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「日本共産党・宮本たけし」事務所びらきでの決意表明(大要)

 お忙しい中を、日本共産党・宮本たけし事務所びらきに駆けつけてくださったみなさんに、心から感謝申し上げます。また、事務所ご周辺・ご近所の皆様には何かとお騒がせいたします。ご容赦とご協力のほど、心よりお願い申し上げます。

 さて、昨日夕刻、9条改憲と地続きの「改憲手続き法案」が、参議院憲法調査特別委員会において、ついに採決されました。徹底審議を求める国民の声に背をむけ、暴走に暴走を重ねてきた自民・公明の両党と、最後の最後になって自民・公明に採決の了承を与えた民主党の責任は重大です。私たちは憲法9条守れの国民的大闘争において、自民・公明両党とともに民主党が何をしたかを、しっかりと胸にきざもうではありませんか。

 安倍首相は、改憲手続法案の参議院特別委員会可決を受けて、「参院選では政治スケジュールとして、私の内閣で憲法改正を考えると訴える」と述べ、憲法改正を参院選の争点にする考えを改めて強調しました。いよいよたたかいは正念場です。9条を変えて、日本を「海外で戦争する国」にするなど断じて許されません。私は、党をつくって85年、反戦平和の旗を命がけで貫いてきた日本共産党の歴史と伝統にかけて、参議院選挙に勝ち抜く決意を表明いたします。

 同時に、今回の参議院選挙は、大阪府民のいのちとくらし、大阪の商売の前途がかかった選挙です。先のいっせい地方選挙では、高すぎる国保料、介護保険料の引き下げを求める府民の熱い願いが、日本共産党に寄せられ、わが党は大阪府議会でも大阪市議会でも、一般市町の議員選挙でも躍進させていただきました。「貧困と格差」のかつてない広がりのもとで、大阪中に府民の怨嗟の声が渦巻いています。

 そのような時に、自民・公明の政府与党は、定率減税を全廃し、6月にはさらなる住民税増税を国民に押し付けようとしています。もう我慢も限界です。庶民には1兆7千億もの大増税、それはそっくりそのまま大企業や大金持ちの減税に消えてゆく。こんな「逆立ち政治」は、もう我慢ならないではありませんか。今回の参議院選挙は、府民とともにこの「逆立ち政治」を正し、政治に「福祉の心」をとりもどすたたかいです。

 国保料を滞納すると、国保証を取り上げ、資格証明書に置き換えるということがどこでもおこなわれています。これは、ちょうど10年前の1997年に、国会で「国民健康保険法」を改悪した結果です。これに賛成したのが自民党と民主党です。先の地方選挙では、この取り上げを府議会で大阪府に迫り、通達まで出させて取り上げをあおってきたのが、自民党の府会議員だったことが明らかになりました。

 この自民党府会議員こそ3年前、私の大阪選挙区の議席をうばいとった人物でありました。私は、これほど悔しいことはありません。このような自民党、そしてそれと手を組み、定率減税の打ち切りと庶民大増税ではむしろ自民党の尻をたたいてやらせてきた公明党を断じて許すことはできません。

 昨日、民青同盟の若者たちと「まともに生活できる仕事を」「人間らしく働くルールを」と大阪府に要望を持って行きました。いまや「ネットカフェ難民」といわれる、ネットカフェに寝泊りし、そこから日払い派遣の仕事に出かけてゆく若者がたくさんいます。日本の未来を担う若者が、手取り10万そこそこで、身体を伸ばして眠ることもできないような社会に未来はないことは明らかではありませんか。

 子育て世代の悩みや不安も深刻です。私自身、高校2年と中学3年の2人の子どもを持つ父親として、子どもたちの未来を守り、親が子育てに明るい希望を持てる日本をめざして全力を尽くします。いま世界では「子どもの権利条約」が常識になりつつあります。そのような時に、安倍内閣は子どもたちを「いっせい学力テスト」でいっそうの競争に追いたて、そのワクからはみ出した子どもには、少年法まで改悪して「厳罰主義」で望もうとしています。これほど逆行したやり方はありません。

 そしてアメリカの要求に応えて憲法9条まで変えて、子どもたちをイラク戦争のような海外の戦争にかりたてようとさえしています。私たちの子どもたちを、アメリカのはじめる戦争へのお付き合いのために、海外で犬死させることなど、断じて許すわけにはいかないではありませんか。

 今回の選挙は、重税と負担増にあえぐお年寄り、人間らしい働くルールをと願う労働者、商売に活路を切実に求める業者のみなさん、真の男女平等をと願う女性たち、せめて生活できる賃金をと願う若者たち、子育ての不安におびえる親たち、そして未来を担う子どもたち、こういったすべての人たちの願いと思いを一つに束ねて、自民・公明・民主「オール与党」の悪政を正面から打ち破る選挙です。

 私は、「弱きを助け。巨悪に立ち向かう」を自らの政治信条に、この3年間、大阪を歩き、府民の声に耳を傾け、府民の苦難の解決の先頭にたってきました。そしてこの間、大阪の街々でマイクを握って訴えた回数は、ついに1600回を超えました。いまこそ、政治を変える時です。そのためにとことん奮闘する決意を申し上げてごあいさつといたします。

 
 
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