岸和田祭、だんじりの「試験曳き」と松原市議選の投開票
今日は岸和田だんじり祭の「試験曳き」。毎年「試験曳き」は9月第一週の日曜日と祭の本番「宵宮」の前日に行われます。昨年まではだんじり祭は休日に関係なく9月14日「宵宮」、15日「本宮」と決まっておりましたので、2回目の「試験曳き」は9月13日と決まっておりました。
今年から岸和田祭の日程が「敬老の日」にリンクして動くことになり、ハッピーマンデーで休みになる「敬老の日」を後片づけと「反省会」(内容は宴会です)の日に当てるため、「敬老の日」の前の土日が岸和田祭となります。今年は9月16日「宵宮」、17日「本宮」…したがって次の「試験曳き」は9月15日で「後片づけと反省会」が9月18日。つまり岸和田で「だんじり」をやってる人間は9月15日〜18日を休むことになります。
私は藤井町の若頭会である「藤若会」ではもはや最年長組。「試験曳き」といっても特別な仕事はほとんどありません。まあ、走るだんじりに付いて行くだけでもたいへんですがね…われわれの歳になると。息子は「新団」(青年団新入り)で綱先および「纏(まとい)持ち」…「纏持ち」は綱先より先を先頭にたって走らなければなりません。今日は息子の友人で同じく「新団」のF君が走ってました。
したがって息子は「綱先」…これはつらい。岸和田祭のだんじりの綱は根元から先にかけて年齢順に若くなっていきます。綱元は青年団の団長クラスの年長者。その先に20代の若い衆、さらに大学生、そして高校2年まで、ここまでが「青年団」、さらに「育成会」の中学生、そして小学校高学年が綱先になります。残念ながらだんじりが走る昼間の「曳行」は小学校低学年以下は曳けません。提灯を着けて走らない夜に曳いてもらうことになります。
それでも綱先の小学校高学年が遅れがちになり、走っていると綱がたわんでくるのです。そこで綱の一番先を「青年団」の一群が曳くのですが、これが「新団」つまり高校1年生の役回り。私も昔やりましたが…地獄…今なら10万円くれるといってもお断りします。われわれ「若頭」は育成会の子どもたちが遅れてたわんだ綱に足をとられ転倒したりした時のために、綱を持つ子どもたちの外側について走ります。
今日の「試験曳き」は上々の出来。「やりまわし」も上手く決まりました。今年初めて通称「闇市」と呼ばれている「城見橋筋商店街」から岸和田駅前商店街のヤングレコード店のほうへだんじりをやりまわすというので私も「自主警備」にあたりました。「自主警備」とはつまり見物客を「やりまわし」を行う交差点から排除する役なのですが、どういうわけか見物客のみなさんは、やりまわしで曲がってそのまま走ってくるだんじりを正面から写真やビデオに撮りたがるのです。
「だんじり祭関係者」としてはっきり言わせて貰いますと、それは命を落す可能性が一番高い行為です。とくにだんじりが曲がった後、最初にある電柱などの前でカメラを構える行為は「殺してくれ」と言ってるようなものです。だって、やってる私たちだって「必ずきちんと曲がる」などとは誰も思っていません。あれは、たまたまうまく曲がったというようなもので…だから拍手が起こるのですよ。
曲がりきれなければ、硬いものにぶつかるまでだんじりは走ります。「やりまわし」の時は、前の綱は曳いていますからね。だんじりと電柱の間にはさまれて生きていた人を今まで私は見たことがありません。だんじりと一緒に走っているわれわれはほとんど死なないのです。(だんじりの前に乗っている人と前梃子および綱元以外は…)屋根で踊っている「大工方」も「落ちて骨折」というようなことはありますが、「前へ落ちてだんじりに轢かれる」というようなことはほとんどありません。立ち止まって見ている人こそ危ないのですよ。ぜひ、だんじり祭を見物に来られる方は、くれぐれもこのあたりをご承知置き下さいね。
自主警備に行ったついでに「ヤングレコード」店の店主にごあいさつ。高校時代にギターの弦やピックを買いによく立ち寄ったものです。今はこのご主人が岸和田駅前通商店会の会長さんだとのことでちょくちょく今でも立ち寄ります。この前は押尾コータローさんのDVDを取り寄せていただきました。だんじりが曲がりきれなかったら、ちょうど店に突っ込むポジション。
「藤井町ほんまにだいじょうぶかいな」とおっしゃるので、「さあ、こればっかりはやってみないとわかりません」「頼むで、店こわさんといてや〜」「一応保険には入ってますんで…」てなやりとり。結果はキレイに「やりまわし」が決まって一安心。商店街の喫茶「和蘭豆(らんず)」のマスターにも「藤井町上手い!」とお褒めの言葉をいただきました。
町内のだんじり小屋に帰って、「お疲れ様〜」ってことで宴会。夜は松原市会議員選挙の開票があるので、私は早めに宴会を抜けて帰宅。酔いを醒ましてから松原市へ。結果は5人全員当選。今日は何から何まで、上手くいった一日でした。めでたし、めでたし…。
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