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近づく岸和田市長選挙、自民党候補の言いぶんは・・・

 私の住む町、岸和田の市長選挙が近づいています。投票日は大阪市長選挙と同じ11月27日。告示は政令市である大阪市が11月13日であるのに対して、岸和田は一般市のため11月20日。1週間の選挙戦です。

 療養のために自宅にいると一日に何回となく市長予定候補者の宣伝カーが回ってきます。岸和田では8期32年間、原のぼる現市長が汚職一つない清潔な市政、住民本位の民主市政をすすめてきました。今回の市長選挙は、原市長が引退を表明されるもとで、原市長や保守の市会議員さんなど、広範な市民の要請を受けて大阪市立大学理学部教授の職を投げ打って、立候補を決意して下さった谷口誠大阪市立大学名誉教授をなんとしても市民の力で市長に押し上げ、「市民みんなが主人公」の民主市政を守れるかどうかのたたかいです。

 谷口さん陣営の宣伝カーが走るたびに、「左足が無事だったらそもそも私が宣伝カーに乗らにゃならんのに…」と歯がゆい思いを抑えつつ、まさに「ケガで一軍登録抹消、ファームへ」というプロ野球選手の心境。

 今回、対立候補は3人名乗りを上げていますが、一人は自民党丸抱えの「元収入役」、もう一人は私の隣町に住む市会議員…あの「若頭会」にあいさつに来た人です。「元収入役」は原市政の財政運営を担当してきた人であり、市会議員も前回選挙まで原市長を熱心に支持してきた人。その二人が、突然「岸和田には将来に希望がもてる動きはない」などと、自らも担ってきた原市政をこき下ろすのですから開いた口がふさがりません。

 驚いたのは自民党候補です。この「元収入役」は、先日岸和田商工会議所青年部と岸和田青年会議所を中心とする実行委員会が主催した、予定候補者全員揃った討論会で「32年にわたる革新市政にピリオドを打つ」と宣言。岸和田市を散々こき下ろした後、「関空の対岸都市として発展した泉佐野市」などと、なんと泉佐野市を持ち上げて見せました。

 泉佐野市は、その関空関連事業の破たんが市の財政破たんを招き、2000年度の経常収支比率は、何と全国最悪の一〇七・四%。つまり、経常一般財源全部を投入しても公債費を含む経常経費が賄えないという状況。私はこの泉佐野市の財政破たんの原因について2001年3月26日、参議院総務委員会で片山虎之助総務大臣(当時)と論戦したんですから、間違いありません。(詳しくは「国会論戦データ」http://www.miyamoto-net.net/sanin/020326.html#%89%E6%96%CA%83g%83b%83vを参照)

 この人、ホントに「収入役」だったんですかねえ。財政が専門だったはずなのに…。あげくの果てには「国・府・産業界とのつながりを強固にして」府下で破たん済みの大型開発を推進する立場を隠しませんでした。とんでもないことです。まさにそういう大きな浪費に手を出さなかったからこそ、岸和田市は府下でも全国でも有名な福祉や教育の充実した町になったのです。

 岸和田市長選挙は、まさに自民党が、市民みんなで築き上げてきた「だんじり祭の町」の乗っ取りをしかけてきている時、32年間「市民が主人公」の民主市政を市民みんなで支えてきた「だんじりパワー」でこれを打ち破るのか、それとも市民の中に「分断と切捨て」を持ち込むことを許すのかが問われるたたかいです。

 岸和田で生まれ岸和田で育ち、原市長や私と高校も同じ岸和田高校出身の谷口誠さん。もちろん岸和田に住み続け、大学では環境問題とバイオのスペシャリストとして生涯の前半を真理の探究に打ち込んでこられました。だんじりの町岸和田にはこういう人こそトップにふさわしいのではないでしょうか。私も広範な保守・無党派のみなさんとともにできることをすべてやりつくす決意です。

 
 
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