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今日は総選挙の投票日…「9・11」にイラク戦争を考える

 今日はいよいよ総選挙投票日。午後8時、投票箱のふたが閉まるまで「棄権防止活動」が大切です。選挙結果の大勢が判明するのはおそらく明日未明となることでしょう。私も投票箱が閉まったら玉造の選挙事務所に詰めるつもりです。

 さて今日は総選挙の投票日でもありますが、9月11日…ニューヨークの同時多発テロから4年目の日です。同時多発テロへの「報復」を叫んでアフガニスタンに戦争をしかけたアメリカは、その後「テロとのたたかい」などと強弁してイラク戦争を引き起こし、いまもイラクは「ドロ沼」の様相です。

 国連決議もないまま一方的な先制攻撃にふみきり、イラクのフセイン政権を武力で打倒したアメリカは、いまもイラク占領を続けていますが、いよいよこの戦争と占領にはいかなる大義もなかったことが明らかになってきました。

 イラク占領の長期化・泥沼化にともない、米国主導の「有志連合」はいまや崩壊寸前です。最初「多国籍軍」という名のもとで38カ国がイラクに軍隊を派兵しましたが、それでさえ国連加盟国(約190カ国)のわずか2割でした。ところがその後、撤退する国が相次ぎ、すでにスペイン、オランダ、ハンガリーなど14カ国が撤退を完了、他にもイタリア、ポーランドなど4カ国が撤退を開始しています。

 いまや有志連合にとどまっているのは20カ国、このうちに日本が入っているのです。しかもその20カ国のうち14カ国は崩壊した旧「社会主義」国がバラバラになってできたような国。「社会主義」崩壊後の国の建て直しのためには、アメリカに忠誠を誓わざるを得ない国情でもあるのでしょう。

 残ったのは、オーストラリア、デンマーク、エルサルバドル、日本、韓国、英国の6カ国…お隣のカナダやメキシコさえ「お付き合い」してないものね…アメリカの「力の衰弱」は歴然です。まあ、それも「大量破壊兵器がある」っていう大ウソがばれたんだから見放されるのも無理はありません…

 今日の「赤旗」に衝撃的な記事が…アメリカのコリン・パウエル前国務長官は9日、ABCテレビのインタビューで、イラクの大量破壊兵器開発・保有を「告発」してイラク・フセイン政権打倒の軍事攻撃を正当化した2003年2月の国連安全保障理事会での自身の演説について、「人生の『汚点』だ」と語りました。

 パウエル氏はまた9・11の対米同時テロへのフセイン政権の関与について、「その証拠を見たことは決してなかった」とも述べました。私は、まだ参議院にいた頃、参議院イラク・テロ特別委員会で、この問題を小泉首相とやりあったことがあります。(詳しくは「国会論戦データ」2004年2月5日、アドレスはhttp://www.miyamoto-net.net/sanin/040205.html#topをご覧下さい)

 あの時、小泉首相は「しかし同時に、パウエル氏は、報道ベースでありますが、インタビューに答えて、一年前にCIAが大量破壊兵器が存在しないとの立場を取っていたら武力行使を支持したのかとの質問に対し、過去にさかのぼった仮定の判断はできず分からないと述べるとともに、サダム・フセイン政権は明らかに大量破壊兵器の開発、使用に係る意図を有しており、イラクに対する軍事行動の正しさは歴史が証明するだろうと述べていると承知しております。」などと答弁したのです。

 ウソやごまかしというものは歴史の検証にたえないものです。昨年2月5日の小泉首相と私の論戦は、当のパウエル氏によって私に軍配が上がりました。今回の総選挙、「郵政民営化が『改革』などと呼べるものであるのかどうか」も、きっと必ず歴史の審判が下ることになるでしょう。

 
 
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