どういうものを「政治的圧力」というのか?
NHKの特集番組「問われる戦時性暴力」の改ざんをめぐって、政府与党の安倍晋三官房副長官(現自民党幹事長代理)と中川昭一衆議院議員(現経済産業相)が圧力をかけたことが明らかになり、大問題になっています。これは事実上の検閲であり、権力が検閲で報道、情報を統制することは憲法21条が禁じ、また放送法3条に反する重大事態です。
安部氏や中川氏は、番組改変への関与は認めながら、「明確に偏った内容であることが分かり、公正中立の立場で報道すべきだと指摘した」(安倍氏)「公正中立の立場で放送すべきであることを指摘したもので、政治的圧力をかけて中止を強制したものではない」(中川氏)などと開き直りました。
しかし、権力を握っている者が「公正中立」の審判者となることをこそ、「検閲」というのであり、政府や与党の要職にある政治家が、番組放送前に、放送局の担当局長などを議員会館の自室に呼びつけ、「やめてしまえ!」などと放送中止を強く求めつつ、「公正中立の立場で放送すべき」と「指摘」する…普通の日本語では、こういうものを「政治的圧力」と言うのです。
今回の事件の発覚で、参議院総務委員会での私たちの指摘の正しさが裏付けられました。今日はさっそく愛知の八田ひろ子前参議院議員に電話をかけ、私たちの論戦の正確さをねぎらい合うとともに、お互い議席を失った無念さを噛み締めました。さっそく、わが党を含む野党3党は21日から開会する通常国会でのNHK問題での集中審議を要求。もし議席があれば、NHK海老沢会長や野島理事(当時総合企画局担当局長)に聞いてみたいこと、質したいことは山ほどあります。
夜は日本共産党摂津後援会の「新春のつどい」で20分間の講演。すぐに飛び出して旭区へ。旭区ではごあいさつの後、リクエストにおこたえしてギターで一曲。今年2005年を次の国政選挙での反転攻勢への画期となる年に…みなさんとともに何としても「党の実力」をつくりあげる決意を申し上げました。
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