幹部会の報告を受ける、民主党の審議拒否とわが党の態度
今日は府常任委員会で、昨日開催された幹部会に出席した山口勝利大阪府委員長・幹部会委員から、幹部会で志位和夫委員長がおこなった常任幹部会報告と討論のまとめの内容について報告を受けて討議しました。幹部会での志位報告の大要は、明日の「しんぶん赤旗」党生活のページにほぼ全文掲載される予定です。
さて、2008年度予算案の与党による採決強行によって舞台が参議院に移った国会は、自民党の鴻池祥肇委員長の職権によって参議院予算委員会が開会されようとしましたが、委員会定数45のうち、23を占める民主党会派が欠席したため開会されず、とりやめとなりました。同委員長は、今日以降も職権による質疑日程の設定をおこなおうとしています。
日本共産党の穀田恵二国対委員長は昨日、野党国対委員長会談の直後に国会内で会見し、同会談で、参院予算委員会での2008年度予算案の速やかな審議入りを求める立場をのべたことを明らかにしました。穀田議員は会談の席上、「衆院での採決強行によって、衆参両院議長のあっせんにもとづいて徹底審議を約束した各党合意はふみにじられた」と述べたうえで、「あっせんは衆参両院議長によるものであって、参院でこそあっせんの趣旨にもとづいて徹底審議を行うべきだ」と発言。「あっせんが反故(ほご)になったとは考えていない」というわが党の立場を明らかにしました。
穀田氏は、「審議を通じて政府を追及し、問題点を明らかにするのがわれわれの基本的な立場であり、その立場からも、直ちに参院予算委員会を開催すべきだ」と主張。さらに、審議入りが困難となっている参院予算委の事態について、「自民党の委員長が、理事会の合意もなく、多数を占める民主党などの欠席で委員会が開催できないことを知りながら、職権で委員会を立てる(審議日程を決める)というやり方は、委員会を開催し審議をすすめる努力に水を差すものだ」と批判しました。
本日の民主党参院議員総会では、当事者である桜井充・参院予算委筆頭理事が「議論で証明しないと、世論の理解を得られない」と審議拒否を批判するなど、民主党内にも世論の反応を懸念し、審議への復帰を求める声が出始めたと報じられています。本日開催された野党4党の参院国対委員長会談でも、わが党の井上哲士参院国対委員長は「民主党も早期審議入りへ努力すべきだ」と主張し、審議拒否ではなく「徹底審議」の道に立ち戻るよう呼びかけました。
わが党は審議拒否を続ける民主・社民などの会派と違い、一旦委員会室に入り、委員長職権でことを進めようとする鴻池予算委員長に厳重に抗議した上で、退席しました。日本共産党は2月29日の衆議院本会議も民主党などのように「欠席戦術」はとらず、出席して堂々と反対討論を行いました。それは議会というものは国民の前で審議を尽くすことこそが、その当然の役割だからです。
1月に与党が、ガソリン税の暫定税率について「つなぎ法案」を提出し、国会が膠着状態に陥った時に、衆参両院議長がおこなった「議長あっせん」は「公聴会や参考人質疑を含む徹底した審議をし行ったうえで、年度内に一定の結論を得るものととする」としていました。一方で「徹底審議」を求めながら、もう一方で「審議拒否」をするというのはどう考えてもスジの通らない態度です。
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