仕事復帰が近づき、勉強に追われております。
いよいよ12月10日の診察で、完全にギブスがはずれる見込みとなり、仕事に復帰する見込みが立ってきました。さっそく飛び込んできたのは府常任委員会で続けている不破さんの「『資本論』全三部を読む」の学習会のチューター。この療養中に「みっちり勉強してみる」と書いたものですから、たいへん期待が高まっているようで…。
そもそも今回の足のケガ、「立ちくらみ」を起こすほどしゃがみ込んでまで熱心に読んでいた本は何だったかと言えば「マルクス資本論草稿集」の「1857〜58年の経済学草稿U」という分厚い本でした。この本の中にある「資本主義的生産に先行する諸形態」という論稿を、赤ペンで線を引きながら読みふけっていたという次第。
「『資本論』全三部を読む」の第7分冊は地代論から始まるのですが、そもそもマルクスが「資本論」第3部で扱っている「地代論」は資本主義的地代の解明に絞られています。冒頭「土地所有をそのさまざまな歴史的形態において分析することは、本書の限界外にある」と断っていますからね。
ではマルクスがその「限界外」のことに無知・無関心であったかと言うと決してそうではなかったのです。それが「1857〜58年草稿」の中の「資本主義的生産に先行する諸形態」と名付けられた論稿で、ここでマルクスは、原始的な共同体所有から近代的土地所有にいたる土地所有の歴史を、世界史的に解明しながら、いわゆる資本の「本源的蓄積」について考察しています。
これにも一通り目を通しておこうという意図で読んでいたのですが、ケガの結果、残念ながらそのチューターはできないハメに…。ところがなんと私が自宅療養に入ったあと一気に大阪市長選挙に突っ込んでしまい、学習会も延び延びになっていたとのことで、ほとんど進まないまま私の番が回ってくることになりました。
「リベンジ!」ということで本格的な準備にとりかかっています。「資本主義的生産に先行する諸形態」を読み終えてみると、さらに深めるべき点も出てきて、アダム・スミスの「国富論」などにも手を伸ばしたりして…この本を開いたのは大学時代以来、ざっと25年ぶりぐらいですけどね…。
そんなこんなで準備を整えつつ…今回は「差額地代の第二形態」まで行ければ上出来だと思っております。
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