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「誤解しないでほしい」というなら「参拝取りやめ」以外にない!

 日本共産党の志位和夫委員長は、6月2日、衆議院予算委員会で質問に立ち、「靖国神社参拝」をめぐる歴史認識について小泉首相を追及しました。

 志位委員長は、靖国神社が発行する『遊就館図録』が、かつての侵略戦争を「自存自衛」「アジア解放」の戦争だったと描き出し、日米開戦の責任が米国側にあったとさえ主張していることを指摘。こうした主張が首相が4月のアジア・アフリカ首脳会議で述べた「侵略への反省」と両立するかどうかを迫るとともに、首相の靖国参拝が、こういった靖国神社による戦争の正当化にお墨付きを与える結果になることを厳しく追及しました。

 志位委員長の追及に対し、小泉首相は、@「靖国神社の考えは、政府と違う」A「日本は戦争を起こしたわけですから、戦争責任は日本にある。戦争を避けられたのではないかと、あくまでも戦争を避ける努力をしなきゃならなかった」B「私は、靖国神社を参拝することによって、戦争を正当化するつもりはまったくありません。どうかそこを誤解しないで下さい」などと答えざるをえませんでした。

 首相がこうした言明をせざるを得なくなったこと自身、自ら行ってきた靖国参拝に、道理も根拠もないことをいっそう浮き立たせる結果となったと言わざるを得ません。しかし、「どうか誤解しないでほしい」というのなら、小泉首相がとるべき行動はただ一つです。「首相在任中は靖国神社には参拝しない」とただちに言明すること以外にありません。

 ある人から、長野県岡谷市在住の毛利正道弁護士(自由法曹団)が「小泉内閣総理大臣に、東条英機など14名のA級戦犯を合祀する『靖国神社を参拝しない』と宣言することを求める署名」を呼びかけている、とのお知らせをいただき、私も署名しておきました。(ちなみに署名のホームページのURLは http://www1.ocn.ne.jp/~mourima/05.4yasukuni.htmlです)

 小泉首相は、靖国神社参拝を、首相の任期中、きっぱりとやめるべきです。いくら「植民地支配と侵略」への反省の言葉を繰り返しても、首相自身が、戦争犯罪そのものを否定する行動をとったのでは、その言葉は実のない空文句に落ち込みます。

 そして首相でなくとも、一般的に国政の場にある政治家は、靖国参拝が侵略戦争肯定の意思表示として国益にそむく意味を持つことを、真剣に考えるべきだと言わねばなりません。

 
 
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