場外車券売場問題で業者の説明会に同席、夜は城北地区で「綱領学習会」
この間、大阪市内日本橋界隈に競輪の「場外車券売り場」を設置しようとする動きがあり、周辺住民のみなさんが反対運動にとりくんでおられます。当初周辺町内会はこぞって反対でしたが車券売り場設置業者のきりくずしがあり、昨年の10月には不明朗な無記名投票によって地元13町会のうち過半数が「賛成」という結果に。
それでも「車券売り場」建設予定地周辺の町会は反対の姿勢を崩さず、ひきつづき反対運動を強め、大阪市議会に陳情書を出したり「賛成」に回った町会を説得したりして、ようやく今年2月には13町会のうち過半数の7町会の反対署名がふたたび集約されました。
そこで反対してきた地元町会の会長が、13町の町会長が集まる連合町会の長会長会議で車券売り場問題の賛否について再度採決を求めたところ、連合町会長はこれを拒否。昨年10月の不明朗な無記名投票をもって「決着済み」と強弁し、経済産業省への許可申請に「同意」の判を押してしまったのです。
7月22日付けをもって申請書が出され、9月26日付けで中川昭一経済産業大臣名の「障害車券売り場」設置許可が下りました。さあ事態はいよいよ大詰め、ついに業者が着工を念頭に「工事説明会」をするので同席してほしいとの要請を受けて、出かけました。
反対されている地元町会の会長さん以下ずらりと住民のみなさんが集まる中での「説明会」となりました。しかしすでに経産大臣の許可も下り「すでに決着済み」と言わんばかりの業者の高圧姿勢に、住民のみなさんの側も押され気味の情勢に…。私は「傍聴」ということでしたので、それまで発言は控えていました。
「ここで口を出さねば『やむなし』ということになってしまう」という局面で「私からも一言いいですか?」と切り出し、準備していった論点を質しました。一つは場外車券売り場の設置に関しては平成7年4月3日付で通産省機械情報産業局長名の通達が出されており、その4項目目には「地域社会との調整を十分行う」ことが指導されています。
「この通達を知っているか?」と聞くと業者は絶句。「たとえ連合町会長の判があっても、地元町会の過半数が反対しているなら『地域社会との調整』は十分行われたとは言いがたい。中川大臣の許可は事実誤認の上に立ったものであり、われわれは経済産業省にそのことを通報し、許可の取り消しを求める権利がある」と私が述べると…業者から「こいつ何者?」というまなざしが…
私が前参議院議員であることを明かして「国の手続きに誤りがあるなら、それを正すのは当然のことだ」と述べると参加者からは「そうだ、そのとおり」の声が…続いて2点め、この車券売り場は岸和田市が実施主体と予定しているようだが、岸和田市とはすでに契約済みか?」と聞いてやりました。
またまた絶句。当然です、私はあらかじめ岸和田のわが党議員団から「契約はまだ結ばれていない、予算は来年度予算になる」という事実をちゃんと聞いていたのです。わが党議員団は岸和田市でも「場外車券売り場はあくまで住民合意で」という明確な立場です。どう考えても今回のやり方はスジがとおりません。
答えは「契約はまだです…」と小さな声…ついに町会長も参加者も怒り始めました。「何ぃ?まだ契約さえできてないのに工事だけ始めるのか?そんななかな話があるか!」「そうだそうだ、何がすでに決定済みだ、いいかげんにしろ!」…流れは完全に変わりました。業者は「今日はこのへんで…」と打ち切ろうとします。
こうなれば住民側は押せ押せです。「そんなこと言って工事を始めるんじゃないだろうな?工事を始めないと確約しろ!」「いや、それはできません…」などというやりとりに…何度か押し問答が続いたところで、私が「あなたのところは工事説明もしないまま工事を始めるのか?そんなことはしないでしょ?」「もちろん、そんなことはいたしません」との答え。
「じゃあ、今日は工事説明を聞いてないんだから、このまま工事が始まることは絶対ないっていうことです。みなさんご安心下さい」と言うと、業者は苦虫を噛み潰した顔…決着がつきました。業者を帰した後、町会のみなさんはあらためて作戦会議。私は、「今後どうするかは住民のみなさん自身が話し合ってお決めになることです。また困った局面になったらお声をおかけ下さい」と言い残して会場を後にしました。
夜は城北地区の「党綱領」学習会の講師。4中総がなぜ党綱領や「日本改革の方針」を日常的に語り広げることを提起したのか、を含めて90分間の講演。その後の質疑応答も含めて2時間の学習会でした。
|