公明・冬柴発言から公明党・創価学会の本性を見る!
朝から府常任委員会。いよいよ解散・総選挙の可能性がいっそう濃厚になってきました。国民にとっては「百害あって一利なし」ともいうべき「郵政民営化法案」をごり押しし、国民の支持が得られず否決されるとあくまで悪政に執着して国会を解散するなどというのは解散権の濫用もいいところですが、もし小泉首相がそのような暴挙を行うならば、わが党は堂々と受けてたち、必勝を期して死力を尽くします。
昨日、公明党の冬柴幹事長が東京・内幸町の日本記者クラブで講演で、参院で審議中の郵政民営化関連法案が否決され、衆院解散・総選挙となった場合の対応に関して、「(自民党が敗北すれば)民主党とは組みたくないが、政治の安定のために選択がそれしかないのであれば、躊躇(ちゅうちょ)すべきでは ない」と述べたと報じられています。
あわてて神崎代表や草川参議院議員会長が否定に躍起になっているとの報道も流れていますが、この党の本性が出た事件ですねえ。まあしかし「政治の安定のために」とはよく言ったものです。公明党が改悪案を作った年金や医療でも、今国会、自民・公明・民主で改悪した介護保険制度をめぐっても、また「障害者自立支援法案」を強行した障害者福祉でも、公明党与党の政治は、国民には何一つ「安定」など与えてはいないではありませんか。
「政治の安定のため」なんかじゃないでしょ、冬柴サン。「名誉会長の安定のため」じゃないんですか?そのためなら1998年参議院選挙で「政・官・財癒着の自民党政治を打ち破れ!」と叫んで獲得した議席で、その自民党と組むということさえやって見せたあなたがたですからねえ。
今度は「民主党国会議員の『非常識』」(月刊「潮」7月号)などと攻撃してきた民主党とも組むという「非常識」・・・開いた口がふさがりませんねえ。まあ自民党政権であれ、民主党政権であれ、とにかく「与党」でいたいということでしょう。
しかし公明党・創価学会というのはある意味では非常に興味深い勢力です。「立ち回り」が実にウマイ。よく「共産党は下手やなあ〜公明党みたいに上手に立ち回ったらいいのに」なんて言われます。彼らの「キャスティングボード」戦略・・・まあ私は「二股膏薬(ふたまたこうやく)戦略」と呼んでいますが・・・。
誤解しないで下さい、先ほど私が公明党・創価学会を「ウマイ」と言ったのは、「うらやましい」という意味じゃないですよ。逆にこのような「上手さ」が長いスパンで見たとき、国民との関係で果たしてプラスになるのかどうか・・・それを見きわめる上で、公明党・創価学会というのは格好の材料ですねえ。
なにしろ公明党・創価学会自身が「自分たちは上手くやっている。共産党はバカだ」なんて思っているでしょう。しかし私たちは、そういう彼らを冷静な目で見つめてきたのです。今回の冬柴発言とそれをめぐる公明党指導部のドタバタ・・・いよいよ「二股膏薬戦略」の末路が国民的に明らかになる時がきたようです。
もう一つ、書いておきましょう。先ほどの月刊「潮」7月号。池田大作創価学会名誉会長とパグウォッシュ会議名誉会長のジョセフ・ロートブラット氏との対談「地球平和への探究」というものが掲載されています。そこで池田氏は「『正義の戦争』はありうるか」と問い、「『ヒトラーの暴虐を目の当たりにして、何もしないというのか』という論理が、戦後60年の間、しばしば武力行使を正当化する格好の材料」にされてきたことを指摘。
「暴力や紛争を非暴力的に解決できなかった時点で、それはすでに『失敗』なのであり、仮に暴虐と戦うために武力を使わざるをえないとしても、兄弟である人間を殺戮することにかわりはない」と言うのです。この池田氏を最高指導者と仰ぐ創価学会・公明党が、現実政治の場では「イラクにはスプーン一杯で200万人も殺せる炭疽菌が1万ャもある」と言ってイラク戦争を支持し、イラク戦争に反対するものに「利敵行為」との言葉まで投げつけるのです。
私はここに強烈な偽善と欺瞞を感じます。もっと言えば「天皇陛下は平和主義者で、太平洋戦争は軍部の独走が悪かった」などというお決まりの昭和天皇戦争責任免罪論とうり二つの相似形を見るのは私だけでしょうか。
この点では自民党と公明党・創価学会の間に、ある特定の人間がこのような超越した地位を占めることへの共感の関係があるのでしょう。しかし、そうなると「公明党・創価学会は池田氏を天皇にしようとしている」という仮説が限りなく現実味を帯びてきます。右翼のみなさん、いいんですか?わが党の妨害なんかしている場合じゃないって・・・
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