枚方で「しんぶん赤旗」のおすすめや駅頭演説、沖縄戦の真実
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枚方で「しんぶん赤旗」のおすすめや駅頭演説、沖縄戦の真実

 今日は一日枚方市で「しんぶん赤旗」のおすすめ。午前中は伊藤わか子市会議員と、午後は石村淳子市議や野口光男市議とともに地域を回ってごあいさつ。後期高齢者医療制度の問題などについてお話し、今の政治への思いをお聞かせいただくとともに、「しんぶん赤旗」のご購読をお願いして、11軒のお宅で新しく「しんぶん赤旗」の読者になっていただきました。

 4月1日から実施予定の後期高齢者医療制度をめぐって、いま高齢者の間では不安と怒りが爆発しつつあります。75歳になったお年寄りを、これまで入っておられた保険から例外なく放り出し、新たにお年寄りだけを集めた保険に入れて保険料を年金から天引きする。医療に格差をつけるばかりか保険料を滞納したら、保険証まで取り上げてしまう…実にむごい制度です。

 しかし真に怒るべきは高齢者だけではありません。この制度を導入した政府の狙いは高齢者への医療費支出の削減ですが、政府はこの制度によって2015年には2兆円、2025年には5兆円の削減効果を見込んでいます。2025年に75歳を迎える人というのは今58歳の人…つまりこの制度は、いわゆる「団塊の世代」を狙い撃ちにしたものであり、この制度でもっとも医療費を締め上げられるのは現役世代なのです。

 後期高齢者医療制度はどこから見ても一片の道理さえない、まさに血も涙もない制度であり、絶対に廃止させなくてはなりません。国会には野党4党共同提案の「廃止法案」が提出されています。参議院では可決の条件があります。残るは衆議院。衆議院でも可決させるたたかいを強めるとともに、たとえ4月1日にいったん実施されたとしても、この一年半のうちには必ず行われる解散総選挙で衆議院の力関係を変え、必ず廃止させましょうと訴えました。

 今日一日の枚方市での行動の締めくくりに、山下京子衆議院大阪11区予定候補とともに枚方市駅で街頭演説。「花冷え」ともいうべきとても寒い中でしたが、たくさんの方が私たちの訴えに足を止めてお聞き下さって、通りすがりに「しんぶん赤旗」を購読してくださる人がいたり、私が演説を終えて枚方市駅から電車で帰ろうとすると追いかけてこられて「宮本さん、あんたの話がいちばんようわかる。絶対がんばりや、応援するで」と声をかけて下さる方もいらっしゃいました。

 さて、今日のビッグニュースは、第二次世界大戦の沖縄戦で集団自決を命令したとの虚偽の記述をされ名誉を傷つけられたとして、旧日本軍の戦隊長らがノーベル賞作家・大江健三郎さんや岩波書店に対し、出版差し止めと慰謝料2000万円の支払いを求めた訴訟の判決で、大阪地裁が大江さん側勝訴の判決を下したことです。判決は集団自決について旧日本軍の「深い関与」を認めました。

 実は去る3月23日から25日までの沖縄旅行で、「ひめゆりの塔」と「ひめゆり平和祈念館」を訪れた時、祈念館で「沖縄のうねり」と題した写真集を売っているのをみつけて買ってきました。この写真集は昨年9月29日に開催された「9・29検定撤回沖縄県民大会」を報じたもので、この県民大会は沖縄の全党派が島ぐるみで立ち上がり、11万6千人(主催者発表)を集めた「復帰後最大」の集会でした。

 私たちの参加した3・23県民大会は冒頭玉寄哲永沖縄県子ども会育成連絡協議会会長が指摘したように自民党が裏切って「全党派あげて」というかたちにはなりませんでしたが、昨年9月の「県民大会」はその実行委員会が、婦人連合会、遺族連合会、老人クラブ連合会、農協、青年団協議会、中小企業団体中央会、PTA連合会、市長会、市議会議長会、町村会、町村議会議長会、漁協、子ども会育成連、医師会、弁護士会、生協連そして沖縄県議会で構成する文字通りの「島ぐるみ」のたたかいでした。

 しかしあらためて「報告集」を読んで、なぜこの「集団自決」の軍強制問題が党派をこえた「島ぐるみ」のたたかいとなるのかがよくわかりました。沖縄戦の末期の「集団自決」では、親がわが子を、また親に頼まれて子が父母に手をかけるといった地獄絵があちこちで引き起こされました。手をかけながら生き残った人もおられ、戦後はその罪の意識と後悔を胸の奥底に閉じ込めて生きてこられたのです。

 そういう方がたにとっては「軍の命令だった」「国の命令だった」からこそ生きてこられたのであって、万一そうでなかったならば、恐らく生きてくることは出来なかったでしょう。だから、この問題だけは、絶対に触れてはならない問題なのです。これに触れるならば、自民党も共産党もない、誰もが許せないし、沖縄はそれを絶対に許さないでしょう。沖縄戦の真実も知らない「靖国派」が、軽々しくこの問題を口にすることなど、断じて許されることではない。痛切にそれを学んだ沖縄旅行でした。

 
 
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