北河内地域の政府交渉で上京、本日、帰宅しました
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北河内地域の政府交渉で上京、本日、帰宅しました

 8月24日の箕面の市議、市長選の開票の後、箕面市に宿泊。翌日伊丹空港から羽田に飛びました。今回の上京は北河内地域の日本共産党市会議員団と国政候補者の政府交渉のためですが、同時に今おすすめしている杉山貴士さんの本を持っての上京。旅行バッグに10冊つめこんでの上京で手荷物が多くてたいへんでした。しかもそれを24日家を出るときから持ってきたのですから…。

 さて25日は、杉山さんの本「聞きたい知りたい 性的マイノリティ」に執筆して下さった、“人間と性”教育研究所の高柳美知子所長や「しんぶん赤旗」の舘野裕子記者、「日本共産党セクシャルマイノリティ後援会TOKYO」のメンバーにお会いして、本の普及などについても相談することに…新大塚にある「“人間と性”教育研究所」をお訪ねしました。(詳しくは「“人間と性”教育研究所」のホームページhttp://seikyoken.org/index.htmをご覧下さい)

 高柳先生は「しんぶん赤旗」電話相談の回答者としてお世話になっている方ですが、小学館発行の「小学五年生」に「ミチコ先生のお悩み相談室」という連載を12年間続けてこられました。「日本にも戦争があった 731部隊元少年隊員の告白」「性ってなに?」(いずれも新日本出版社)、「性の絵本」(大月書店)、「パパ、ママおしえて!」(子どもの未来社)、「戦争と性」(かもがわ出版)ほか、多数の著書を執筆されておられます。

 最初に研究所で集まってくださった方々とこんだん。みなさんから本が完成しての感想などもお聞かせいただきました。先生からは民主運動の陣営の間で、「人間と性」の問題の科学的理解を広げ、性は人権という視点を確立する上での長年のご苦労などもお聞かせいただきました。その後は研究所のお隣の「おかゆ」屋さんで、みんなで「おかゆ」パーティー。本の完成をお祝いしました。

 今日は、霞が関の中央官庁を回って政府交渉。大阪から北河内地域(寝屋川、守口、門真、枚方、交野、大東、四条畷)の各市会議員団と、大阪6区矢野ひろゆき、11区山下京子、12区しげた初江の3人の衆議院小選挙区候補者が上京してこられ、文部科学省、国土交通省、総務省、環境省、厚生労働省とそれぞれ予算要望書を提出して交渉しました。日本共産党国会議員団の会議が開かれていたにもかかわらず、お忙しい中を山下よしき参議院議員も国土交通省や総務省には顔を出してくださいました。

 文部科学省での学校耐震化への国の補助率アップに関する運用の問題や、国土交通省での「第二京阪」道路の環境対策などでは大きな前進の回答が得られました。この間、箕面の選挙でも大問題になってきた「新名神」の「大津〜城陽間」「八幡〜高槻間」の「2区間35キロ」…いわゆる「抜本的見直し区間」については「平成18年度の国幹会議(国土開発幹線自動車道建設会議)で『当面着工せず』との結論を得ており、その立場に変更はない」との回答。これは当然のことです。

 4年前に「無駄な公共事業ストップ」を公約して当選しながら、「新名神高速道路建設促進協議会会長」として、この「2区間35キロ」を「早期着工すること」という要望書まで提出した「市民派」市長は、箕面市民の厳しい審判を受けましたが、この市長の「裏切り」は明白です。私たちは「着工せず」だけではなく、計画そのものを中止・撤回せよと迫りました。

 総務省では2011年7月24日から全面移行となる「地デジ」(地上はデジタル放送)についても要望。いまさかんに、総務省が「草薙キャンペーン」と呼ぶテレビコマーシャルが流されています。2011年のサイマル放送の打ち切り問題で一番のしわ寄せは、アナログテレビしか持たない人に行きます。テレビが映らなくなるのですから…。総務省は「経済的弱者支援」として生活保護世帯に「簡易デジタルチューナー」を無料配布する方針ですが、生活保護世帯に限らず支援することや、アンテナなどの付属物、取り付けなどの技術的支援も求めました。

 「アンテナ」や「技術的支援」については前向き答弁でしたが、「生活保護世帯に限る」というのは譲りません。しかし、これはまったくおかしなことなのです。地上波テレビをデジタル化するという政策は、そもそもわが国の周波数事情から始まったことであり、国民の間から「デジタル映像が見たい」といって始まったものではありません。だからこそ「デジタル放送の魅力」を後から大騒ぎで宣伝しなければならなかったのです。

 その宣伝を受けて、たとえば「やっぱり高精細テレビはいい」と思って高いデジタルテレビに買い換えた人はいいのです。値段の高低という問題は残るにしても、少なくとも「これまでとは違う放送が見られる」のですから…。しかし、最後までその「魅力」なるものに納得しない人…「高精細とか双方向なんていらない」という人にとっては、2011年7月24日に、国の政策によって突如としてテレビを映らなくされてしまうことになります。

 映すためには「デジタルチューナー」という機械が必要ですが、これを取り付けて見ることが出来るのは、もちろん高精細でも双方向でもない、従来どおりのアナログテレビです。受像機が従来のままなのですから…。つまり本人には何の責任もなく、何ら望んでもいないのに、もっぱら政府と放送業界の都合によって、現状維持のために「チューナー」を無理矢理買わされる…これはきわめて不当なことだといわねばなりません。

 電波行政では「原因者負担の原則」というものがあります。たとえば新たなビルの建設によってあるお宅のテレビが映らなくなった場合、そのビルの建設者が、そのお宅のテレビを映るようにする費用を負担するという原則です。今回の交渉でも「原因者不明」の場合の負担は国が行う支援を検討しているとのことでした。ならば放送のデジタル化についても「原因者負担」が当然なのではないでしょうか。

 私はこれは、やがて法律的に争われるならば、おそらく国は敗れるのではないかと思っています。だからこそ、この「簡易チューナーの無料配布」は、「生活保護世帯に限る」などとせず、2011年7月24日時点で「買えない」だけでなく、「デジタル化に納得しない」「新たなテレビの必要を感じない」という人たち全員に無料で配布するのが当然のスジだと思います。

 そんなこんなで実り多い政府交渉でしたが、幸い家から持って出た本も10冊全てが売り切れ…帰途は身軽になって関空へ。午後11時には自宅に帰り着きました。

 
 
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