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【8】「障害者作業所の第一号ボランティア」
社会福祉法人いずみ野福祉会専務理事 板原克介さん
 「重い障害を持った人も、安心していきいきと働ける場を」と77年、岸和田障害者共同作業所が誕生しました。今では各地にできている作業所もその頃はほとんどなく、働く場づくりは、養護学校を卒業しても行き場のない多くの障害者と家族にとって切実な願いでした。開所後、第1号ボランティアとして来たのが高校生だった宮本たけしさんでした。
 職員に突拍子もない質問をしたり理屈を言う姿に、「くせがあるなぁ」と思った人もいたようですが、「なぜ?」という疑問を持ち、物事を知ろうとする姿勢が強い彼は、障害者や職員と接し、現場の大変さや福祉の不十分さなど実感する中で、どんどん問題意識を深めていきました。その体験が進学校である岸和田高校での留年経験とあいまって、狭隘なエリートの道でなく、人びとの痛みに心を寄せ、解決に力を尽くす道を歩むきっかけになったのかと思います。民青同盟の地区委員長の時は、障害者福祉の学習会にも取り組んでくれました。
 「作業所でのボランティアが障害者運動の原点」と国会内外でバリアフリー問題に積極的に取り組まれている姿を見ていて、我われがその活動の肥やしの一部になれたと思うとうれしいですね。
 国会議員は政策や法案をつくる上で論戦力が必要ですが、国民の苦しみや要求を知る国政のアンテナでなければなりません。論戦力にとどまらず、現場に行って、当事者から直接話を聞くことを何より重視してきた宮本さんだからこそ、国会議員として本当にふさわしい力を発揮できると思います。勝たないことには始まらない。さらに活躍してもらうために必ず再選してもらわなければ。
(大阪民主新報 2004年3月28日付)

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