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第159回通常国会はじまる

photo 午前9時40分から参議院議員団会議。続いて10時から参議院本会議。いよいよ今日から第159通常国会が始まりました。通常国会の会期は国会法の定めにより150日間、今日を起点に逆算すれば6月17日に閉会日を迎えることになります。そして6月24日には参議院選挙が告示され、7月11日投票で私も改選となる参議院選挙がおこなわれます。

 私にとっては任期最後の国会、そして再選のかかった国会ということになります。おりしも小泉内閣は、戦後初めてイラクに武装した自衛隊の地上部隊を派兵し、憲法を公然と踏みにじる重大な歴史的暴挙をおこないました。国民生活をめぐっても、掛け金を引き上げ、給付を引き下げる年金大改悪のたくらみ、さらには消費税増税の動きなど、ますます自民・公明の悪政は、国民との矛盾をひろげています。大阪府民の願いと要求をしっかり受けとめて、悪政許さず憲法を守る論戦に、今国会も全力を尽くします。

 国会では午後1時から天皇が出席して国会の開会式がおこなわれましたが、私たち日本共産党国会議員団は出席しませんでした。私たちは先の党大会で改定された党綱領でも、天皇制については憲法上の制度であり、その存廃は将来、情勢が熟したときに、国民的な総意によって解決されるべきものと考え、決して現時点では憲法に定められた天皇の制度を否定する立場にたっていません。

 しかし、それは「憲法を守る」かぎりの話であって、天皇が開会式に出席し、「お言葉」なるものを述べるというのは、天皇主権だった戦前の帝国議会の儀式を引き継ぐもので、憲法7条に定められた国事行為にもない、憲法逸脱の行為となっています。私たち日本共産党は、開会式を憲法が定める国民主権の原則にふさわしいものにあらためるよう主張しています。

 そういうわけで、私はこの5年半、今通常国会含めて17回の国会に出席しますが、一度たりとも開会式に出たこともなければ、天皇の「お言葉」なるものも聞いたことがありません。ではどんなことを言うのか・・・私の手元に来る参議院公報には全文掲載されています。

 「本日、第159回国会の開会式に臨み、全国民を代表する皆さんと一同に会することは、私の深く喜びとするところであります。国会が、永年にわたり、国民生活の安定と向上、世界の平和と繁栄のため、たゆみない努力を続けていることを、うれしく思います。ここに、国会が、当面する内外の諸問題に対処するに当たり、国権の最高機関として、その使命を十分に果たし、国民の信託にこたえることを切に希望します」というもの・・・

 日本国憲法は第4条で「天皇は、この憲法の定めるところにより、その国事に関する行為のみを行い、国政に関する権能を有しない」とはっきり書くとともに、第41条で「国会は、国権の最高機関であって、国の唯一の立法機関である」と定めてあるのですから、「国権の最高機関」の議員たるものが、「国政に関する権能を有しない」はずの天皇から「お言葉」をいただき、うやうやしく最敬礼する、これほどおかしなことはありません。
 
 では、私たち日本共産党の国会議員は、この開会式の間は出席せず何をしているか・・・。だいたいは国民の請願デモを受けています。今日も労働組合や民主団体、市民団体のみなさんが、イラク派兵反対、年金改悪反対など156万人分を超える請願署名を携えて、1000人を超えるみなさんが国会請願デモ。私も議員面会所前で請願デモをお迎えしました。

 

photo 日本国憲法前文はその冒頭、「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基づくものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。」と述べていますが、この憲法をもっとも忠実に守っているのが、私たち日本共産党だと自負しています。

 ところが、小泉首相は今日おこなわれた所信表明演説の中で、またもや憲法前文の、私が引用したところの後にある「いずれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって・・・」というところをのみを引用し、「世界の平和のため、苦しんでいる人々や国々のため、困難を乗り越えて行動するのは国家として当然のことであり、そうした姿勢こそが、憲法前文にある『国際社会において名誉ある地位』を実現することにつながる」などとまで言ってのけました。

 戦争放棄と平和主義を高々と掲げた憲法の全文を使って、海外派兵を合理化する・・・これほどの厚顔無恥はありません。

【写真上】国会請願デモの解散地点で、参加者のみなさんにごあいさつ

【写真下】自衛隊のイラク派兵中止を!「国民保護法制」など有事関連法案反対!1・19市民と国会議員の院内集会に参加

 
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