たくさんの励ましありがとうございます--その後私が考えたこと
(宮本たけしのメールマガジン「たけしExpress No.105」より)
たくさんの励ましありがとうございますーーその後私が考えたこと
選挙の後、ご支援頂いたおもだった団体などにお礼のあいさつ回りをした後、すぐに東京に飛んで、議員会館の部屋と紀尾井町にある議員宿舎の片付けと引越しを18日までに終えました。 19日には羽曳野市長選挙に立候補された杉山やよい候補の応援。翌20日は上京して党国会議員団の懇親会。21日、22日と代々木病院で人間ドックに入り、入りつつも21日夜病院を抜け出して日比谷公会堂で行われた日本共産党創立82周年記念講演会に参加。23、24の両日はまた最終盤の羽曳野市長選挙と、あいかわらず忙しく飛びまわっています。 私はいたって元気です。
私の書いた「たたかいを終えて」への反響がたいへん大きく、たくさんのかたがたから励ましと激励のメールをいただき、涙が出るほど感激しています。本当にありがとうございました。テレビで見ておられたかたもいらっしゃるでしょうが、実は、私は落選の瞬間は不思議と涙は出ませんでした。悔しくないといえばウソになりますが、私は今回の選挙、それこそ「一点の悔いもなく」たたかいぬいた実感があったからです。
もちろん選挙というものは、おそらく誰でも、どんな選挙でも「悔いなく」たたかい抜くものでしょうが、私の場合「もう一度やれ」と言われたら、ちょっと自信がないぐらい「め一杯たたかいぬいた」という実感がありました。だからいわば「完全燃焼」だったんですね。
でもみなさんからの励ましのメールや「たたかいを終えて」の感想などを山のようにいただき、それを読みながら涙が落ちることもしばしばでした。私のようなものに、それほど深い愛情を注ぎ、それほど期待をかけて下さっている、そのありがたさに涙が落ちるのです。身に余る光栄です。本当にありがとうございます。
私が、「しんぶん赤旗の配達集金からもう一度やりなおす」ことを希望し、「最前線に帰る」ことを望んでいるのは、私は国会議員である前に日本共産党員であり、日本共産党の専従活動家だからです。私は和歌山大学教育学部在籍4年を終えたとき、24歳で自らすすんで日本民主青年同盟の専従者となりました。青年たちに未来への展望をさししめす仕事に、限りない誇りとよろこびを感じたからです。
忘れもしません。民主青年同盟の地区委員長としての初任給は100,300円でした。私はまわりの同盟員や青年たちに支えてもらいながら、府常任委員、中央委員、府副委員長、そして大阪府委員長と10年間を民青同盟の専従者として活動し、34歳で卒業、日本共産党の常任活動家となったのです。
私は自らの一生を、社会変革の事業に捧げようと決意してこの道に踏み出しました。日本共産党こそは日本社会の根本的変革の党であり、ゆきづまった日本の政治をおおもとから打開する未来への確かな展望を国民にさししめすことこそ、わが党と党員の責務にほかなりません。
私は今日から国会議員ではなくなります。しかし今この瞬間も、わが国には「武富士」など悪徳サラ金やヤミ金などに追いたてられ、命まで奪われて行く人々が街にあふれ、年金や医療の大改悪に明日への不安をつのらせるお年寄りにとっては、涙が乾く日はないではありませんか。子どもたちは詰め込みと差別・選別の教育の中でうめき声をあげ、自分を奇形化させられています。
とても、黙って見ているわけにはいきません。現場へ、苦しむ人のところへ、私は行かなければなりません。そして、人々をそのようなところへ追い込んできたものはいったい誰なのか。「二大政党」などという枠組みで本当にその人達が救われるのか。教祖に「外国の大学から与えられた名誉博士号が160にも達した」などと電車の吊り広告で自慢する宗教団体を信じていれば何とかなるのか。そのことを一人ひとりの国民と膝を交えて語り合い、分かり合いたいのです。わが党にとって、それこそ、しんぶん赤旗のお奨めであり、配達・集金なのです。
私の文章が「もう二度と国会には戻らない」といった印象を与えたならばそれは誤解です。また、党と国民が私を国会の場で必要とする時も来るかもしれません。求められれば私は自分にできる事はいつでもやってきたし、これからもやるつもりです。しかし私はいま、一度最前線に、国民のところへ帰ります。
山崎拓氏の例を引くまでもなく、他党の議員は落選しても永田町近辺で政治家づらをしています。今回の選挙に出てきた辻元清美氏でさえ、決して「普通の人」ではなかったではありませんか。そんなバカなことはないのです。国会議員が本当に国民の代表ならば、国会議員で無くなれば「普通の人」になることこそ本来の姿ではないのですか。
これが、私の率直な思いです。その上で、あえて「『普通の人』としてのホームページを残して欲しい」とおっしゃって下さるのであれば、再検討する余地はあると思っています。ただ、議員でなくなった今、業者に発注してきたホームページの維持管理費などの財政的な問題と、「自分でアップしなければならない」という手間だけの問題が残りますが・・・
それではみなさんのご意見をお待ちしています。
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