「5・22ナンバ府立体育館での演説」
5・22ナンバ府立体育館での演説
大阪選挙区をたたかいます、前参議院議員の宮本たけしです。 いよいよ参議院選挙投票日まで2ヶ月となりました。いのちとくらし、日本の進路がかかった選挙です。絶対に負けるわけにはいきません。
先のいっせい地方選挙で、私たちは死力を尽くしてたたかい、一人区、二人区、三人区で勝利をかちとり、参議院選挙で各党と互角にたたかえる足場を築きました。がんばれば勝てるし、今度こそ勝ちたい。それはみんなの思いです。みなさん、今度こそ、今度こそ勝とうではありませんか。
私はこの3年間、大阪府下を駆け回り、府民との対話を重ね、要求と願いをお聞きし、要求運動の先頭にたってたたかってきました。ごあいさつして、直接お渡しした名刺の枚数は4万枚を突破しました。一昨年8月の出馬表明以来、府下各地の街頭から訴えた演説回数は、すでに1700回をこえています。
減らされる年金に、高い国保・介護の保険料、たび重なる増税と負担増に「年寄りは早く死ねということか」と涙を流して訴えられたお年寄り。ネットカフェで寝泊りしながら、携帯に日雇い派遣の仕事が入るのを待つ生活の若者たち。過労死寸前の長時間労働のもとで、家庭も子育てもそっちのけで働かなければ生き残れない職場の現実。
子育て、親の介護、家庭の重荷を一身に担いながら、必死で「仕事と家庭の両立を」とがんばっている女性労働者。わが国では憲法に明記されているはずの「男女平等」でさえ、何十年間もの裁判闘争なしにはかちとれないのです。
これだけ国民が苦しんでいる時に、安倍首相の口からは「美しい国」などという言葉しか出てきません。しかしみなさん、長年ご苦労されてきたお年寄りに「早く死にたい」などと言わせる国が美しいでしょうか。未来を担う若者が、ネットカフェの座椅子で、身体を伸ばすことも出来ずに眠る国に、果たして未来があるでしょうか。父親も、母親も明るく輝くことのできない社会で、子どもがまっすぐ育つでしょうか。
もう、我慢も限界です。政治のつとめは弱きを助け、巨悪を正すことにあるはずです。貧困と格差を広げ、弱いものを切り捨てる自民・公明・民主の政治に、来る参議院選挙、国民の怒りの一票で、厳しい審判を下そうではありませんか。
私は国会で働いた6年間、日本最大のサラ金「武富士」会長を逮捕に追い込む追及や、「解同タブー」といわれたハンナン朝田氏の、食肉偽装事件の追及など、何者をも恐れず巨悪に立ち向かってきました。それは、企業団体献金も、政党助成金も一切受け取らない、日本共産党の議員だったからであります。
また私は、「障害者の全面参加と平等」をライフワークとし、鉄道駅のバリアフリーと安全の問題、放送番組への字幕の付与など、障害者の命と権利をまもるたたかいの先頭に立ってきました。「バリアフリー法」の制定や、字幕放送の拡充など実を結んだものも少なくありません。いま、障害者自立支援法と「応益負担の原則」のもとで、障害者の生活も権利も、みんなでつくってきた施設の存続さえ、おびやかされています。
冷酷な国保証のとりあげや、消費税滞納を理由にした業者への差し押さえなど、弱いもの、貧しいものが、毎日、泣かされ続けています。私は、今ほど大阪選挙区に革新の議席がないことを、そして国会論戦の場を持たないことを、悔しく思うときはありません。みなさん、「弱きを助け、巨悪に立ち向かう」、私・宮本たけしに、今ひとたび、府民のために働く場所をお与え下さい。
いよいよ憲法9条をめぐる対決は、重大な局面を迎えています。「改憲手続法案」を強行した安倍首相は、参議院選挙を「改憲を争点にたたかう」と言い、自民党の中川幹事長は「選出される参議院議員の任期は6年、その間に憲法改正の『発議』がなされるであろうことは、まず間違いない」などと公言しています。アメリカの要求にこたえて、憲法9条を変え、日本を「海外で戦争する国」につくりかえるなどということは、断じてゆるすわけにはいきません。
また、安倍首相の言う「美しい国」とは、あの侵略戦争を行った戦前・戦中の体制に、「もう一度、時計の針を戻そう」ということにほかなりません。
日本共産党は、あの侵略戦争に、命がけで反対をつらぬいた唯一つの党です。私たちの子どもや孫たちを、海外での戦争にかりだすようなたくらみは絶対に許せません。そして、戦争に反対するものを「非国民・国賊」とののしるような歴史の逆転を、どんなことがあっても許すわけには、まいりません。日本共産党の85年の不屈の歴史と、反戦平和の伝統にかけて、この危険なたくらみを、必ず打ち破ろうではありませんか。
私は、日本の未来と府民の命がかかったこの選挙、比例代表80万票に大阪の責任を果たし、山下よしきさんを必ず国会へ送ること、そして自らも「岩をこじあけて」、必ず大阪選挙区の議席を奪還することをお誓いして、私の決意表明といたします。どうぞ、よろしくお願いいたします。
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