枚方市で「宮本たけしデー」、「不真面目」な小坂文科大臣
今日は朝から一日枚方市で「宮本たけしデー」。日本共産党枚方市会議員団のみなさんや地域の支部の皆さんとごいっしょに、宣伝やあいさつ回り、「しんぶん赤旗」のおすすめや日本共産党への入党の訴えなど、一日中枚方市内を駆けめぐりました。
朝からは伊藤わか子市会議員とご一緒に2ヶ所で街頭演説。小泉政権の格差と貧困を広げる政治のひどさとともに憲法改悪や教育基本法改悪の策動の危険性を訴えました。その後は伊藤わか子議員の地域の町内会や防犯・防災ネットワーク、スポーツ協会などの役員さんを訪問。ごあいさつを申し上げるとともに地域の要求や声を聞かせていただきました。
午後からは枚方民主商工会の事務局党員のかたや西村たけし市会議員、地域の支部のみなさんと行動。西村議員の地域では私がお訪ねするのを待っていて下さって、私の訴えにこたえて日本共産党に入党して下さったかたもいて感激しました。草の根で日常的に国民と結びついてがんばっている党支部の力の大きさを実感させられる行動でした。そして最後は、京阪くずは駅前で街頭演説。昨年の総選挙、大阪11区をたたかった山下京子さんとご一緒にマイクを握りました。
さて、昨日の教育基本法特別委員会では志位和夫委員長が再び質問にたちました。志位委員長がとりあげたのは1976年5月21日に最高裁大法廷が判示した「学力テスト旭川事件」最高裁判決。この裁判は文部省が1961年に実施した全国中学生いっせい学力テストの適法性が争われた事件で、判決では「憲法と子どもに対する教育内容の決定機能の帰属」や「教育基本法第10条の立法主旨」「教育の地方自治の原則」にいたるまで、相当踏みこんだ判断を与えたものです。
私もこの間あらためて判決全文を読んでみましたが、この判決は原判決(高裁判決)や一審判決より後退した判決であって、私たちから見れば弱点を持った判決です。しかし、それにてらしても今回の教育基本法改悪案は許されず、国家権力が教育に無制限に介入できる法案となっていることが明らかになりました。
驚いたのは、この論戦での小坂憲次文部科学相の答弁です。小坂大臣は志位委員長が「なぜ、教育基本法10条から『国民全体に直接責任を負う』という一節を削除したのか」と聞いたのに対して、「昭和51年の最高裁判決」の「趣旨を踏まえ」たものだと答弁しました。ところが志位委員長が、この学テ旭川事件最高裁判決の内容に立ち入って、政府案はこの判決にてらしてさえ説明がつかないものになっていると問いただすと、なんと小坂文科相は「この裁判そのものを全部学んでいるわけではございません」などと口走ったのです。
これはひどい話で、政府が現行教基法10条に定められた、いわば教基法の「命」ともいうべき「教育に対する国家権力の介入の排除」という命題を削除するのに、唯一の根拠としてきたその肝心の判決を、「それが根拠だ」と繰り返し答弁してきた大臣が学んでもいないというのではお話になりません。もはや「間違っている」と言うよりも「不真面目だ」と言うべきでしょう。
|