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私の指摘どおりの麻生外相答弁、民主党「靖国史観派」の立件

 昨日おこなわれた参議院拉致特別委員会で麻生太郎外務大臣は、わが党の緒方靖夫参議院議員が21日のテレビインタビューでの麻生発言を質したのに対して、「私の場合はあなたと違って戦前生まれ。そういった意味で私のほうが記憶は正確」「見解の相違だ」などと開き直りました。ほらね、一昨日「『思慮に欠く軽口と開き直り』が特徴の大臣」と私が指摘したとおりでしょ。

 しかし麻生さんの「見解の相違だ」は「答弁不能」という意味なのです。昨年の通常国会冒頭の参議院予算委員会で、私は「三位一体改革」について麻生大臣と論戦しました。私は麻生大臣が2003年11月28日の経済財政諮問会議に出した「『三位一体の改革』について」という文書を示し、そこには「地方が元気になる、自主財源を拡充する、自由度を拡大」の3つの基本方向がかかげられていることをまず確認した上で、総務省の資料によって地方一般財源総額が「前年度に比べて二・二兆円減る」ということを認めさせました。

 国庫補助負担金の1兆円削減というものも「まず一兆円という総理の号令があり、そして二千五百億と四分の一を省庁に割り振って、省庁はその二千五百億をどんなふうにするかとつじつま合わせをやっただけ」だということを明らかにし、これのどこが「地方が元気になる、自主財源を拡充する、自由度を拡大する」などと言えるのか?と聞いたときの答弁が、「見解の相違だと思います」でしたからね。(詳しくは「国会論戦データ」http://www.miyamoto-net.net/sanin/040311.html#toubnを参照して下さい)答弁に窮したら、彼はそう言うのです。

 「靖国史観派」がいるのは自民党だけではありません。民主党にも自民党顔負けの「靖国史観派」の議員がいます。その一人が近畿ブロック選出の西村真悟衆議院議員。この間、西村議員の弁護士事務所の元職員が、弁護士資格がないにもかかわらず交通事故の示談交渉をしていたことが発覚。大阪地検特捜部は18日、元職員ら4人を弁護士法違反(非弁活動)と組織的犯罪処罰法違反(犯罪収益等隠匿)の疑いで逮捕しました。

 当初、西村議員は「まったく知らなかった」と否定していましたが、その後「弁護士法」に違反する「名義貸し」をした容疑を「否定しがたい」と認める発言を行い、大阪地検特捜部は大阪府警と合同で強制捜査に乗り出す方針を固めたと報じられています。そういえば、この人、例の「征伐隊」「建国義勇軍」を名乗って、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)を銃撃するなどした事件で、銃刀法違反容疑で逮捕された村上一郎氏が会長をつとめる「刀剣友の会」の最高顧問もやってましたよねえ。

 その時の彼の談話は次のようなものでした。

 「本日、私が最高顧問を務める「刀剣友の会」会長である村上一郎氏が逮捕されたとの情報に接しました。村上氏は、私の地元の支持者の紹介で平成11年ごろに知り合い、それ以降何度か招かれて刀剣友の会の会合に参加し、講演をしたこともありました。そして今年の7月ごろに村上氏より最高顧問就任の委嘱を受け、これを受諾したのです。 今回の事件について、私自身事前に知らされていたこともなく、全く寝耳に水のことであり、びっくりしています。会の趣旨と今回の犯罪がつながるのであれば問題でしょうが、そのようには承知しておりませんし、いまは事件の全容解明を待ちたいと思います。

 私は、犯罪行為を断じて許すことができません。
 また私は、彼が犯罪者であるとの前提でお付き合いをしていたわけではなく、支持者の一人として、私の信条を理解してくださる好漢としてお付き合いしていたのであり、仮に彼が本当に犯罪を犯したのであれば、親しい友人である私自身が、最も強く彼を指弾しなければならないと考えています。このような嫌疑をかけられ、社会を騒がせた人と個人的な付き合いが合ったという意味においては政治家として道義的責任を感じますが、いずれにせよ今は全容解明を待ちたいと思います。」(2003年12月19日)

 さあ…西村さん、今度は自分自身で自分自身を「最も強く指弾」する番ですよ…






 
 
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