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悪徳業者からの電話にご注意を!

 今日はお休みで一日家にいました。ギターの練習。ジャズのスタンダードナンバー「オール・オブ・ミー」を憂歌団や中川イサトさんがラグタイムに編曲してやってるのを聴いて、これをコピーしてやろうと悪戦苦闘。C→Cmというコード進行が出てこず苦しみましたが、やっと発見。何とか弾けるようになりました。「大阪赤旗まつり」でリクエストいただけば、やってみましょう。

 そうこうしているところに飛び込みの電話が…。話を聞いていると、新手の利殖商法のようなのです。東天満に新築されたワンルームマンションのオーナーになれば、家賃でローンを返済し、労せず自分のものになる。返済が終わった後は老後の収入になるというふれこみ。

 マンションの価格は1400万から1600万と手ごろで、自己資金は1割。150万前後の金を用意すれば、残りはJACSから年率2.712%で融資が受けられ、それを30年ローンで返済すると、月々53398円の返済になる。一方家賃は6万円の設定なので、ローンを払ってお釣りがきます、という話。

 マンションは全戸すでに入居済みで、現在のマンション所有者はさるマンション建設業者だが、この業者は2〜3年後に上場をめざしており資産圧縮のためにこのマンションを泣く泣く手放すことにした、との説明。私が「もし入居者が出て、空家になったらどうするのか」との問いには「優良物件でそんなことは絶対ない」と言いつつ、「万一そうなったら当社が家賃の8割つまり54000円を保証する」とまで言うのです。

 こんなおかしな話はありません。第一それほど優良な資産なら、上場をめざしているらしいマンション建設会社が手放すはずがありません。上場に向けて、圧縮すべきは不良資産であって、優良資産を手放してどうするんですか。さらにもっとおかしいのは「54000円保証する」という話。「おタクの会社、資本金は?」の質問には「1000万」と答えました。

 わずか資本金1000万の会社が月々54000円を保証してご覧なさい。たちどころに倒産です。「あなたの会社、つぶれないと言いきれますか」との質問に、相手は絶句。「倒産した会社の保証が何かの役にたちますか」と聞くと、「まあ、世の中には絶対ということはありませんが…」

 そこですかさず、「それがおかしいではないか。そのとおり『世の中には絶対ということはない』のだ、それを『絶対儲かる』かのように言うのはどういうことだ。ふつう投資というものはリスクと一体のものだろう。だいたい本当にリスクが全くないなら、あなたの会社はこんなふうに電話などかけずに、会社自身がそれで儲けたほうがずっと儲かるじゃないか…違うか?」と言うと、もうしどろもどろ。

 慌てて、電話を切ろうとするので「ちょっと待て、切るな。そっちからかけて来たんだからな。そっちから切るなよ!」とクギをさし、「ところで何人の人間を泣かすつもりだ」聞くと、「はあ…泣かす?」とトボケるのです。「何軒売るつもりなんだ?」と聞くと「10軒」とのこと。1億5000万の商売です。自己資金として1割、1500万の現金を集め、2億からのローンを組ませ売り逃げる。1500万の現金があれば、資本金1000万の会社を明日つぶしたって、また新たな会社がつくれるというものです。

 「悪徳商法ではありません。ワンルームマンションという確たる不動産の売買で、登記書も権利書もお渡します。ローンが終われば間違いなくお客さんの財産です」と言うのですが、30年後にワンルームマンションにどんな財産価値がありますか?」と聞くと万事休すでした。

 「私はそういう被害を受けた方々の相談に山ほど乗ってきた。リスクある商品を、あたかもリスクがないかのように言って売るのはやめなさい」と言うと、「失礼しました」と言って電話を切りました。みなさん、こういう利殖話…お気をつけ下さいね。

 
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