朝から政策委員会の打ち合わせ、夜は「社会進歩と教職員の生き方を考える集い」
朝から政策委員会の打ち合わせ。この間議論してきた「大阪における日本共産党の議席の役割」を明らかにする論文の執筆の分担をおこないました。いま最も熱い政治の焦点となっている「郵政民営化法案」をめぐる議論を見ても、マスコミは「可決か否決か」「法案への賛否」しか問題にしませんが、それでは問題の本質はとらえられません。
確かに「法案への賛否」だけを問題にすれば、日本共産党だけでなく、民主党も社民党も、そして自民党造反派も反対には違いありません。しかし、民主党の反対の理由は「今回の郵政民営化法案は、看板のかけ替えにすぎず不徹底。真の改革とは言えない」などという理由であって、「民主党だったら、もっと徹底した改革をやる」という立場です。
だから「郵貯や簡保の機能の縮小」とか「経営の自由度の拡大」(つまり民営化)には賛成、いや民主党の方がもっと徹底して民営化すると主張しているにすぎません。自民党造反派に至っては、自分たちのメンツと対面、そして郵政に関わってつくりあげてきた「利権」を守るためにたたかっているにすぎません。つまり「銀行利権派VS郵政利権派」の対決というのが、彼らの「対決」の本質であり、国民にとって何の意味もないものです。
小泉内閣がごり押しする郵政の民営化が、国民生活や利用者のサービスにどのような影響を与えるのかを正面から問いかけ、340兆円におよぶ大切な国民の財産を「ハゲタカ」などと呼ばれる外国の金融会社や日本の大銀行に「もうけ口」として差し出すという本当のねらいを暴露して追及してきたのは日本共産党ただ一つです。
この本質を国民に広くお伝えしてこそ、「二大政党」などというものが国政における「オール与党化」であって、「悪政の競い合い」にほかならないことがわかってもらえるのです。これから8月13日の国会会期末に向かって、「与野党対決」なるものが演出され、激烈な「票読み」合戦や、場合によれば採決をめぐって「乱闘騒ぎ」みたいなこともあるかもしれません。
しかし国会に身を置き、この目で見てきたことをはっきり言わせてもらえば、そのような「自民・民主の乱闘騒ぎ」はことごとく茶番、「プロレスごっこ」みたいなもんです。
私たち日本共産党は堂々と論戦で「郵政民営化法案」の反国民的性格を暴露し、否決・廃案に追い込むために全力をあげます。しかし、たとえこれが否決されたとしても、「民主党の対決」のお陰でもなければ、「自民党内の造反」の結果でもなく、反国民的な小泉自公政権と国民との矛盾の結果だということをしっかり訴えて、たたかいぬきたいと思います。分担では、この部分を私が書くことになりました。
夜は日本共産党教職員後援会のみなさんが主催された「社会進歩と教職員の生き方を考える集い」に講師として招かれました。私は大学こそ和歌山大学教育学部小学校教員養成課程に籍をおきましたが。教員免許も取得せず、ましてや卒業さえできなかった「落ちこぼれ」ですから、先生方に教育論を語る立場は持っていません。
しかし、今の学校教育の中で切り捨てられ、落ちこぼされて行く子どもたちの気持ちは誰よりもわかっているつもりです。高校留年、大学浪人、大学留年、大学除籍、全部経験しましたからねえ。「人間・宮本たけし」を日本共産党との出会いも含めてありのままに語ってほしい、とのご要望。準備には七転八倒しましたが、肩から力を抜いてやらせていただきました。
「先生って大嫌いでしたね。だって、口を開けば『ちゃんとしろ』っていうでしょ。そんな、いつもちゃんとしてられるかっていうんですよ。ちゃんとしてられるような学校か、安心して生きられるような社会かって問いたいですね。『社会や政治や教育や学校が、ちゃんとしてもないくせに、子どもにだけちゃんとしろなんて、えらそうに言うな!』って思ってました。」なんてね・・・ずいぶん刺激的なお話でした。
「ちょっと言い過ぎたかな」なんて思いましたが、でも、私のような人間の破天荒な話に、えらく感動して下さったみたいで、却ってこちらが恐縮しちゃいました。
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