大激戦の箕面の選挙、誰が「ウソつき」で誰が「正直者」か?
今日も大激戦の箕面市の市長選と市会議員選挙の支援に箕面市へ。阪急箕面駅に降り立つと、今日は自民・公明・民主が「オール与党」で担ぐ総務省官僚出身の市長候補本人が演説していました。冒頭この候補者が言ったことは「私はシンプルな約束をします。それはウソをつかないこと」などと力説。「ウソをつかない」などというのは本来まともな人間ならあたりまえの事で、頭から湯気をたてて叫ぶようなことではありません。
この人は、一体何を言いたいのかと思ったら、つまり「現市長はウソつきだ」と言いたいようです。なるほど、4年前に「市民派」を名乗って当選した現市長は、この4年間、「箕面森町開発からの撤退」や「ゴミの有料化は白紙にもどす」など、4年前の市長選挙での公約をことごとく裏切ってきたのですから、たしかに「ウソつき」です。しかし、この人に現市長を批判する資格はありません。
だって、この人の立場はもとから「箕面森町開発は推進」「貯金をためこむために、さらなる市民サービス切り捨て」なのですから、そりゃ「ウソはつかない」でしょうよ。2003年に28歳の若さで総務省から、箕面市に天下り。4年前まで続いた「オール与党」市長のもとで「政策統括監」という部長級のエリート職員として迎えられました。箕面市役所では「箕面森町」や「第二名神」をはじめとする大規模開発の推進と「ゴミ有料化」など市民サービス切り捨ての「ニセ改革」をすすめた政策担当幹部でした。
4年前「開発推進オール与党」市長が「市民派」を名乗る現市長にかわってからも、2006年まで2年間は市役所にとどまり、現市長が変節し「ウソつき」になるのをすすめた立場です。現市政が箕面森町開発を「推進していく必要があると判断するにいたりました」と述べたのは「もみじだより」(箕面市役所の広報誌)2005年7月号ですから、この人は「市民派」市長の変節を見届けた上で総務省に帰ったのです。(詳しくは「もみじだより」http://www2.city.minoh.osaka.jp/KOUHOU/MOMIJIDAYORI/MOMIJI0507/05070609.pdfをご覧下さい)
ここまで調べてきて、先日の箕面青年会議所の公開討論会で「箕面森町」や「彩都」、「新名神」などの大規模開発について問われて、小林さん以外の二人の候補者が「大規模開発はもう終わった」と答えた意味がわかりました。これらの工事はもちろんまだ終わっていません。それどころか「彩都」の東部地区や「箕面森町」の第三区域のようにまだ「手付かず」の区域が残っていますし、「新名神」など、まだ陰もかたちもありません。
すぐさま小林ひとみさんは「終わってなんかいない、まだこれから800億円も注ぐことになっているではないか」と指摘しましたが、彼らが「終わった」というのは「議論は終わった」ということです。「すでに進めることで決着した。意見の違いはない」ということなのです。そしてもとから進める立場だった官僚候補が、「撤退」を公約しながら推進に転じた現市長を「ウソつき」と攻撃する選挙をやっているのです。ウソをつかせたものが、ウソをついたものに「ウソつきだ」と攻撃することほどこっけいなことはありません。
無駄きわまりない破たん済みの大規模開発を、「正直に」進める官僚候補と「ウソをついて」進める現市長。そのどちらにも箕面の未来を託すことはできません。「無駄な大規模開発をストップし、くらしと福祉、みどりを守る」という点で、絶対にウソをつかない小林ひとみさんでこそ、4年前の市民の審判を生かす道だと訴えました。
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