目を見張る障害者問題での活躍ぶり
「宮本さんはでかいし怖そうだから、障害者に人気がないんだよねえ」
それは、数年前、障害者運動の関係者ならば誰でも知っているさる御仁が、私につぶやいた一言です。「それは残念だけど、そうかもしれない」と、当時は、私も思いました。宮本議員は背が高く身振りも大きいので、障害のある人でなくても圧迫感を感じる人は多いようです。私自身、国会に着任して他の部屋で働いていたころは、宮本室のドアは、恐る恐るという感じで開けていました。
しかし、私が言うのもなんですが、宮本さんは、話してみれば、裏表がなく、実に「気のいいお兄さん」なのです。そして、弱いものがないがしろにされることは絶対許さないという正義感と熱意を、大きな体にみなぎらせている人です。
ですから、障害者問題での活躍には目を見張るものがあります。お年よりや障害者が駅や踏切などで事故にあえば、必ず現場に足を運んで調査し、改善を求めて当局と交渉するなどしています。大阪府下全域の私鉄各社のバリアフリー調査も画期的なもので、今後の運動にも役立つものだと思います。
テレビの字幕放送や政見放送への手話・字幕の義務化を求める質問にかける情熱はもちろんのこと、視力障害者用投票用紙の点字記載を実現したり、ALS患者の投票権保障のために力を尽くしたきっかけは、宮本さんに届いた一通の点字の手紙や一本のメールの訴えに、真剣に取り組んだことからはじまったものでした。
昨年の夏に、視覚障害者の方々が無料郵便制度の存続などを訴えて国会に座り込んだとき、炎天下の座り込みの苦労を少しでも和らげようと、毎日ギターを抱えて激励したのも、そんな宮本さんの人柄から出たものだったと思います。そして、情報が伝わりにくい視覚障害のかたがたのために、マイクを取って委員会の動きなどを説明していました。
ところで、かつて「人気がないんだよねえ」とつぶやいていた先の御仁。先日、集会で宮本さんを遠目に見ながら、誇らしげにほかの人に語っているのを聞いて、私は独りほくそえんでしまいました。
「彼はね、障害者運動の出身なんですよ!」
【写真】視力障害者の座り込みをギター演奏で激励する宮本議員
(堀田美鈴 大阪民主新報 2003年9月26日付)
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