憲法市民講座で講演、京都で石村かず子3区予定候補と街頭演説
今日も「講演」のお仕事。なんと今日から始まる「憲法連続市民講座」の第一回めにあたって、大阪憲法会議幹事長の足立英郎大阪電気通信大学教授の講義の前に「参議院憲法調査会の経験から」と題して20分間の報告をせよというものでした。またまた睡眠時間を削って準備…2日連続はちとキツイですなあ。しかし、がんばってレジュメを用意しました。
2000年1月、第147通常国会における「憲法調査会」の設置にいたる経緯、「議案提案権がない」ことを確認した「憲法調査会設置に関する申し合わせ」、2005年4月20日に参院議長に提出された「日本国憲法に関する調査報告書」、昨年の国民投票法案の強行と「憲法審査会」、与党の参議院選挙惨敗による改憲派の大きな後退と「新憲法制定議員同盟」の新役員体制の発足と新たな巻き返し、等々について簡潔に報告。
その上で、いくつか印象的な憲法調査会でのやりとりも紹介させていただきました。私が今でも忘れられないのは、帝京大教授の志方俊之氏とのやりとりです。志方氏は参議院憲法調査会に参考人として出てきて、「憲法9条2項は国語的にも分かりにくい。義務教育を終えていれば誰でも共通の理解ができるように変えるべきだ」などと主張しました。私はそれに対して次のように切り返しておきました。
「九条二項が先ほど国語的に分からないとおっしゃいました。九条二項はお読みいただければ極めて明瞭でありまして、『陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。』と、国語的には私は明瞭な言葉だと思っております。(中略)問題は、この九条二項の下で今や世界有数の軍事予算をつぎ込む自衛隊という存在があると。この現実とこの九条二項との矛盾というものは、これは中学生どころか、大人や最高裁でさえ統治行為だと言って逃げざるを得ない、なるほど分かりにくい現状があるわけですね。志方参考人は自衛隊の、現役自衛官だったときのことを思い出してというお立場でお話が今日ございましたから、自衛隊の立場から憲法を眺めれば、なるほど九条二項というものがそう見えるでしょうけれども、これは同じように憲法の側から自衛隊を眺めても同じように見えるわけであります。」(詳しくは「国会論戦データ」http://www.miyamoto-net.net/sanin/030709.html#topをご覧下さい)
このやりとりは、日本ジャーナリスト会議に招かれて講演された「憲法調査会市民監視センター」の高田健氏も、「共産党の宮本岳志はすっきり反論してこういった。『9条2項は大変わかりやすい文章だ。自衛隊が合憲だとするのは、中学生がわからないどころか最高裁の判事だってわからない』と。まさにそのとおり」と評価してくださっています。
さて「憲法市民講座」での講演を終えて、一路京都へ。京都3区の石村かず子小選挙区予定候補とともに街頭からの訴え。石村さんは元学校の先生で、次の総選挙は3回目の挑戦。通りすがりの若い人が「あ〜先生や」などと声をかけていかれます。来る解散・総選挙では比例代表は「日本共産党」に、京都3区では、今度こそ石村さんを国会に送って下さいと訴えました。
|