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夜勤さらに厳しく 10時間勤務 連続4日 仮眠なし

【郵政公社が4日連続の「深夜勤」を導入 新大阪郵便局の「深夜勤」を視察・調査】

photo 日本共産党の宮本たけし参議員は二十七日深夜、新大阪郵便局(此花区)で、深夜労働の現場で「深(ふか)夜勤」の視察・調査を行いました。西日本最大の同郵便局では、職員約六百五十人、ゆうメイト(非常勤職員)約千五百人が働いています。

 小泉内閣が進める郵政事業民営化で、昨年スタートした日本郵政公社は、「勤務時間の見直し」を口実に従来の夜勤制度「新(ニュー)夜勤」をさらに過酷にした「深夜勤」を二月八日から全国の郵便局に導入しました。
 
「新夜勤」の導入前は、「十六勤」制度があり、有給の仮眠時間(約三時間)が保障されていました。

 「新夜勤」は、仮眠を取るために約二時間(無給)の休憩時間がありましたが、導入された当時から健康を破壊すると大問題になりました。導入以降(十年間に)、全国で百人を超える在職死亡者が出ています。郵政労働者から、「深夜勤では体が続かない」と不安と怒りの声が上がっています。

 「深夜勤」は、週四十時間労働で最大四日連続(一日十時間)の勤務。全国三百二十カ所二万人の労働者に影響すると言われています。

 新大阪郵便局で実施された「深夜勤」は、午後十時から翌朝(午前九時)までの十時間勤務(拘束十一時間勤務)を最大で連続四夜、繰り返します。仮眠時間はありません。深夜、食堂は営業せず、弁当を持参する人以外は、パンかカップ麺を自動販売機で購入することしかできません。
 宮本議員は、「新夜勤」導入のときも、二時間の休憩が「まともな睡眠になるか」という議論をしました。超過重労働による「職員の健康への影響が心配です」と強調しました。

 応対した萩原安彦局長は、「慣れない部分もあるかと思いますが、職員は、一生懸命がんばっています」とのべました。


【懇談で郵政労働者が切々と訴え 「深夜勤」は健康を脅かし、家庭生活や社会生活を奪う】

 小泉内閣による郵便事業の「公社化」後の勤務実態を調べるため、日本共産党の宮本たけし参議員は二十八日、大阪市内で、府内各局の郵政労働者と懇談し、要求や不安を聞き、現状を調査しました。

 郵便事業が「公社化」された職場では、「深夜勤」の導入など、勤務状況の改悪だけではなく、非常勤職員(ゆうメイト)の賃下げや郵政宿舎の家賃の五割値上げなど、労働者の待遇を悪化させています。

気力失せ休日も動けない

 新大阪郵便局で働く梶山昇さんは、「あまりにも過酷な過重労働で、精神的に気力がなくなり、休日も体が動かなくなります。夜に仕事をして、昼間に休むので、人としての社会生活や家庭生活もできなくなりました」と話していました。

命が縮まる、殺される・・・

 「定年まで体がもつかどうか」「深夜勤の三日目で頭が『ごおー』と悲鳴を上げる」「こんな勤務していたら、命が縮まる、殺される」「昼間、なんぼ寝ても、夜の睡眠とは違い、疲れがとれない」、非常勤職員からも「賃下げで、もうやってかれへん」と切実な声があがりました。

 宮本議員は、「深夜勤」の導入などによる「服務改悪」は、労働者の健康をむしばむと同時に、国民のための郵政事業を「ずたずた」にしかねないと指摘し、「みなさんの率直な意見を力にして、国会で追及し、郵政職場の改善のために、がんばりたい」と話しました。

【写真】「深夜勤(ふかやきん)」を調査する宮本たけし議員(左)=27日、大阪市此花区・新大阪郵便局

(しんぶん赤旗大阪のページ 2004年3月1日付)

 
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