、本当に先の見えない不安に国民は苦しんでいます。
「商売繁盛」というみなさんの願い。この願いの実現のためには、やはり、
国民のふところを直接あたため、将来不安をなくし、生活を応援すること
が必要です。
私も、その願いを込めて元気いっぱいに訴えました。
この宣伝中に、青年が二人話しかけてきてくれました。
一人が「メールアドレスを持っているので、送って下さい」と、私のメ
ルマガ「―たけし Express―」の購読を申し込んでくれました。
こういう事があると、本当にはげまされます。
※※※※ 1月11日(金) JRに住民の声を ※※※※
大阪市鶴見区の道山恵美子さんとご一緒に、JR放出(はなてん)駅の
改修にともなうバリアフリー化の現状と駅前周辺整備の計画について、
現地調査をおこないました。
私も審議に参加した「バリアフリー法」の施行以来、駅の新規増設や
大規模改修時のエレベーター、エスカレーターの設置は義務づけられま
したが、まだまだ障害者や高齢者のみなさんにとっては満足できる状態
ではありません。
放出駅もエスカレーターはつくものの「上り」のみ、「下り」エスカ
レーターもつけてほしいというのが地域のみなさんの切実な要求となっ
ています。
また、今日はあわせて駅周辺の放置自転車の実態調査もしましたが、
まったくひどいものです。あれでは救急車や消防車もまともにとおれそ
うにありません。
しかし大阪市は「マナー」の問題としか考えず、いっこうに解決しよ
うともしないのです。800台収容の駐輪場はすでに満杯、500台以
上が道にあふれています。
「駅に『下り』エスカレーターの設置を」「利用しやすい駐輪場の増設を」、みなさんの声を集めて、18日にはJR西日本と交渉します。
▽▲▽ 1月12日(土) 戦争の反省の上に日韓友好を ▽▲▽
在大阪韓国人新春年賀交歓会に参加しました。
日本共産党と在日本大韓民国民団のみなさんとのお付き合いも、年を
追って広がっています。
また在日韓国、朝鮮人のみなさんがこの間強く要求してこられた、在日外国人の参政権の保障の問題も大きな国民世論となりつつあります。
韓国では今年6月には在住外国人に参政権を保障する法改正を行うことが、与野党一致で合意に達したと報じられています。
日本は世界の水準から大きく立ち遅れています。
ましてや在日韓国、朝鮮人のみなさんの問題は日本の侵略戦争の傷跡の問題でもあるだけに、その責任はいっそう重いものです。
日本共産党は在日外国人の参政権を、選挙権だけでなく、被選挙権まで保障することを主張して国会内外で全力をあげています。
「侵略戦争への反省の上に立った、日韓両国の真の友好を!」、あいさつできっぱりと言い切ったのは日本共産党だけでした。
♪♪♪ 1月13日(日) 若者の夢を応援する政治を ♪♪♪
私も15歳から34歳まで19年間お世話になった青年団体、日本民主
青年同盟大阪府委員会の代表者会議にご挨拶に伺いました。
高校生や大学生から働いているかたまで、たくさんの若いみなさんにお会
いして、とても頼もしく感じました。
様々なファッションや髪型の若者たちがいて、中には「トラ刈り?」の男
性も。みんな自分を表現することにこだわっていて、とてもカッコよかっ
たです。
限りない未来と希望を持ち、これから大きな可能性に挑戦しようという若
い世代の前に、いま日本社会は働き場所ひとつ保障することもできずにい
ます。
「若者たちの夢や希望が、活かされ、大切にされる政治を」、日本共産党
と民青同盟の出番です。
### 1月14日(月) 成人式宣伝で若者たちと対話 ###
今日は大阪府下各地で成人式が行われました。私も民青同盟のみなさん
と一緒に堺市の成人式会場で宣伝やアンケート活動に取り組みました。
振り袖姿の女性、真新しいスーツの男性、中には「紋付き袴」という方
も・・・。「買ったんですか?」と聞いたら、貸衣装、3万円ほどだった
そうです。
目を引いたのはご夫婦で赤ちゃんを抱いてというカップル。今の冷たい
政治のもとで、若くしての結婚と出産、子育てにはなかなか苦労が耐えな
いだろうな、などと考えてしまいました。
「就職難をなんとかしてほしい」との声を寄せてくださった2年間職探
しをしているというフリーターの男性。「学費が高くて親に申し訳ない」
と語ってくれた私立大学の学生。みんな先行きの不安は深刻です。
新成人のみなさんがもつ限りない可能性と希望が、大切にされ、花開か
せることのできる社会を、そんな21世紀をきりひらくのもまた、若者た
ちに違いありません。
(◎_◎)1月15日(火) 便利さも中くらい・・・?(◎_◎)
国会に上京。終日、質問準備。山のような資料に目を通しました。
最近、わが党きっての「論客」といわれた正森成二元衆議院議員が、自
らの国会論戦の経験をもとに、国会議員の質問準備の心がけなどを書いた
「質問する人、逃げる人」(清風堂書店刊1800円)を出版されました。
大先輩の貴重な体験に、考えさせられることも多かったですが、「正森さ
んと同じようにはいかんなあ」とも・・・。
とりあえず宮本は宮本らしくやってみようと思います。
同時に、正森さんの時代になかったもので、いま質問を始め国会議員活
動の有力な武器はインターネットです。昔なら百科事典で調べたようなも
のも、今ではヤフーの検索エンジンで一瞬にして解決です。
もちろん、ズラズラと並ぶページ検索結果から、どれを信用し、どれを
捨てるかという情報の取捨選択能力が問われます。ウソを書いた百科事典
はめったにありませんが、ウソを書いたホームページはいくらでもありま
すから。
これが「インターネットリテラシー」とか「メディアリテラシー」とい
われるものです。これからの時代、子どもたちにはこういう能力が不可欠
になっていると実感します。
〒〒〒 1月16日(水) 郵政事業は国民のもの 〒〒〒
党内の会議で、郵政事業のあり方について議論。
21日からの通常国会には新しい郵政公社の法案が出されますし、
小泉首相は郵政民営化を小泉改革の目玉にしようとしています。
私は国会の場で、特定郵便局長会など自民党の「郵政ぐるみ選挙」
の問題や、郵政省からの関連企業への天下り問題、新型郵便番号区
分機をめぐる談合など、この間、郵政事業の問題点をくりかえし追
及してきました。
ついに私の追及が捜査当局をも動かし、自民党議員の辞職にまで
追い込んだのですから、日本共産党こそ最も徹底した郵政事業の真
の改革派であると自負しています。
しかし、小泉首相の主張する「郵政民営化」とは、国民の財産で
ある郵便貯金や簡易保険を銀行や財界の儲けにまるごと売りわたし、
郵便も儲かるところは差し出そうというもので、まさに「薬と称し
て毒を盛る」ものです。
特定局長会や自民党橋本派などは、労使協調路線にたつ労働組合
や、野党の一部とも一緒になって、さまざまな既得権益を守るため
に、現状をかたくなに維持しようとしています。
日本共産党は「毒を盛る」小泉民営化とも、既得権益にしがみつ
くいわゆる「抵抗勢力」とも一線を画し、郵政3事業の国民本位の
改革めざして全力をあげたいと思います。
□■□1月18日(金) 特注の大TASUKIで宣伝 □■□
京阪京橋駅で後援会のみなさんと宣伝。
今年度予算案のひどさを訴えると、たくさんの方々が立ち止まってくれ
声援を送って下さいました。みなさんの怒りの声を体いっぱいに詰め込ん
で、通常国会での予算審議に臨みます。
今年から街頭での訴えの時には、「参議院議員 宮本岳志」というタスキ
をかけることにしています。実は現職国会議員でタスキをかける人はあま
りいないのです。
「国会議員というものはバッジと顔で知られているはずのもの、タスキを
かけるなんて『私は半人前でございます』と言ってるようなもので、恥ず
かしい」と言う人もいます。
しかし現に私などは、まだまだ知られていないんですから・・・。日本共産党のことは、あまりテレビや新聞も取り上げてくれませんしねえ・・・。
わが党の議員にとって街頭が活動の大切な舞台。有権者のみなさんと直にふれあい、顔を見てもらい、お話をお聞きし、名前も覚えてもらって、国民とともにがんばる、これが日本共産党の議員の原点です。
街角で、タスキをかけた私を見かけたら、お気軽に声をかけてください。国会のデモ激励にも、人より一回り
大きなタスキを作りました(写真)
◎◎◎ 1月17日(木)市民本位の市政は長いほどいい ◎◎◎
「清潔で公正・民主の革新貝塚市政をすすめる会」の市民集会に参加しまし
た。
「痛み」ばかりを押しつけてくる政治の防波堤となって、市民のくらし・福祉
を守るのは、自治体の大きな役割です。
「市民本位のよい市政は長ければ長いほどいい、国いいなりで市民に『痛み』
を押しつける自民党市政を許さず、市民本位の貝塚市政の継続のために奮闘し
よう」と訴えました。
☆★ 1月20日(日) 取り戻したい鶴橋の「におい」 ★☆
貝塚市長選挙の出陣式に朝から参加した後、BSE(狂牛病)の営業への影響の
調査に鶴橋の焼肉店を、天王寺民主商工会の役員さんと一緒に訪問。リアルな状
況を聞かせてもらいました。
これまでBSEの問題はもっぱら畜産農家の問題として論じられることが多かっ
たのですが。被害は決してそれだけではありません。流通業者や食肉販売店、そ
して何よりも焼肉店をはじめとする飲食店の売り上げの落ち込みも深刻です。
私が訪ね歩いた鶴橋の焼肉店でも昨年の9月にBSEが発生して以来、売り上げ
は50%〜80%減とのこと、一時期は大阪の人間なら誰でも知ってる「環状線
の電車が鶴橋の駅に止まって、ドアが開いた時のあの美味そうな臭い」も消えた
そうです。
「10人いた従業員を4人に減らした」「街全体がさびれた感じがする」など深
刻な状況が出されました。くいだおれの街大阪で、鶴橋はまさにシンボル的な街
の一つです。
そもそもBSE問題がここまで被害を広げたのは、すべて政府・農水省の責任で
す。焼肉店には何の責任もありません。ならば政府の責任で補償するのは当然で
す。ところが政府は融資制度を用意するだけ、何の責任もとろうとしません。
鶴橋に一日も早く、あのにぎわいとあの美味そうな臭いを、と願わずにはいられ
ませんでした。
▲///△ 1月21日(月) 荒れ模様の通常国会開会 △///▲
第154回通常国会開会。東京は2002年の政局を示すような大嵐。
「国会開会日に和服で登院しよう」という趣旨の和装議員連盟のみなさん
も記念写真は中止に(私は和装ではありませんでしたが)。
政界は、加藤自民党元幹事長の私設秘書や民主党副代表の元秘書がかか
わった公共事業の「口利き料」疑惑で大揺れです。
一昨年11月国会で「あっせん利得処罰法」をつくったとき、私設秘書
も処罰の対象に含めなければ「ざる」になるとのわが党の指摘に、耳も貸
さなかった与党。いまさら「私設秘書も処罰の対象にすることを検討」な
どとはあきれます。
しかしこういう汚職腐敗は、「あっせん利得処罰法」だけではぜったい
になくなりません。根絶するためには「企業団体献金の禁止」が必要です。
企業が政党や政治家に献金するのは見返りを求めてのこと。
考えても見てください。この不景気な世の中で、何の「見返り」もない
のに、「どうぞどうぞ」と政治に金を出す、そんな企業があるでしょうか。
少し考えればわかることです。
「企業・団体献金の禁止」これが出来ない小泉首相に改革を語る資格は
ありません。
今日は、質問の準備で、まる一日「勉強づけ」の生活でした。こういう
時にたまるストレスが食べすぎの原因になりやすいので、健康管理に気を
つけなくては。
今日の衆議院の本会議から、今年度予算の2次補正を巡る論戦が始まっ
ています。「浪費の大型開発ばかりで個人消費をあたためる視点がない」
という、わが党の山口富男議員の指摘に、小泉総理は、補正予算や来年度
本予算に盛られた相も変わらぬゼネコン型プロジェクトで、国民の「就業
機会」が拡大するかのように強弁しました。
国民に冷たい自民党政治を変えたいという願いに対する「抵抗勢力」と
いう彼の本質を明らかにすることが、今国会の大きなテーマの一つです。
今朝の赤旗に、「三菱大型車12万台以上、無償点検 トレーラー脱輪
死亡事故受け国交省が指導」という記事が載っていました。今月10日に
横浜で歩行中の主婦が亡くなるという痛ましい事故をきっかけに、赤旗の
調査によって同種の脱輪事故が多数起きていたことが発覚したという報道
です。これまで問題を隠していた会社の姿勢が、何の罪もない市民の命を
奪う結果になったと言えます。
三菱自動車のリコール隠しの問題は、以前に委員会質問で取り上げたこ
ともあります。交通事故議連の一員として、被害者や遺族の方のお話もう
かがっててきただけに、自動車メーカーの安全軽視を許さない政治に変え
ていきたいと、あらためて痛感しています。
「大阪民主新報」に掲載した川田龍平さんとの対談を、このホームペー
ジの「だんじり対談」のコーナーに掲載するよう、現在準備中です。ご期
待ください。(既に掲載されています・・02年2月)
》<◎>《 1月24日(木) 無責任な農水大臣 》<◎>《
予算委の論戦が始まりました。
野党がいっせいに取りあげて追及したのが、BSE(狂牛病)問題での
農水省の責任でした。この問題では、「農水省自身が被害を拡大した」こ
とを認めざるを得なくなっていますが、それにも関わらず政府は、日々拡
大している被害の全体を把握することさえしていません。
事態の決定的な転換点となった1996年には、「肉骨粉の飼料への使
用を禁止すべき」という専門家の意見に、「5月にでも」と次回の会合で
の検討を約束ながら、そのまま会合自体を開かずに封殺したことが、「検
討委員会」に出された資料で明らかになりました。
その直接の責任者である当時の畜産局長は、先日退官した前事務次官で
す。国会の審議で追及されることがわかっている今の時期に、当時の事情
の説明をさせることもなく、「逃がして」しまう、霞ヶ関の体質。しかも
彼の退職金の約9000万円には、「退職勧奨による8%の割り増し」も
含まれているというのですからあきれてものが言えません。
%%%% 1月25日(金) 息子からの緊急電話 %%%%
質問準備で国会に張り付きになっています。そこに小学校5年生の息子
から突然の電話が。
何事かと思いきや。
「お父さん、僕、ちょっと割合というのがわかれへんねんけど・・・」
−−算数の質問でした。
「割合って、1割とか2割とかいうやつか?」
「そうそう」
「1リットルの水がありました。今200ミリリットル飲んだら何割飲ん
だことになるでしょう、とかいう問題か?」
「そうそう」
「それはやなあ・・・」
突然始まった電話に秘書もあっけにとられています。
「10分の1が1割、10分の2が2割、つまり『10で割ったうちのい
くつか』というのが『何割』ということの意味や」
などと説明しました。
「パーセントというのもちょっとわかれへんねん」
という息子。
「パーセントというのはやなあ、今度は『100で割ったうちのいくつか』
という意味や」「消費税5%っていうやろ。それはその物の値段以外にそ
の値段の100分の5を別に税金として払えということや。だから5パー
セントは100分の5」
などと話します。
「お父さん、次帰ってきたとき、ゆっくり教えてな」
「おう、わかった」
結局、「早く帰ってきてほしい」、ということだったのでしょうか。
〓◎〓◎ 1月26日(土) 「9年間」の勝ち? ◎〓◎〓
子どもからの電話を受けて、質問準備の合間を縫って、自宅へ帰りま
した。自宅に夜9時半着、日曜の朝一番で上京するというハードスケジ
ュール。
息子が算数の「割合」の問題を教えてもらおうと、寝ようとしていた
布団から起き出してきました。小一時間、説明したけど、わかったかな
・・・?
妻が私に留守中のエピソードを語ります。1月21日に開かれた不破
議長の「資本論ゼミナール」の初講義。翌日のしんぶん「赤旗」に、そ
の光景が載りました。
私が受講することを知っている妻は、その写真に映っている大きな背
中が私だとわかり、娘(9歳)に、「この写真の中でお父さんどれかわ
かる?」と聞いたというのです。
娘わからず、勝ち誇った妻は「これがお父さん」と指さしたら、娘は
「お父さんこんなに太ってないで」と言ったといいます。「いいや、最
近太ってきてるんや」と本人のいないところで言いたい放題の妻に、娘
は「そらお母さんはお父さんとつきあいが長いもん。私はまだ9年間し
かつきあってないから・・・」と言ったそうです。
笑う妻に「俺、質問準備でその講義、行ってないで・・・」というと
絶句。二人で大笑い。今回は「25年間」の負けでした。
◆□◆ 1月27日(日) 「片道方式」の善し悪し ◆□◆
明後日の私の参議院予算委員会総括質問、「NHKのテレビ中継を見た
いが何時頃からか?」というお問い合わせを何件かいただきました。
質問は、29日(火)の午後であることは間違いないのですが、参議院
の予算委員会の質問時間のはかり方は、「片道方式」といって、質問者の
時間しかカウントしないのです。
つまり私の前の質問者に、答弁者(大臣など)がだらだらと長い答弁を
したら、どんどん私の質問の始まりが遅くなり、短い答弁で終わったら、
むしろ質問開始が早まります。
質問者にとっては、答弁の長短に、自分の持ち時間が左右されないと言
う良い面がありますが、見る方にとってはやっかいですね。
単純に理想的にすすんだ場合は15時30分頃の予定ですが、14時台
になる可能性や、16時台になる可能性も少なくありません。
このホームページで時々刻々、お伝えしたいと思いますが、昼間ホーム
ページを見ることのできないかたや、ビデオで録画したいというかたもい
らっしゃるでしょう。
ビデオ録画の場合はちょっと長めのテープをセットしてもらって、午後
2時頃から午後5時頃まで録画してもらえば、間違いなく入ると思います。
では、お楽しみに。
━━━緊急報告1/28午後11時30分国会発━━━
テレビでも報道されているように、第二次補正予算を審議する、衆議院
予算委員会が膠着状態のまま、止まっています。本会議での採決は今日中
には不可能、早くて明日未明という状況になっています。
ことの発端は1月20日のアフガン復興会議へのNGO代表の参加を自
民党の鈴木宗男議員が外務省に圧力をかけて妨害したことから始まりまし
た。
NGOのひとつ「ジャパン・プラットフォーム」と「ピースウインズ・
ジャパン」の代表である大西健丞(けんすけ)さんが朝日新聞紙上で「お
上の言うことはあまり信用しない」と述べたことがけしからんと鈴木氏が
激怒。外務省に圧力をかけてアフガン復興会議への参加を拒否させたとい
うのです。
当の鈴木宗男氏や外務省野上事務次官は全面否定したが、衆議院予算委
員会の答弁で田中真紀子外務大臣が鈴木氏の圧力を認める答弁をしたから
大変です。
鈴木氏の圧力はあったのか、なかったのかで政府内で意見が食い違い、
こんなままでは審議はすすめられない、ということで「政府統一見解」を
求めて、衆議院予算委員会は止まっています。
たったいま出された統一見解は「政府部内で食い違いがある」というも
ので、そもそも「統一見解」になっていません。これでは納得できないと
言うのは当然でしょう。
私は、今回の問題、鈴木氏の圧力があったことは間違いないと思います。
当の大西氏が外務省から「鈴木氏のところへ謝りにいってくれ」と言われ
た、と証言しています。なにもないなら、謝りに行く必要もないのですか
ら。
いずれにせよ、依然としてまだこの後、締めくくり総括質疑2時間20
分、その後財政金融委員会の討論と採決、そして本会議での討論採決、と
衆議院は徹夜の様相です。
さてさて、明日午前九時から、参議院予算委員会は開催されるのでしょ
うか。
ここまで来たら、与党は審議日程にこだわらず、納得のいく統一見解を
しめせるまで徹底調査し、責任者に責任をとらせること、そして国民に納
得のいく国会審議を保障することが必要です。
2002年1月28日午後11時30分、国会にて
━━━1月29日 本日の予算委員会での質問は延期の見込み━━━
本日11時現在、予定された参議員予算委員会は開会されていません。
上の「緊急報告」でお知らせしたような事情で、審議すべき補正予算案そ
のものが衆議院から送られてこないためです。本日午後に衆議院を通過さ
せるための本会議がセットされていますが、それ自体どうなるかわからな
い状態です。最短の時間を想定しても、私の質問時間は深夜にずれ込む計
算になり、おそらく今日は無いものと思われます。
また、新しい情報が入ればお知らせします(1月29日午前11時)。━━━━ 緊急報告1月29日(火)13:30 国会発 ━━━━
参議院予算委員会の私の質問のテレビ中継を楽しみにして下さっている
みなさんに、今の国会の状況を報告します。
昨日深夜12時直前、与党は締めくくり総括質疑2時間20分を残した
まま、突然質疑打切り動議を提出、与党だけで採決を強行するという暴挙
に出ました。そして本日中に衆議院本会議を開会して、第二次補正予算の
衆議院通過をたくらんでいます。こんな暴挙は前代未聞であり、絶対に許
せません。
国会冒頭の強行採決、しかも原因は政府自身の内部の意見対立というの
ですからあきれます。福田官房長官は責任を持って政府統一見解を出すと
いいながら、出てきたのは「両者の見解に相違がある」などというもので、
そもそも「統一見解」になっていません。
田中真紀子外務大臣と野上事務次官は、この問題で鈴木氏の圧力があっ
たかなかったか、まったく逆の答弁をしており、必ずどちらかがウソを言
っていることは明瞭です。国会で(どちらであるかはともかくとして)ウ
ソの答弁がまかり通るというようなことは絶対に許されるものではありま
せん。
「言った、言わない」はともかくとして、鈴木氏の関与はまちがいあり
ません。そもそも、鈴木宗男氏が激怒したらアフガン復興会議へのNGO
の参加が拒否されるなどということが、あってはならないことだけは、は
っきりしています。自民党はいつまでこんな政治を続けるつもりなのか?
「一国会議員の発言で、アフガン復興会議という一国の外交にかかわる
方針が歪められた」、この重大問題を小泉総理は「そんなに大きな問題じ
ゃない」などと言っています。しかし、この問題は、絶対に避けては通れ
ない、国政上の重大問題だと言わねばなりません。
2002年1月29日、午後1時30分、国会にて
━━━━━ 国会は現在も全く動いていません ━━━━━
午後5時30分ごろ与党側から、NGO参加拒否への鈴木議員の介入問
題についてのペーパーが出されましたが、野上外務省事務次官以下8人か
ら聞き取りをした結果などというもので、中身は口を揃えて「野上事務次
官の言うとおり」というものです。
これで「衆議院本会議を開かせてくれ」などというのは国会を愚弄する
ものです。今回の問題の核心の一つは、当の鈴木氏も含めて、「鈴木氏が、
この問題にいっさい介入しなかった」とは誰も言っていないことです。
野上次官がどう言ったかとか、24日朝の勉強会でどういうやりとりが
あったかとか、それは意見が食い違っています。しかし「鈴木氏がいっさ
い介入していない」という話はいっさいありません。
つまり、問題は「誰が何を言ったか」ではなく、「鈴木氏はアフガン復
興会議へのNGO参加の是非について、いっさい介入しなかったかどうか」
が問題なのです。
この点で介入があったことは明瞭で、だからこそ外務省はNGO代表の
大西氏に「鈴木議員のところへ詫びにいってほしい」などと言ったのです。
午後8時45分から衆議院予算委員会の理事会が招集されました。私た
ちは決して審議を頭から拒否することはしませんが、国会が国民の負託に
応え、国会としての機能を果たせるような議会運営を要求するのは当然で
す。
昨日強行採決した、衆議院予算委員会の委員長も、財政金融委員会の委
員長も「昨日午後11時50分以降の委員会運営は正常でなく誠に遺憾。
間違いはわかっているが、そうせざるをえなかった」などと述べ、衆議院
議長も「与党は議長を救急車のように思っているのか。勝手にことを起こ
しておいて、何とかしてくれと駆け込んでくる。誠意を持って与野党間の
話し合いを持て」と述べざるをえないような議院運営をすすめることはま
さに暴挙です。
さて、私も国会に来て初めて知った「国会の常識」では、与党は悪いこ
とは夜になって始めるものです。盗聴法の時もそうでした。昼間は何も動
かさず。夜が更けてから強行に出る、このたくらみは依然としてすすめら
れています。
そんな折り、民主党の大橋巨泉参議院議員の議員辞職のニュースが飛び
込んできました。「やめたら元も子もないだろう。去年あんたに投票した
人はどうなるんや」との思いは禁じ得ませんが、これも民主党という党の
現状なのでしょう。
私のテレビ質問はますます微妙な状況のまま、ジリジリとした時間が過
ぎてゆきます。
19時30分 議員会館にて
━━━29日の結末(予算委員会は30日開会の見通し)━━与党は、29日の深夜11時から衆議院本会議を単独開会、第2次補正
予算を参議院に送ってきました。
これは、昨日の予算委・財金委での強行採決に続く二日連続の暴挙です。
この間の「政府見解」なるものの内容やそれをめぐる動きが、閣内の不一
致をはっきりと示しているにもかかわらず、問答無用とばかりに審議を打
ち切ったことも、重大です。また、特定の「有力議員」の意向で政府の外
交が歪められたということも、看過するわけにはいきません。
この日記を書いている今、田中外相と野上外務事務次官の更迭のニュー
スが入ってきました。
明日、朝9時から参議院予算委員会の開会予定となっていますので、単
純に言えば29日の日程がそのまま一日ずれるということになるのですが、
荒れ模様の中、順調に質疑が進むとも思えません。だいたい、外相に質問
通告をしていた質問者もいるはずです。
私の予定していた質問が何時頃になるのか、まったく不透明になってし
まいましたし、こうなると質問者の交代の可能性も含めて、30日は、何
がどうなるかわからないという情勢です。
1月30日 0時20分
━━━━ 30日9時30分 参院予算委員会は空転 ━━━━
予算委員は9時に委員会室に集まっています。しかし、9時30分をすぎて
も委員会は開会されていません。
野党は、アフガン復興会議の問題を取りあげて追及しようとしています。
ところが、真相の解明に不可欠な田中(前?)大臣と野上(前?)次官が
出席しないというのですから審議のしようがありません。
━━━ 30日12時 わが党の質問者は筆坂政策委員長 ━━━
予定より約1時間半以上も遅れて、予算委員会の総括質議が始まりまし
た。
小泉首相は、アフガン復興会議をめぐる問題を「外務省内部の問題」に
矮小化し、ふたをしてしまおうという態度に終始しています。
わが党は、この問題を含めて政府を追及するため、急遽、筆坂議員が質
問に立つことになりました。質問開始は5時前後になりそうなテンポで進
行しています。NHKの中継は6時で打ち切り(その後の分は深夜などに
録画で放送)になるのですが、それまでに間に合うかどうか微妙な状況で
す。
1月30日 正午
━━━ 30日14時 筆坂政策委員長の質問は夕方 ━━━
先ほど民主党議員の質問が終わりました。今の時間経過から「単純計算」
をすると筆坂議員の質問は17時15分頃の開始ということになります。
しかし、時間がずれ込んできていることに対して、これから質問する自民
・公明が日程消化の促進を図ってくることが予想されますので、早ければ
4時頃にも筆坂質問が始まる可能性があります。
━━━ 31日、予算委員会で質疑を行います ━━━本日、予算委員会で質問を行います。
テレビ中継はありませんが、ネットで
http://www.sangiin.go.jp/japanese/frame/joho1.htm
ご覧いただけます。
◎○◎ 1月31日(木)
予算委員会で質問しました ◎○◎
本日の参議院予算委員会で、福田内閣官房長官、武部農水大臣、扇国土交
通大臣、石原行革担当大臣を相手に、BSE問題と日本道路公団に対する青
木自民党参議院幹事長の圧力問題と加藤紘一元幹事長の秘書の「口利き疑惑」
について、質問に立ちました。今回のBSE問題での被害が、畜産農家633億円、肉屋さんなどの業者
907億円、焼肉店などが540〜640億円、総額で2000億円にのぼ
るという試算がはじめて公になりました。
また、日本政府が「日本はBSE未発生国である」と強弁するのに対して
「BSEが見つかっていないだけで、すでにBSEの牛が存在する可能性が
ある」とEU委員会が武部農水大臣あての書簡(昨年5月8日付け)で、指
摘していたにもかかわらず、武部大臣はその自分宛の書簡を12月21日ま
で知らなかったという重大事実が明らかになりました。武部大臣は自分の重大責任を認めざるをえなくなりつつも、責任をとって
日本道路公団の問題では、「借金を増やして無駄な高速道路をつくるのを
辞めると言うこともできない、情けない姿が浮き彫りになりました。小泉内
閣は田中前外務大臣を云々する前に、武部農水大臣こそ罷免すべきです。
見直す」などという小泉総理の宣伝とは裏腹に、昨年末、発注見送りを決め
た、新規着工13事業さえ、青木自民党参議院幹事長が激怒すれば、一転し
て発注が決まるなど、結局「族議員」の政治力に小泉内閣が無力であること
が明らかになりました。
このような「自民党有力議員の圧力で公共事業が動く」という構図が「あ
の人に頼めば公共事業が動く」「あの人に口利きしてもらおう」ということ
を生む温床になっていることを指摘。答弁に困った扇大臣は「政治家誰しも地域の代表、地域の利益ために働く
のは当然」などと答弁。私が、「そういうことが政治を歪めている。国会議
員は地域の利益代表などではない。国民全体に責任を負うのだ」との指摘に、
石原大臣も「国会議員は国民全体に責任を負うもの」と答えざるをえません
でした。私は「口利き」疑惑のおおもとに企業と政治家の金の結びつきがあること
を指摘し、企業団体献金の禁止を求めるとともに、これができない小泉内閣
に政治改革を語る資格はないということを厳しく指摘しておきました。
残念ながら、テレビ中継はありませんでしたが、ビデオや議事録のかたち
で、みなさんのところへ届けたいと思います。
ご声援ありがとうございました。
2002年1月31日午後5時、質問を終えて