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= たけし Express −No.123− ■ 2005年07月05日 ■ =
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(目次)
◆小林よしのり氏の最新刊「新ゴーマニズム宣言、沖縄論」を読む!
◆「NPT再検討会議NY要請代表団」報告集が完成!
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◇「宮本たけしは小林よしのりと似てる」と言われるからではありません
が・・・
小林よしのり氏の最新刊「新ゴーマニズム宣言、沖縄論」を買って読みま
した。「宮本たけしは小林よしのりに似てる」などと言う人がいるからとい
うわけではないのですが、私は以前は「戦争論」をはじめ何冊か、彼の漫画
を読んだこともあります。
まあそのときの私の感想は「小林よしのりは『曲学阿世の徒』である」・・・
彼の漫画の特徴は、歴史に真摯に学ばず、ジャーナリスティックな議論に飛
びつき自分を大きく見せようという異様な自己顕示欲と「漫画」という彼の
「才能」を生かした事実の歪曲であって、読むに値しないものだと思いまし
たね・・・。
もう一つ言わせてもらえば、「小林よしのりは、恥ずかしがり屋の『放言
癖』の持ち主である」ということ。だって・・・必ず「ごーまんかましてよ
かですか?」などと聞いておいて、えらそうに論をぶつ。私なら言いたこと
は聞かずに言うし、聞くぐらいなら言いませんね。彼は見せかけ以上に「恥
ずかしがり屋」なのです。しかし同時に、ひとまずそう聞いた上でなら、ど
んな内容を放言しようが許されるという卑怯さもつきまといます。
だから、そう見切った後は一切読みませんでした。この人の「寂しさ」や
「コンプレックス」は痛いほどわかりますけどね。しかし小林氏が藤岡信勝
氏や西尾幹二氏などと「新しい歴史教科書をつくる会」を始めて以降は、ソ
連崩壊に腰を抜かした、いわゆる「サヨク」くずれの教育学者や、別に歴史
が専門でもない大学研究者にかつがれて、「漫画」という手法の若ものに与
える影響だけを買われて、学者にでもなったつもりで得意満面。まさに「醜
悪なものの典型」との思いでした。
さて、今回の「沖縄論」・・・まあ手法の醜悪さは変わりません。私は彼の、
こういう描きかたは大嫌いです。ただ第19章「亀次郎の戦い」は注目に値
します。亀次郎とは沖縄人民党を創設し、後に日本共産党副委員長となった
故・瀬長亀次郎さんのこと。小林氏は祖国復帰闘争での瀬長さんの不屈のた
たかいを描いた上で「その功績は、誰にも否定できない」と論じています。
「沖縄論」は全体としては沖縄に米軍基地の70%が集中する実態を細か
く告発、その対比で日本政府や「親米保守派」の対米追随を批判するもの。
ただし、その立場は「靖国史観」からのものですが・・・。しかし瀬長さんの体
を張った在日米軍とのたたかいをここまで評価するのなら、侵略戦争に反対
して命がけでたたかいぬいた戦前の日本共産党のたたかいや、日本本土で米
占領軍命令による「レッド・パージ」とたたかいぬいた日本共産党のたたか
いに目をふさぐことはできないはずです。
沖縄の本土復帰は沖縄における瀬長さんなど沖縄人民党のたたかいと、本
土での沖縄返還同盟や日本共産党のたたかいが両輪となって実現したもの、
だからこそ沖縄人民党は本土復帰後日本共産党に合流し、瀬長さんは日本共
産党副委員長になったのです。
たしかに「沖縄論」では、「いい線」までいってるところもあります。
「先の大戦」の「悲劇」について小林氏は「厳密に言うと違うんだよなあ。
本土の悲劇はアメリカだけが加害者なのだ。沖縄の場合は・・・アメリカ兵だけ
でなく日本兵までもが沖縄県民にとって加害者になるケースがあった」と認
めるのです。
しかし残念ながら本土の悲劇は「アメリカだけ」が加害者ではありませ
ん。侵略戦争に踏み出した軍部や政府、そして大元帥としてその国策の最高
指導者であった昭和天皇も加害者です。さらに、小林氏はわざと触れようと
しませんが「アジアの国々」ではまさに「日本だけが加害者」なのです。
沖縄の歴史と米軍基地の現実は、小林氏をいつもの詭弁に逃げ込むことを
許さない重みをもっていました。だから彼は、しぶしぶ「いい線」まで来た
のです。「ならば小林氏よ、本土でもアジアでも重みのある歴史の真実から
目を逸らすな」と言いたい。自分の気分にまかせて書き、逃げ場のない現実
の前には、しぶしぶ理不尽を認めるが(まあ、それを認めようともしない者
より「まし」といえば「まし」ですがね・・・)、自分の都合の悪い歴史の事実
には目をふさぐ、それでは小林氏こそ「サヨク嫌い」というイデオロギーに
毒された、悪い意味での「イデオローグ」と言うほかはありません。
◇「カフェ・ミロー」での「報告会」大成功!「報告集」もできました!
お待たせ「カフェ・ミロー」での「NPT再検討会議国連要請代表団
(ニューヨーク)参加報告集会」…このホームページの常連さんや「カ
フェ・ミロー」のある西区のみなさんが集まって下さって、おおいに盛り上
がりました。報告も「報告集」を使ってたっぷり1時間のお話、NYでの
数々のこぼれ話も飛び出して…
後はかわさきゆたかさんの歌や私の歌も…私は今回はじめてのお披露目
「反戦フォーク」の代表作、加川良さんの「教訓1」と先日亡くなられた高
田渡さんの「自衛隊に入ろう」を歌いました。はじめて合わせたんですが、
かわさきさんともバッチリ合ってなんとかうまく行きました。今度いっぺん
二人でベタベタの「反戦フォーク」ライブなんてやってみますかね〜
というわけで、カラー16ページにおよぶ「報告集」もできました。欲し
い方は、メールでご連絡下さいね。
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★みなさんからお寄せいただいた、「NPT再検討会議、国連要請代表団」
参加カンパの「中間決算」をアップしています。
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2005年07月05日
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