肌身で感じる深刻な「貧困と社会的格差の新たなひろがり」
24回党大会決議案は第1章で「自民党政治の異常な特質と、日本改革の方針」について解明。「極端な大企業中心主義の異常をただす、経済的民主主義の改革」として「ルールなき資本主義」のもとで、「貧困と社会的格差の新たなひろがり」が深刻になっていることを指摘しています。今日の貧困の増大は、生活そのものがなりたたないところまで深刻になりつつあります。
10月、私の家の近所の自動車整備工場が破産。前日の夜まで営業していたものが突如店を閉め、従業員は全員解雇、私も知ってる社長はどこかへ逃げて行方知れず。11月20日には、その斜め向かいのガソリンスタンドが閉店。こちらは2〜3日かかって社長が一人で、店のあと片づけをしておりました。
先日、喫茶店に入ったらタクシーの運転手さんがえらい剣幕で怒っているので聞いてみると、無賃乗車の被害に会ったとのこと。夫婦者で、あちこち10ヶ所ほども行き先を変える客で、料金が1万円を超えたところで「ひとまず清算してくれ」と言うと無一文。カードも全部アウトだったとか。
しかたなく警察に行ったが、事情聴取に4時間もとられ、かといって料金がもらえるわけでもなく「商売あがったりだ」と怒り心頭のご様子。私が、「大変でしたねえ。でも、その料金は欠損で処理できるんでしょう?」と聞くと「とんでもない。4000円ほどは私が会社に払わせられるんですよ」とおっしゃるのです。「それはひどい!そんなバカなことはない」と常連客がみんな怒ってましたが、運転手さんは肩を落とすばかりでした。
そうこうするうち、私の家の最寄り駅、和泉大宮駅の駅前にもホームレスの人が住み着いているとの話が…電車に乗ろうと松葉杖で駅前まで行くと、顔見知りの売店の店主さんや駅前の商店主さんたちが総出で困っておられました。バス停のベンチの上に、ふとんをひき秋口から住み着いているというのです。
ときどき本人が119番通報して救急車が駆けつけ病院に運ばれて行くが、すぐに病院を出されてしまう。店主さんたちも困り果てたご様子で、警察も救急隊もどうすることもできず、市役所から担当者がやってきて事情は聞くのだが解決の道がないとのこと…とりあえずわが党の岸和田市会議員に相談するように申し上げました。
いうまでもなく憲法25条には「すべて国民は健康で文化的な最低限度の生活をいとなむ権利を有する」と書かれています。しかしこの国の現実は、それとはほど遠い実態がいっそう深刻化しつつあるとしか言いようがありません。いよいよ12月、年の瀬です。「国民の苦難あるところ日本共産党あり」という私たちの原点をいっそう深く自覚させられる出来事でした。
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