府・市政問題にとりくむ、「ヤミ金」裁判で画期的判決!
今日は朝から府常任委員会。今日の府常任委員会には大阪府会議員団・大阪市会議員団からも参加してもらって、それぞれ新府知事、新市長のもとでの議会論戦の到達点と今後の論戦の発展方向について報告を受けて討論。府政問題・市政問題を深めました。その後、3月活動の到達点をふまえ、4月3日の「大演説会」に向かう指導と活動の強化方向について意思統一しました。
府・市会議員団を交えての府常任委員会だったため、会議は夕刻まで長引くことに。常任委員会の終了後、大阪府職員労働組合が開催した府財政問題の学習会「大阪府の財政と真の再建方策とは」に参加しました。学習会では大阪教育大学の高山新教授が「大阪府財政問題について考える」と題して約一時間の講演。大阪府財政の現状と財政破たんの原因、その責任がどこにあるか、府民の立場に立った財政改革の方向性について子細に解明されました。大変参考になるお話で、学習会終了後、あらためて高山先生にごあいさつ申し上げました。 さて、去る3月7日、「ヤミ金」問題をめぐって画期的な判決が下されました。判決は、指定暴力団山口組旧五菱会系グループのヤミ金融事件で、法定限度を超えた利息を取られた被害者176人が、元グループ最高責任者の梶山進受刑者(実刑確定)に総額約5億2800万円の損害賠償を求めた訴訟の東京地裁判決。鹿子木康裁判長は「取引そのものが公序良俗に反し違法」として、被害を証明できた157人分、計約2億9100万円の支払いを命じました。
訴訟では、ヤミ金融グループが被害者に貸し付けた元本分を損害額に含めるかどうかが争点になりましたが、鹿子木裁判長は「貸付金は、被害者から元利金名目で違法に金を出させるための道具」と述べ、損害額に含まれるとした上で、損害の約3割を慰謝料として上乗せする画期的な判決を下しました。
私はこの間いっかんして「ヤミ金に対しては、元本も返さない」これが正しい対処法であり、そうでなければ「ヤミ金」を根絶することはできないと主張してきました。それにたいして「モラルハザードを生む」などという荒唐無稽な主張にたいしても、「ヤミ金」は被害者に元金を渡した時点で違法行為であり、とっくにモラルはハザードしていることを指摘し、こんな元金は返す必要はないどころか、「返してはいけない」と主張してきました。(2006年7月10日「今日のタックル」http://www.miyamoto-net.net/column/diary/1152539207.htmlを参照して下さい)
それは、元金が返ってくる限り「ダメ元」ということになり、「ヤミ金」は根絶できないからです。違法な「ヤミ金」を撲滅するには、やればやるほど損をする「元のとれない商売」にしてしまうことがぜひとも必要なのです。「取引そのものが公序良俗に反し違法」「貸付金は、被害者から元利金名目で違法に金を出させるための道具」との東京地裁判決…ついに私の主張してきた方向で事態は動きはじめたようです。
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