阪南市会議員選挙の支援、「小泉旋風」とは何だったか
今日は阪南市会議員選挙の街頭からの訴えの最終日、いよいよ明日は投票日です。終日阪南市で街頭からの訴えを行いました。阪南市議会ではこの間、国民健康保険の保険料が毎年のように引き上げられてきました。国保料の値上げをストップし引き下げることが市民の切実な願いとなっています。
国保料値上げの直接の原因は阪南市の国保会計の赤字ですが、その背景にある最大の問題は、政府が今日まで必要な国庫負担をせずに、逆に老人保健制度や退職者医療制度の創設に伴って国庫負担率を45パーセントから38.5パーセントに減らし、多額の事務費の超過負担を押し付け、医療保険制度「改革」の度に国保制度を深刻にしてきたことにあります。
国民健康保険は憲法に基づく社会保障制度であって、国民皆保険の土台となるもの。国保法第4条には「国は国保事業の運営が健全に行われるように努めなければならない」と明記されています。ところが、自民・公明の政府はその責任を放棄し、国庫負担率を逆に引き下げてきたのです。
同時に、この条件は同じでも他市では国保会計に一般会計から繰り入れることによって、市民負担が増えないように配慮することがやられてきました。私の住む岸和田市では4億3700万円の繰り入れが行われています。ところが阪南市はゼロ、つまりすべてを市民負担に押しつけてきたのです。
日本共産党は阪南市でも、他市のように一般会計からの繰り入れを行って市民負担の抑制をはかることを要求。し尿処理場のオープンによって不要になる「海洋投棄費用2億円」を当てることなど現実的な財源の裏付けも示して、国保料の値上げにいっかんして反対してきました。
当初、反対は日本共産党だけでしたが、度重なる値上げと日本共産党の道理ある論戦が他の議員を動かし、ついに今年3月議会では2005年度値上げ案は委員会で否決。その後の本会議でくつがえされたものの、賛否は10対9と一票差に迫りました。
ここでも新政クラブ・阪南クラブという会派とともに公明党が値上げに賛成。公明党という党は国でも阪南市でも国民健康保険料値上げの先兵ですね。「福祉の公明」が聞いてあきれます。これ以上の国保料値上げを許さず、国保料引き下げを実現するためにも日本共産党に複数議席をと訴えました。
今日の私の最後の訴えを、駅頭でじっと立って頷きながら聞いて下さった娘さんがいらっしゃいました。演説を終えて聞いてみると、16歳の高校生、「政治に関心がある」とおっしゃるのです。「いつから?」と聞くと「小泉首相が解散してから・・・」との答え。「今の共産党の主張、共鳴します。がんばって下さい」とも・・・。
私の方が学ばされました。今回の「小泉旋風」といわれる自民党の圧勝は20代・30代の若者が大量に投票に参加し、自民党に投票した結果だと言われています。若者はかつてなく政治に関心を高めています。そして自民党に投票した行動を自分では「改革派」だと思っているのです。
これは若者が政治に関心を失い投票にも行かなかったこれまでと比べて劇的な変化であり、歓迎すべきことです。「自民党が改革派だ」と思わされていることをのぞけば・・・。しかし自民党の「改革」というものには中身はありません。あるのは庶民増税と憲法改悪など、痛みの押しつけと平和の破壊です。
この16歳のお嬢さんのように、私たちの訴えをじっくり聞いてさえもらえば「共鳴します。がんばって下さい」ってことになるに違いありません。「小泉旋風」嘆く事なかれ・・・いまこそ青年たちに語りかける絶好のチャンスです。
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