明日の奈良・大和郡山での演説準備、改めて知った森岡氏のもう一つの「たわごと」
6月12日投票で奈良県大和郡山市の市長、市議補選がたたかわれています。市議補欠選挙の応援に明日は大和郡山に行くことになりました。大和郡山では、昨年11月19日に現職市会議員が市職員の名を使い金融会社から600万円だまし取ったという詐欺事件で逮捕。12月9日には起訴されました。日本共産党市会議員団は当然のことながら12月議会に、この議員の辞職を求める辞職勧告決議案を提出。ところがなんと民主党など9人の議員がこれに反対。しかし12人の賛成多数で可決されたのです。
ところがこの議員、その後も辞めずに居座り続け、やっと辞職願いを出したのは今年3月3日、3月7日の市議会本会議でついに辞職が承認されたのです。この辞職を受けた今回の選挙、いったいどの党が清潔な政治をつくれるのかが問われます。
同時に、奈良県と言えば、この間、東京裁判は国際法違反などと「たわごと」を並べ、私が批判してきた森岡正宏厚労政務官の出身地でもあります。「戦争と平和」「歴史認識」の問題も大きな争点となっています。あらためて森岡氏のホームページを開いてみたら、この前トップページに堂々と掲げていた一文は「近況報告」の「バックナンバー」に移されています。その文章を探していてビックリ・・・森岡氏は以前から同じ調子のことを書き続けてきたのです。
「近況報告・バックナンバー」に納められている「『FAXでこんにちわ!』2005年4月号」では、4月27日自民党外交調査会で講演した中国の王毅駐日大使の講演に噛みついています。その内容は・戦争中の日本軍の蛮行を持ち出したこと・首相の靖国神社参拝を批判したこと、・扶桑社の歴史教科書(いわゆる「新しい歴史教科書」)を批判したことがけしからんと言うのです。(詳しくはhttp://www.m-morioka.com/kinkyo/kinkyo557.htmをご覧下さい)
そして森岡氏はこう言うのです「1972年の日中共同声明と79年の平和友好条約、さらに江沢民国家主席の来日時に交わした日中共同宣言のいずれを見ても、『内政不干渉』がうたわれてい」る。靖国問題も教科書問題も内政問題だ。「中国は共同声明や条約等を明らかに踏みにじっているではありませんか」・・・
まあまあ、そう騒ぎなさんなって・・・私も一度は国会に身を置いた人間、これが日本の国会議員の程度かと言われるのはつらいですよ・・・森岡さん・・・残念ながらこれも「たわごと」ですね。共同声明や条約を論じるなら、ちゃんと読まなきゃ・・・
いいですか、一番最近の98年の「共同宣言」、3の第二パラグラフには「双方は、1972年9月29日に発表された日中共同声明及び1978年8月12日に署名された日中平和友好条約の諸原則を遵守することを改めて表明し、上記の文書は今後とも両国関係の最も重要な基礎であることを確認した」
次に78年の「平和友好条約」、冒頭「日本国と中華人民共和国は、1972年9月29日に北京で日本政府及び中華人民共和国政府が共同声明を発出して以来、両国政府及び両国民の間の友好関係が新しい基礎の上に大きな発展を遂げていることを満足の意をもって回顧し、前記の共同声明が両国間の平和友好関係の基礎となるものであること及び前記フ共同声明に示された諸原則が厳格に遵守されるべきことを確認し」・・・
そして1972年の「共同声明」は前文の第5パラグラフで「日本側は、過去において日本国が戦争を通して中国人民に重大な損害を与えたことについての責任を痛感し、深く反省する。」とはっきり書き込まれてあるのです。
さて、「共同声明や条約等を明らかに踏みにじっている」のはいったいどちらでしょうか?「大東亜戦争は正しい戦争だった」とする靖国神社に首相が参拝したり、「自存自衛の戦争だった」と教える教科書の採択が、この声明や条約、宣言の主旨にてらして「内政問題だ」と言って片づけられるでしょうか?
森岡さん・・・頼むから、相手に笑われるような噛みつき方だけはやめて下さいよ・・・恥ずかしいから。
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