枚方市・交野市で「宮本たけしデー」、環境・ゴミ問題を語る
今日は枚方市・交野市の「宮本たけしデー」。朝から夕方までスケジュールはビッシリ…実に充実した「宮本たけしデー」でした。まず朝10時からは、「新日本婦人の会」の女性たちの中で日本共産党を支持して下さっている人たちでつくる「新婦人内後援会」が主催して、「ゴミのリサイクル、これでいいの?」というシンポジウムが開催されパネラーをつとめさせていただきました。
枚方の新婦人の中の有志50人近くが参加して下さって、まず最初に「廃プラ処理による公害から健康と環境を守る会」の長野晃事務局長が、寝屋川市ですすめられてきた廃プラゴミの中間処理施設が周辺住民に与えている深刻な被害と、それに反対する住民運動、分別収集の矛盾や廃プラを再商品化するリサイクルの問題点などについて、具体例もしめしながら講演されました。
その後、私から二酸化炭素など「温室効果ガス」による大きな地球環境破壊の深刻な現状と国際的なとりくみなどについて報告。地球環境問題を解決に向かわせる上でいったい何が最大の問題か、発達した資本主義国における2つの流れと途上国の努力、日本とアメリカが不名誉な「地球環境破壊同盟」となっていること、なぜ日本共産党が「ルールある資本主義」と言っているのか、そして日本共産党の綱領は地球環境の問題にも有効な解答を用意していることを訴えました。
ゴミのリサイクル問題については、昨年の参議院選挙でのわが党の選挙政策や2000年の「循環型社会形成推進基本法」成立時のわが党修正案もご紹介しながら、「拡大生産者責任」を明確にすることが決定的であるのもかかわらず、現状はそこに抜け穴があること、そのためゴミの処理費用はほとんど消費者と自治体の負担にされてしまっていること、世界の流れにもなっている「拡大生産者責任」が問えないおおもとには、財界・大企業いいなりの自民党政治が横たわっていることをお話しました。
また、現在の政府のゴミ問題の取り組みは「焼却中心主義」であり、大型焼却炉の建設やリサイクルのあてもない大型「灰溶融炉」の建設など、大型施設の建設に政策誘導しており、その巨額の建設費用をめぐって枚方市で発生したような談合と汚職が繰り返されてきたこと、大型焼却炉をあちこちに建設した結果、処理能力に比べてむしろゴミが不足し、ゴミの量が不足すると焼却温度が低下しダイオキシン発生のリスクが高まるため、ゴミをかき集めて燃やそうとするなど、「ごみ減量」に全く逆行する愚かな事態まであることをお話しました。
女性たちからは「家庭ごみの分別など、われわれには大変な手間を押し付けながら、企業や国、行政はホントにひどい」という声が次々と出されとともに、「廃プラリサイクルについて、日本共産党はどう考えるか」とのご質問もいただきました。東京都杉並区で発生した「杉並病」をはじめ、廃プラスチックの圧縮によって、人体に悪影響を及ぼすガスが発生することは多くの専門家や科学者が指摘していることであり、まだ廃プラ処理の安全性については技術的に「未確立」というべきです。
行政などは「そしたら焼却するのか」とすぐに反論したがりますが、もちろん焼却量も減らす必要があります。問題は「減量化」にどれだけ真剣に取り組むかであり、産業界にこの「拡大生産者責任」を問うことを避けるがために、「焼却」か「リサイクル」かという問いを立て、住民に究極の選択を迫っているにすぎないのです。プラスチックゴミを減らすために生産者の責任を問い、コスト負担も企業に求めること、そうして減らすことこそ問題のもっともまっとうな解決の道です。
だいたい、そうやって決定的にプラゴミが減量化されたら、この大型の圧縮施設は仕事がなくなってしまうのです。本気で減らすつもりなら巨額の費用を投じて。こんなものはつくりませんわなあ…。いいシンポジウムでした、枚方の新婦人内後援会のみなさんありがとうございました。おかげさまで参加者の中からお二人も、私の話を聞いて日本共産党に入党してくださいました。
午後からは4月3日の志位和夫委員長を迎えて、ナンバ府立体育館で開催する大演説会の案内に、枚方市長や商工会議所、交野市の農協や交野病院など、市会議員団とともに訪問し、ご案内申し上げました。竹内枚方市長とは府教育長時代以来のこんだん。ご就任にお祝いを申し上げるとともに、先日市長が橋下新府知事に厳しい注文をつけられたことにも話が及びました。ぜひとも二度と談合を生まない、清潔な市政をお作りいただくことを期待したいと思います。
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