車いす死亡事故の踏切を調査 大阪・天王寺
人の検知機、立体交差化・・・ 安全対策早急に
大阪府大阪市天王寺区茶臼山町にある一ッ家踏切で車いすの女性がはねられ、死亡した事件(17日)で、日本共産党の宮本たけし参院議員は19日、現地で事故の状況などを調査しました。調査には、JR西日本の大阪支社・安全対策室の酒井稔室長代理と国土交通省近畿運輸局鉄道部安全対策課の浜名敏治課長補佐が立ち会いました。
同踏切は、動物園のある天王寺公園と市大附属病院の間に位置しています。大阪環状線のなかで唯一の踏切で、朝のラッシュ時は一時間に最大で47分間遮断される「開かずの踏切」です。長さ約19メートル、幅約4メートル。車両は通行禁止。「死亡事故・多い!」「警報・遮断中横断禁止」の看板で注意を促していますが、立ち往生した場合に備えた赤外線の対人センサーは設置されていません。
踏切を渡りきるのに普通の人の足で10秒ほど。踏切が開いてから、わずか5秒ほどで警報が鳴り出し、7、8秒後には、遮断機が降りることもありました。
宮本議員は、酒井氏から事故の状況の説明を受けて調査。踏切内の線路のすき間に車いすが引っかかる可能性などを指摘したうえで、「人に対する検知機の設置が必要ではないか」とのべるとともに、危険をなくすため、踏切を線路の上か下を通れるようにする立体交差にすることが早急に求められると強調しました。
【写真】車いすの女性が死亡した踏切事故現場を調査する宮本たけし参院議員(中央)=19、大阪市天王寺区
(しんぶん赤旗大阪のページ 2004年3月20付)
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