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岸和田市長選挙「すすめる会」の集会に参加

 今日は岸和田市長選挙の「民主市政をすすめる会」の集会が浪切ホールで開かれ、こくた恵二衆議院議員・党国会対策委員長が駆けつけて下さると聞いて、妻と一緒に出かけました。松葉杖をついて控え室を訪ねると、いつもの調子で「おう大丈夫か?」

 「ご心配をおかけしてすみません」という私に、「元気すぎる宮本さんやから、それでちょうどええくらいちゃうか」と京都弁が返ってきました。こくたさんと二人で原市長や谷口まこと先生にごあいさつ。集会にも2000人近い人がつめかけて下さって大成功だったと思います。

 応援の演説に立ったこくた議員は岸和田市政の「3つの宝」について力説。原市政8期32年間汚職が1件もないという清潔さ、大型開発などムダ遣いをせず「市民の納めた税金は市民のために使う」ことをつらぬく姿勢、不偏不党で市民参加の開かれた市政…この3つの宝を谷口まことさんでしっかり受け継ぎ、守り抜こうと訴えられました。

 いままかれている自民党候補のビラには「困ったときにはいつでも訪ねて下さい」と自民党幹事長が述べたという内容が、1面に自民党武部勤幹事長の写真とともにでかでかと掲載されています。「国や与党、自民党との太いパイプ」というものが唯一の売りということなのでしょう。

 しかし今日の時代に「国との太いパイプ」を売りにするほど愚かなことはありません。まず第一、そもそも地方交付税や補助金など国から地方に出されるお金の額は、法律や政省令で定められており、首長の政治的立場や支持政党で変わるものではありません。私はこの点を2002年3月26日参議院総務委員会で総務省に質したことがあります。例の泉佐野市の財政破たんについての質問です。(詳しくは「国会論戦データ」をhttp://www.miyamoto-net.net/sanin/020326.html#pipe参照)

 私の「あたかも首長の政治的立場によって地方自治体に国からもたらされる交付税や補助金などに差があるかのような説明を耳にすることがあるが、本当にそのようなことはあるのか」という質問に、総務省林省吾自治財政局長は「政治的な立場によって左右されるようなことはないと考えております。左右されることはございません。」ときっぱり、まあ当然のことですが。

 だいたい、日本共産党に限らず自民党でも民主党でも公明党でも「天下の公党」という限りは、日本国民全体のために公平に政治を行うのは当然であって、自分の気に入った地方や自分に得をさせてくれるもののために政治をやりますなどというのは、それだけでその資格を問われるものだと言わねばなりません。

 そういえば、これもまた論戦になったことがありましたね。同じく2002年通常国会冒頭の予算委員会、扇国土交通大臣(当時)との高速道路建設をめぐる青木幹夫氏の「口利き」についての論戦でした。この点、扇さんはまったくわかっていない大臣でしたよ。(詳しくは「国会論戦データ」http://www.miyamoto-net.net/sanin/020131.html#oogiを参照)

 かつてのように、まだ国の財政が豊かで規程のお金以外に財政に余裕のあった時代ならばいざ知らず、いまどき「国との太いパイプ」なんぞを売り物にすることほど愚かなことはありません。だって国は「三位一体の改革」などに示されるように「地方の財政は徹底的に削る」というのが大方針なんですよ。

 国と「太いパイプ」でつながったら、その「パイプ」なるものを通って国からやってくるのは、いっそうの地方財政の削減要求と大型開発の押し付けにほかなりません。市長というものは困ったとき自民党幹事長室などに駆け込むものではありません。市民のところへ行き、市民の声に耳を傾け、市民とともに考える、これこそ市長のつとめではないでしょうか。

 
 
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