2005年原水禁世界大会はじまる!(4日午後6時現在)
いよいよ今日から、2005年原水爆禁止世界大会・広島が開会しました。今、開会総会が行われた広島県立総合体育館から書きこんでいます。開会総会が終わって、今ちょうど「核兵器なくそう世界青年のつどい」が始まったところです。今年の世界大会は終戦60周年そして被爆60周年ということで熱気も最高潮!開会総会には8000人の人がつめかけ、ヒロシマアリーナは満杯に…。
また海外代表もこの間の水準を上回る参加。何といってもスゴイのはフランスから参加した160人の青年たちです。フランスの青年代表は「私がたった一人でヒロシマを訪れたのは4年前2001年でした。そして今日私たちは160人の青年とともに、ここヒロシマを訪れています」と発言すると鳴り止まない大きな拍手が…。
また世界各国との交流と共同も、ただ国数や人数が広がったというだけでなく、「各国政府との共同と連帯が本当に広がっている」というのが実感です。メッセージにはブラジル、ニュージーランド、スウェーデン、マレーシアなどの大統領、首相、国会議長が続々と名を連ね、開会総会冒頭にはマレーシアの外務次官やブラジルの大使が発言するという「運動体と政府との共同と連帯の広がり」をまさに体現した総会でした。
今年5月、私も参加したニューヨークでの「NPT再検討会議」は最終合意文書を何一つつくれなかったというアメリカの必死の「巻き返し」の後の世界大会ですが、それを受けて世界の反核平和運動はもちろん、アメリカの「一国主義」に対する世界各国の反発と、核兵器廃絶を求める各国政府の取り組みはいっそう力の入ったものになってきていることも実感しました。
NPT再検討会議が何の最終合意文書もつくれないまま閉会した時、私は次のように書きました。「しかし、この結果を見て、落胆したり、元気をなくしたりする必要はまったくありません。会議全体をめぐる経過は、核超大国アメリカへの強い批判とともに、核兵器の脅威を根絶する保障として核廃絶を追求する確固とした流れが発展していることを、改めて浮き彫りにしました。このことを確信とし、核兵器廃絶のために行動する政府、自治体、NGOのそれぞれの努力と、それらの協力・連帯をひきつづき重視し、前進させることが重要です。」(「2005年NPT再検討会議国連要請団報告集」12ページ)
今日の開会総会が示したものは「核超大国アメリカへの強い批判と核兵器廃絶を追求する確固とした流れ」がいっそう強く大きくなっていること、そして核兵器廃絶のために行動する政府、自治体、NGOのいっそうの広がりと連帯でした。まさにNPT再検討会議への国連要請で日本からニューヨークに乗り込んだ800人をはじめ、私たちの運動とたたかいできりひらいてきた成果です。そのことに確信をもって、残された広島大会の2日間、全力でがんばりたいと思います。
開会総会が終わって、「世界青年のつどい」までの約1時間あまり、ヒロシマアリーナ内のレストランに入ってスパゲティを食べました。すると続々と店内に人が入ってくるのです。私たち日本原水協が8000人で開会総会を成功させた後、これから夕刻にかけて「原水爆禁止国民会議(原水禁)」の人たちが同じ場所で開会総会をするというのです。スタッフは揃いのロゴの入ったブルーのTシャツ、「連合」ののぼりが林立してます。
驚くべきことに「連合」の人たち、彼らの開会総会の前にビールを飲むのです。しかも「○○さん、これって毎年やってんすか〜」なんて会話を交わしながら…。そして極めつけは、われわれと「原水禁」の人たちと入り乱れ、客が殺到したために、注文をとったりビールを出したりがどうしても遅れがちになる女性の店員さんを「何やってんだ!早く持って来い!」などと怒鳴りつけるのです。
申し訳ないが…「これが労働組合か!」「そんなものが平和運動か!」と憤りを禁じえない光景でした。泣きそうになってるその女性に、私が「あんなの気にしなくていいよ」って声をかけてあげると「すみません」ってはじめて笑顔が戻ってホッとしました。
ではでは、またここヒロシマから実況報告しますね〜
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