東京円、12年5か月ぶりに1ドル=100円突破!「負のスパイラル」始まる!
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東京円、12年5か月ぶりに1ドル=100円突破!「負のスパイラル」始まる!

 13日の東京外国為替市場で、円相場は一時、1ドル=99円台後半まで上昇し、1995年10月以来、12年5か月ぶりに100円を突破しました。米経済の先行き懸念などを背景に円買い・ドル売りが加速。午後5時30分ごろに円は99円台に突入、一時、99円77銭前後を付けました。年初に1ドル=109円台だった円相場は2か月で9円近く上昇したことになります。

 一方、今日の東京株式市場も全面安となり、日経平均株価の前日終値からの下げ幅は一時、500円を突破。市場では来期の企業決算への不安も急拡大し、終値は同427円69銭安の1万2433円44銭でした。終値で1万2500円を割り込むのは、05年8月31日以来約2年半ぶり。サブプライムローン問題をきっかけに、円高が株安を招く悪循環が続いています。

 さらには、本日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は、円やユーロなど主要通貨に対して一段とドル安が進んだことなどを受けて続伸。指標である米国産標準油種(WTI)の4月渡しは一時、前日終値比0.70ドル高の1バレル=110.70ドルまで上昇し、7営業日連続で史上最高値を更新しました。どうやら円高・ドル安、株価暴落、原油高騰の「負のスパイラル」が始まったようです。

 日経平均株価の急落は、急速に進んだ円高で輸出企業の業績悪化懸念が膨らんだためです。アジアの主要株価も今日は急落。一部では日経平均を超える下落率となりました。また、13日の欧州株式市場も、米大手投資ファンドが保有する住宅ローン担保証券(RMBS)で債務不履行に陥るとの報道から、投資家の不安心理が高まり、軒並み急落しました。市場からは「もはや日本の独り負けというより、米国発の信用収縮が世界に波及した」との声さえ出はじめています。

 経済専門家の間では「日経平均は1万1000円近くまで落ちる可能性もある」(嶌峰義清・第一生命経済研究所主席エコノミスト)との声も聞かれ、アメリカ発のリセッション(景気後退)はいよいよアジアを含む世界を巻き込みつつあるようです。今までのところ、やはり米国と中国・インドなどアジアの経済は「カップリング」しているという見方に分がありそうな雲行きです。

 
 
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