自殺をはかった松岡農水相が死亡!
本日正午すぎ、この間、「光熱水費」問題や「緑資源機構」の官製談合事件で追い詰められていた松岡農水相が、議員宿舎の自室のドアにひもを掛けて首を吊っているのが発見され、東京・信濃町の慶応大病院に収容されていましたが、午後2時すぎ死亡が確認されました。東京消防庁などによると松岡農水相は発見時、すでに意識不明状態だったといいます。突然の訃報に接し、心から松岡氏のご冥福をお祈りいたします。
しかし同時に、松岡氏には「光熱水費」をめぐる疑惑や国会での「なんとか還元水」発言。そして現在、捜査が進展中の「緑資源機構」官製談合事件では、農林水産省所管の独立行政法人「緑資源機構」が熊本、島根両県内で発注する中山間地域整備事業を松岡氏の地元の有力後援者である熊本県阿蘇市の建設会社に発注した談合疑惑も浮上。松岡農水相側にこの建設会社から過去10年間で計約1600万円もの献金があり、この建設会社は同事業を億単位で受注していました。
これだけ様々な問題で疑惑をかけられていたのですから、本来、事実を国民の前に明らかにするのが政治家の取るべき態度だったはずです。「自殺」というのでは何ら真相は明らかになりませんし、「責任のとり方」としても正しいとは言えません。第一、子どもや若者たちに「何があっても命を捨ててはいけない」と諭し、範を垂れるべき国会議員、ましてや大臣の行動として、やりきれない思いを禁じえません。
いずれにしても現職閣僚が自殺したというのは、現憲法下では初めてのことです。どうして松岡農水相がこういう立場に追い込まれたのか、その背景や原因について、任命責任者である安倍首相はきちんと明らかにする責任があります。国会議員の「光熱水費」問題と「緑資源機構」の官製談合問題を徹底究明し、国民の前に洗いざらい明らかにするとともに、きちんとした再発防止策をとることこそ松岡氏の死を無駄にしない道です。
私たちは安倍首相をはじめ自民党にこれらの問題の徹底解明を求めるとともに、「光熱水費」問題でも、「緑資源機構」官製談合企業からの献金の受け取りでも、同じように国会議員の名前が上がっている民主党にも同じく問題の徹底解明を求めるものです。
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