日米「核密約」の存在示す決定的証拠が発見される!
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日米「核密約」の存在示す決定的証拠が発見される!

 1972年の沖縄返還後に米軍が核兵器を再び持ち込むことを認めた日米間の密約締結を示す公文書が6日までに発見されました。この問題を担当した当時のキッシンジャー大統領補佐官がニクソン大統領あてに書いたメモなどで、「核密約」を明示した交渉当事者の公文書が発見されたのは初めてのことです。

 日本共産党は、いっかんして日米「核密約」の存在を指摘し、その全容を明らかにするよう国会で繰り返し追及してきました。たとえば2000年4月13日におこなわれた不破委員長(当時)の記者会見では、核兵器に関する日米間交渉についての米政府資料も示して、事実の全容を明らかにするよう日本政府に求めました。(詳しくは日本共産党のホームページhttp://www.jcp.or.jp/seisaku/gaiko_anpo/2000414_mituyaku_fuwa_yosi.htmlをご覧下さい)

 日本政府はたび重なるわが党の追及にも口を閉ざし、密約の存在について否定を続けてきましたが、今回の文書の発見は、日本政府に対して決定的な証拠が突き付けられた格好となります。

 時事通信などによると、見つかったのは、最近機密指定を解除された69年11月12、13日付のメモなど。日本大学の信夫隆司教授(日米外交史)が今年8月に米国立公文書館で発見しました。

 佐藤栄作首相の密使として派遣された若泉敬氏(当時京都産業大学教授、故人)が94年に出版した「他策ナカリシヲ信ゼムト欲ス」(文芸春秋刊)によると、69年11月19日からの日米首脳会談を前に、若泉氏と同補佐官は沖縄から撤去される米国の核兵器を再び持ち込むための方策と摩擦になっていた繊維問題について交渉を続けていました。両日のメモは若泉氏との話し合いを踏まえた大統領への報告になっています。

 メモの表題は「沖縄返還後の米国の核持ち込みと繊維問題に関する日本との秘密交渉」。この中で、キッシンジャー補佐官は首脳会談の進め方を記した日米間の「申し合わせ」について、「沖縄への核兵器持ち込みに関する秘密の日米合意に伴う佐藤首相とあなた(大統領)の台本となるべきゲームプランだ」と説明しています。密約を意味する「共同声明の秘密議事録」という表現も使用されています。

 いよいよ日米「核密約」の存在は否定し得ない事実となってきました。そもそも「核密約」といい、インド洋での給油活動の内容といい、日米軍事同盟の内容は「秘密のベール」に覆い隠されたまま、国民の知らないところで秘密裏にことがすすめられてきました。今こそ、この軍事同盟の内実を国民の前に明らかにし、日米軍事同盟体制そのものの是非を論じるべき時です。

 各党代表質問を終え、これから衆参予算委員会が始まります。この問題を徹底追及し、アメリカべったり政治の害悪を暴く仕事も、日本共産党だけが果たしうるかけがえのない役割です。

 
 
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