プロフィール 活動ダイジェスト たけしと語る たけしを語る
ムービー メールマガジン 国会論戦データ たけしの日記帳
東奔西走 お便り紹介 こぼれ話 トップページ
 

 

 

一方では過労死、その一方では解雇・雇い止め(写真追加しました)

photo 朝から自宅を出て、和歌山県橋本市へ。私が国会質問で追及し、地方公務員災害補償基金から「公務上認定」を勝ちとった辻田豊さんの勝利報告集会に招かれました。過重な仕事と精神的プレッシャーに押しつぶされて、辻田豊さんが自宅を出たまま帰らぬ人となってから4年がたちました。配られた勝利報告集は「お
父さん、仕事に行ったらあかん」と題されていました。

 過労自殺の労災認定を求める遺族のたたかいは、亡くした人の死の意味を問うたたかいです。「お父さんは人間として弱かったから死んだのだろうか」「自分があのとき夫をひき止められなかったから、死んだのではないか」こういう思いが幾重にもこみ上げ、後悔と自責の念に苛まれ続けるというのが遺族の思いなのです。

 「そうじゃない!お父さんが弱かったんじゃない。仕事が、お父さんを殺したんだ!」「自殺に追い込むような労働条件が悪かったんだ!」このことが確認されるまでは、遺族は絶対に救われません。その意味で、過労死・過労自殺の労災認定をめぐるたたかいは、遺族にとって「生きてゆく自信」にもかかわる問題なのです。

 辻田さんは公務災害だと認定されました。でも「よかった」などとは口が裂けても言いたくありません。何がいいものですか。死んだ人は帰ってこないのです。「もう二度と過重な労働が、働くものの命を奪うというようなことを絶対に繰り返させないために、ともに手をつなぎましょう」と訴えました。

 橋本から南海高野線でなんばへ。なんばから天満の国労会館へ。国労会館内の「大阪労働相談センター」で昨日から始まった「解雇・雇い止め110番」を視察し、相談員の方から相談事例の特徴などを教えていただきました。企業が不況を口実に正社員を減らし、不安定雇用労働者を増やしてきたこの間の状況もあっ
て、解雇や雇い止めの現状は極めて深刻です。

 しかし、一方で「過労死」などということが起こるような過重な労働をさせられている労働者がたくさんいるにもかかわらず、他方で「解雇・雇い止め」などということがひろがっている状況にやりきれなさと、政府の無力を痛感せざるを得ませんでした。同じく国労会館で開催された「大阪府社会保障推進協議会第1
3回総会」でのあいさつでは、そういうことをお話ししました。

photo 夜は演説会。今日は河南地域3ヶ所です。大阪狭山市を振り出しに、美原町、そして松原市と、それぞれ20分の演説。最後の松原市では、お越しいただいた人、お一人お一人と固く握手させていただきました。

【はじめの写真】地方公務員災害補償基金から「公務上認定」を勝ちとった辻田豊さんの勝利報告集会にて、遺影に献花する宮本議員

【次の写真】松原市の演説会にて質問でも使った関空の需要予測の資料をパネルにして演説する宮本議員

 
Copyright (C) 2001 TAKESHI MIYAMOTO All rights reserved. 本サイトの内容を無断で複写複製することはできません。